猫と紫陽花のブローチ


このブログを始めた頃は、クラフト系の1日体験教室に通うのが趣味で、
かなりいろいろな体験物を作りに行ってた。
(詳しくは、「物作り体験教室」のカテゴリーを見てね)


でも、押し花パーチメントクラフト教室の定期教室に通うようになり、
(押し花は1年程前からお休み中)
6年前頃からは、あま市の七宝焼きアートヴィレッジ
月替わりの七宝焼き特別体験教室に足繁く通うようになって、
他の体験に行くことは滅多になくなったかな。


その七宝焼きも、内容(作る作品)によってはアートヴィレッジには行かず、
最近では津島市の体験教室まで足を延ばすことも。


今日ご紹介するのは、
その津島の教室で4月末に作ってきた「猫のブローチ」と
アートヴィレッジの6月の作品「紫陽花のブローチ」の2点


正直言って、どちらの作品も今一つ・・・で、
ご紹介するほどのものでもないけど、記録としてアップ



まずは、猫の制作過程

大きさは、縦4.5㎝×横3㎝





七宝焼きの釉薬は、色ガラスの粉を水とにかわで溶いたもの。


ここの教室では、不透明のものより透明のもの(焼くと透けるもの)を
使うことが圧倒的に多く、
土台となる銅板に直接盛って焼くと、銅板の色が透けて見えるため、
淡い色の釉薬の場合、その本来のガラス色ではなく、ミックスした色になるわ。


上の作品の「るり色」が一番のその例で、
白地の上に盛って焼くと、綺麗な水色なんだけど、
銅板に直接盛ると、「グレー」の色に見えるとか。


実は、黒猫
か白猫(不透明の白を使用)を作る人が圧倒的なところ、
私はまたもやそれに逆らって・・・ははは
物は試しでグレー猫を狙ったけど、銅板の色が勝ってて、
これじゃ、実在のグレー猫の「グレー」じゃないよねぇ。。。


釉薬の盛る厚みの微妙さが、難しい~




その出来上がりは、後でまとめてお見せするとして、
もう1つの紫陽花のブローチの制作過程を

大きさは、直径5㎝の正円





こちらは何の技術もデザインも関係なく、
ただひたすら、細かく精密に色分けして釉薬を盛っただけ。


配色は自由で、青系の紫陽花でまとめるのも1つの手だったけど、
私は、るり色を再び使って、ピンク~紫系でまとめてみることにしたわ。


ちなみに、「水色」と表示の釉薬が「青緑」よ



こうして出来上がったのがこちら




猫のブローチは、色については先に述べた通りだけど、
今回お初だった極細の銀線の加工

ピンセットで格闘しつつも、♡の形は何とか出来たけど、(1つが3~4㎜)

の大きさ・配置のバランスにドジって、
な~んか締まりのない、全然センスのない作品になっちゃったぁ~



紫陽花のブローチは、現実の紫陽花の色とはちょっとかけ離れてて、
私が思い描く紫陽花とは違うけど、
「花のブローチ」としての色のまとまりは、良いかもね


これ、本来はブローチのところを、帯留に変更と考えたけど、
ちょっと大きさが不釣り合いに思えて、どちらにするか思案中よ。

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Comments 10

dicila

No title

ぷっくり猫ちゃんでかわいいです。銀線で、3、4㎜のハート、細か~い。まさに出来上がりを想像しながらでないと作れませんね
難しそう。

日向人

No title

はまり込んでますね!出来上がりを想像しながら作るのもワクワク感があって楽しいですね。
まさに世界に一つの手作りブローチ素敵です!!

*けい*

No title

こんにちは、ふたつのブローチ素敵に出来上がりましたね
今回も青々さんらしくみんなと違ってるんですね^^
紫陽花の方は存在感ありますね

紫陽花の涼やかな背景もとっても素敵です

Garden

No title

作品の素晴らしさもさることながら
詳細な工程をちゃんと記録してあるのが 青々さんらしいな~。
不器用な私だと 造るのにいっぱいいっぱいで
終わったら全部忘れてそう(笑)

華やかなお花のブローチ素敵です。
今年は空梅雨で せっかく紫陽花が咲いても
6月らしさがないのが残念です。

mokkoubara

No title

銀線の加工、きれいに形ができていますね。
3,4㎜は大変そう~。
猫のブローチ、私は後姿を想像してなんとも雰囲気があるなあって勝手に思っちゃった。
グレーで濃淡が出ていていい感じです。
アジサイの花色は焼く前とは違うのでびっくり。
でも、落ち着いた色合いになりながらも少し華やかさもあって素敵ですね。

青々

No title

> dicilaさま
極細の銀線での♡作りは、4つ大きさを揃えるのに必死で、
どこにどう配置するかは二の次というか頭から吹っ飛んでた。
出来たとこ勝負で作っててはダメねぇ~(笑)

青々

No title

> 日向人さま
七宝焼き、ほんとすっかりハマってる(笑)
本当は定期教室に通うといいのだろうけど、
入会金や月謝制で、毎月決められた日に通うとなるとねぇ、
自由参加の体験教室がお気楽でいいわ。
体験教室とはいえ奥が深い(笑) ナイス!ありがとう

青々

No title

> *けい*さま
折角何度も体験教室行ってるから、安全策よりは物は試しのチャレンジ精神♪
で、失敗・後悔してお蔵入りになるのだわぁ(笑)
この紫陽花はぜひ帯留にしたかったけど、いくら図体のデカい私でも、
直径5㎝は大きすぎたわ、残念! ナイス!ありがとう
背景の紫陽花絵は、昨年の使い回し~(^^;

青々

No title

> Gardenさま
その都度写真撮るのは、もう癖になっちゃって。
でも、メモは何もしてないから、ブログアップの時に思い出しながらよ(笑)
Gardenさんが作るとしたら、結構こだわりそう♪
我が家のベランダの紫陽花は、どのみち雨には当たらないから関係なく、
着物を着て通う身にとっては、空梅雨がすごく嬉しいけど、
季節の写真を撮る人にとっては、やはり寂しいのね。

青々

No title

> mokkoubaraさま
3㎜の♡は、もう摘まんで持つだけでも大変!
正直言って、🍀の形になってなかった人もちらほらよ(笑)
猫の後姿! なるほど~ なら尻尾を描かなきゃね♪
紫陽花の方、焼き上がったの見て
「ピンクがくどっ! 入れなきゃよかった」と私が言ったら、
先生に「ピンクが無かったら地味過ぎ! 映えないわよ」と言われたわ。
もっこうばらさんの言う通りね。