赤塚シャクナゲガーデン・ピックアップ


前記事でご紹介した三重県津市にある赤塚シャクナゲガーデン

文字通りシャクナゲをメインにしたガーデンで、それが咲く期間だけの限定開園



シャクナゲ(石楠花)は、ツツジ科の低木で、4月上旬から5月にかけて、
10数輪の花がまとまったくす玉状の豪華な花を咲かせる。

ただし、一般には低木だけど、中には高木の大株に育つものも。


花色は、赤・ピンク・青紫・白・黄色と非常に多彩で、
華やかで気品あふれるその姿から「花木の女王」と呼ばれ、
欧米ではバラと並び、最も人気のある花木だそうな。


19世紀の中頃、中国から西欧へ原種が伝わり、
それから品種改良をして数多くの西洋シャクナゲが生まれた。

シャクナゲの原種は高山に自生して、日本の夏の暑さには弱いけど、
その西洋シャクナゲや屋久島シャクナゲを親株として交配が進み、
園芸品種として今では耐暑性の強いのも多く、一般の庭や公園に植えられてるわ。



この赤塚シャクナゲガーデンでは、
西洋のもの・品種改良したオリジナルのものなど約200種が植えられてて、
私が訪れた先週末は、4月上旬・中旬咲きのものが見頃だったかな。


その中から、いくつかをピックアップしてご紹介


まずは、このガーデン一押しの「ウェディングブーケ」と名付けられたものから。

蕾から咲き進んだものまで、ピンクのグラデーションがすっごく綺麗で、
薄ピンクがかった白花の咲き姿が、まさに名前のごとくなの。





白花は、この時期ちょっと咲いてるのが少なかったかな。




黄色のシャクナゲは、珍しいかも。





薄ピンク系から濃ピンク・赤までは一気に行きま~す

正直言って、濃ピンクは沢山品種があり過ぎて、載せるのはほんの一部
ラベルがなきゃ~もう区別なんてつかない










ちょっと変わり種で、紫系のシャクナゲ




この青味のピンク紫色、ツツジには多そうだけど、
以外にもシャクナゲには少なかった。


よ~く見てみると、
花色だけではなく、蕊の本数や色、ブロッチ(斑点)の濃淡、花の付き方、
更に葉の色や艶なども違うらしいのだけど、
もうそこまでは、私には分かんないわ~

園芸家はそこにこだわって交配・品種改良を繰り返すから、
バラや花菖蒲のように、多彩な品種と名前が存在するのでしょうね。



最後におまけ 望遠でパチリと拝借しちゃった~

シニアご夫婦が連れてたワンちゃん
撮影用に籐のバックもしっかりとご持参されてたよ~




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Comments 4

*けい*

No title

こんばんは、しゃくなげって本当に華やかですね~!
ご近所の保育園に高木の大株があって、何の木だろと思ったことがありました。
先日行った横浜のマンションでは外構にしゃくなげが使われていました。
わが家にはありませんがちょっと欲しくなりました。

最後のおまけ、モデル犬のようですね~カメラ目線の笑顔が可愛いです^^

日向人

No title

こんばんは

シャクナゲにもこんなに種類があるなんて知なかったです。
シャクナゲガーデンだけあってほとんどの種類が
揃っているのでしょうね。
最後の3枚は見たことのない色形かもー
ワンちゃんはまるでヌイグルミのようね。

青々

No title

> *けい*さま
シャクナゲって今まであまり気に留めて無くて、
2mを越える高木になるのもあるなんて思いもしなかった。
今までだったら、それ見てシャクナゲだなんて絶対気づかなかったと思う。
このワンちゃん、慣れてるのか、ささっとポーズ決めてるの。
このご夫婦にわからないように、離れた所から望遠で撮ったのだけど、
思わぬカメラ目線が撮れたよ~♪

青々

No title

> 日向人さま
西洋シャクナゲも合わせると、世界には5000種もあるそうよ。
それに比べたら、ここは一部なんだろうけど、
これだけの数あれば、日本有数のシャクナゲ園と自負してるのも頷けた。
紫系は珍しいよね。 他にも数種あったけど、残念ながら咲いてなかった。
このワンちゃん、手入れも躾も行き届いてて、皆が振り返ってたわ。