このブログ記事の題名にも書いた「テッシュケース」
これは、透明アクリル製で、元は押し花の教材
7年前、押し花を習い始めて間もない頃に作った作品が
こちら
ケースの表面に押し花
を並べて、透明フィルムで貼り付けただけなので、3,4年も過ぎれば変色・脱色は致し方なく、今や見るも無残
もう一度押し花で作り直そうと思ってるうちに、押し花教室やめちゃったし…

なら、代わりにパーチメントクラフトで作ろう
と思い立ったわけ
ちょっと上品なレース生地を被せたようなのにしたいなぁと、
レース柄をPC
でいろいろ検索
探し出した画像を、ケースの四方ぐるっと一周連続柄になるよう、
修正加工して図案(下絵)を作ったの。
パーチメントクラフトの図案集はいろいろあるけど、
私は独自で図案起こす方が圧倒的に多いかな。 オリジナル好き
一般的な方法だと、この図案を白インクでトレース
もしくは、白鉛筆で下書きしてから、それをエンボスペンでなぞるのだけど、
私は、この図案の上にカラーペーパーを載せ、
エンボス用ペンで直接なぞって、紙裏に模様をエンボスで浮き上がらせたの。
カラーペーパーの、発色の悪い紙裏をわざと表として使用し、
エンボスすると白く浮き出ることを利用したの。
それがこちら(上段)
(図案逆さまに写してます)
上の枠線のレース柄に手を加えて出来上がったのがこちら(下段)

上部の亀甲模様は、エンボス用プラ板のプレート
を使ったもの。
ごく浅く溝が彫られてて、
そこに紙を載せ細丸ペンでなぞると、模様が浮き出るの。
1つ1つ定規で線を引かなくても、規則正しく正確に大量に描けるのが利点

ただねぇ、B6サイズに大小2柄これ1枚で
1700円もするの

だから、今回は先生のを借りて済ませちゃった

今後も頻繁に使うならだけど、それは未定となると、そう簡単には買えないわ
スティップリング加工は、以前バラの花でご紹介したけど、
裏側から針ペンでトントン…と打ち、点描のようにエンボス加工したもの
刺繍レース(ケミカルレース)のような質感を出したくて、
この加工にしたけど、どうだろ

ただね、これ気の遠くなるような作業で、
肩は凝るわ、目は疲れるわ、、、
4面のうち1面さえ完成しないうちに、後悔して放り出したくなったわ

でも、変更して1から作り直してる時間はないし、
このグリーンのペーパーは、在庫がA4サイズ2枚しかなくて、
側面4枚と天板1枚を取るのにぎりぎり、失敗は許されない状況だったのよ
この5面のパーツに、それぞれ裏打ちとして、白のポリプロピレンの板をカット

100均のA4クリアファイルの表紙を利用よ

これを、ケースにセットして完成したのがこれ

立体感のあるレースっぽく見えるかな

本当を言うと、最初は、
いつもの白紙で細かくくり抜いて、文字通りのペーパーレースを作り、
カラー板の上に重ねるつもりだったの
でも、図案が細かすぎて切り抜きは至難だし、
チュールレースの亀甲模様部分はどうするか、、、と考えてこうなったわ

この天板の亀甲模様をエンボスしてる時に、
一部ミスって紙の裏表を間違えてなぞり直したら、色ムラ作っちゃうし、
プレートがずれて線が二重になっちゃうし・・・

遠目に見れば、それほどわからないけど、
この部分を隠すのに今ちょっと思案中、それ完成したら追記するわね。
No title