13日(火)~15日(木)と20℃を越え、まさに春の陽気

その後15℃以下に戻って、少々肌寒くも思ったけど、
我が名古屋地方の3月の平均最高気温は13.9℃だから、これが平年並みなのね。
その暖かかった3日間、連日着物
着て出かけてて、道中着をやめて
長羽織にしたんだけど、もう暑くって。

透け感のある単衣のコート(レース地など)にすべきだったな
周りの皆は、もう帯付き姿(羽織るものなしの姿)で歩いてたわ。
その中日が、着付教室の生徒さんたちと、徳川園での食事会だったの。
徳川園には、何度か行ってて、このブログにも度々登場してるけど、
名のとおり、尾張徳川家の邸宅跡で、池泉回遊式庭園日本庭園
それに隣接して、国宝・源氏物語絵巻を所蔵する徳川美術館
毎年この時期は「
尾張徳川家の雛まつり」と題して歴代の雛人形
が展示されてるわ(今回併設して「ひなを楽しむ~旧家のひな飾り」も展示、共に4月8日まで)
その展示は今年が31回めだけど、私20数年ぶりに見たかな。
入館料1400円
その展示はもちろん


なので、その展示品写真を見たい方は、
その入り口にあった、修理をした「享保雛」は
だったのでそちらをアップ
他の展示のもだけど、何か顔が怖い~ そう思うのは私だけ
この展示を見た後、敷地内・美術館に隣接する日本料理の「宝善亭」にて、
この時期ならではの
「雛御膳」を

桃の節句3月3日はとうに終わってるけど、
展示最終日4月8日までは、ランチはこれに限定なのよ
献立表が凄い達筆・・・

この宝善亭に飾られてた、立ち姿の衣装雛・親王飾り
これ見て、生徒の一人(50代)が重ね着の枚数を数えて、
「どうして12枚着てないのに、十二単って言うの

」って聞いてきた。
そっか、大の大人でもこういう質問するのね、と改めて思ったわ。

単(ひとえ)・打衣(うちぎぬ)・五つ衣・表着(うわぎ)・唐衣(からぎぬ)
一般的なの数えたら7枚だものね。

おまけに、留袖の「比翼仕立て」を知ってるからこその質問で、
「十二単は、衿と裾と袖口だけ重ねてあるの

」って、、、ははは
本物の十二単は、各衣が袷仕立てのを1枚1枚重ねて着るのよ。
脇の下なんてその重ねのせいで厚みが出て、腕が嫌でも八の字になるわ。
私、30年近く前に、本物の十二単の試着経験有りよ

さて、話戻して、食後には庭園散策

この徳川園、まだまだ寒々しい景色だけど、
この日は最高気温22.7℃、晴天
の日差しが強くて日傘が欲しいぐらいだった。
遅ればせながら、梅がちょうど見頃だったかな。
ちょうど、花嫁のロケーション撮影してたわ。
オウバイは「黄梅」と書くけど、梅の仲間ではなく、
キク類モクセイ科の半つる性落葉低木だそう
八重咲きの十月桜(秋~冬・早春に咲く)である子福桜に
色鮮やかな鳥・
ジョウビタキを見つけて、望遠でパチリ

背景ボケてるけど、これマンションで青空でないのが、ちょっと残念

(徳川園は住宅街の街中になるの)
散策後、敷地内の和カフェ「
蘇山荘」でティータイム

この純和風家屋は、昭和12年の汎太平洋博覧会の迎賓館を移築したものだとか。
和室や縁側の仕切りを無くして、ソファやテーブル・イスを並べ、
和の庭眺めて、ゆったりとお茶
の雰囲気は凄くいいのだけど、
いくら畳ではなくても、和室に着物で草履履いたままって、
私はすっごく抵抗感じたけどなぁ。

私の長羽織姿の写真は撮ってないけど、
着物を着てきた生徒2名の姿をこっそり撮影
(最後の写真
)
このお二人は、習い始めて2年半、本科・準師範・師範・高等師範科と終って、
来週から、最終過程のきもの専科に進級よ
No title