先週末は、気温急上昇
で春の陽気だったけど、その後急降下
我が名古屋地方では、強風の北風が吹き付ける中、
晴れてた
のがいきなり雨
、それが霙混じり
と見ているうちに、なんと雪

今日からは平年並みに戻るようだけど、
三寒四温というには、変化が激しすぎで付いてけないわぁ

さて、1ヶ月近い日にちが過ぎ、今更なんだけど、

先月行った長崎ツアーの最終日に回った、
お隣の佐賀県の祐徳稲荷神社と有田、そして福岡県の柳川の川下りを
一気にアップ
このツアーの3日間、北九州方面でも雪がチラついて、
朝長崎市内のホテルを出発する時も、一面真っ白

この後、雪
は止んだんだけど、この雪の影響で、高速道路が通行止め
になり、一般道経由で、予定の観光地を回りつつ、
夜発の新幹線に間に合うよう博多駅まで行かなくてはいけなかったので、
バス運転手と添乗員は、刻々と変わる情報に臨機応変してたわ。
まぁ、乗ってる私たちは、お任せで気楽なものだったけどねぇ。

そんなんで、まず最初に向かったのが、佐賀県の祐徳稲荷(ゆうとくいなり)神社
この稲荷神社は、日本三大稲荷の1つ…と謳ってるけど、
実は、三大稲荷は諸説いろいろあるの。
稲荷神社の総社である京都伏見稲荷大社は、当然その筆頭なんだけど、
それ以外としては、
愛知の豊川稲荷、この佐賀の祐徳稲荷神社、茨城の笠間稲荷神社
宮城の竹駒神社、岡山の最上稲荷山妙教寺など、全部で9寺社が名を挙げてる。
ただ、この祐徳稲荷神社、九州では太宰府天満宮についで参拝客が多いみたいね。
小高い山の斜面に、京都清水寺の舞台のように足が組まれた朱塗りの本殿は壮観
楼門も立派で、そこに鎮座する随身もさすが地元らしく有田焼だった
しっかし、本殿に続くこの階段


バスガイドさんは、皆を引き連れてさっさと行ってしまうけど、
前日膝を痛めてる私は、とてもじゃないが上れない

「有料のエレベーターがある」と小耳に挟んで、私はすかさずそちらへ。

300円(往復)掛かったけど、その分おみくじと天然石付きで、
お守り買うと思えば、反ってよかったわ

これより更に上った頂上に奥の院があり、
そこまでは、伏見稲荷大社の千本鳥居のような赤い鳥居が連なるとのことだけど、
膝のことを考えてやめたわ。
その代り、下に戻って、小さいながらも日本庭園があり、
ちょうどその時、
冬牡丹が咲いてるとのことだったので、ちょっと散策

庭としては一番寂しい時期だったけど、ここ春や秋は綺麗だと思うわ。
この後は、昼食を挟んで、有田焼で有名な佐賀県の有田町へ。
そこで町並み散策

ただし、先に述べたように
高速道路不通の分の時間調節で、ここの散策時間が短縮され、
有田焼のお店を何件もゆっくり見て回る時間はなくなっちゃった~
極彩色のは有田焼ってわかるけど、
青色を基調にして描かれてるのって、有田焼なのかこちら地元の瀬戸焼なのか
な~んか区別がつかなくって・・・
瀬戸焼のお雛さまは持ってるので、結局何も買わず終い。
この町並みにある商工会議所と有田陶磁美術館の塀が、トンバイ塀と呼ばれるもの
トンバイ塀は、
登り窯が解体された後のレンガや陶片などの廃材を、赤土で固めた土塀のことで、
有田らしいリサイクルアートとも言えるかな。
こちら
は、陶祖・季参平を祀ってる陶山神社(すえやまじんじゃ)
この神社、
珍百景の神社でね、何と境内(参道)を列車が横切ってる

ただ残念ながら、この急階段見て、ここは参拝諦めたわ。
膝痛めると、神社仏閣巡りってほんとダメねぇ。

この後向かったのが、このツアー最後の観光地・福岡県の柳川・川下り
川下りと言っても、山間の川を下るのではなく、水郷を船で巡るもの。
柳川市は有明海に面してて、
市内そこらじゅうに用水路のような川が流れており、まさに水郷
その中で、柳川城跡の堀をぐるっと回るのを、川下り観光としてるみたい。
この時天気回復して晴れてたけど
この寒い中、吹きっ晒しの船に
乗るの
って思ったら、 何と冬はこたつ船だったわ~
写真の船の中央、横に長く 赤白柄のこたつ布団が掛かってる
のが分かるかしら
私たちが乗った船の船頭さん、 面白くて、歌
が上手くてねぇ
周りは町中で、木々も枯枝状態、
決して景色は良くなかったけど、
楽しい時間だったわ。

あとは、回復した高速道路走って

無事博多駅へ。
博多駅では乗車まで1時間以上時間が空いて、フリータイムとなったけど、
事前に新幹線内で食べる夕食のお弁当
も予約してあったので、博多ラーメン
を食べる訳にもいかず、
考えてみたら、3日間一度もまともなケーキや和菓子、食べてなかったわ。
定刻通り19:28発で、のぞみ
は名古屋へと向かったけど、その日名古屋でも雪
が舞ってたというから、関ケ原付近ヤバいかも~と思ったら、案の定、その区間徐行運転となり、
到着が予定より10分遅れの23時着
私はまだ、乗り換え電車の本数があったのでいいけど、
JR中央線多治見方面へは問題で、
終電の発車時間を遅らせ、それに乗車予定のお客を車内移動させるなどしてたわ。
今回、手荷物
増やしたくなくて、土産は最低限のカステラだけ
おかげで、どのショップも覗かず終いで、
あまりにも寂しかったかなぁと、ちょっと後悔よ。

長崎の旅話、最後まで長々とお付き合いいただき、
本当にありがとうございました~ 
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