例年、どんなに猛暑であろうと残暑が長引こうと、
彼岸花は、その名の通りお彼岸(9月23日)には咲いてたのに、
我が家のプランター植えの彼岸花は、今年は大幅に遅れ、25日に1番花
続いて昨日、黄色の彼岸花と薄ピンクの彼岸花も咲き始めたけど、
綺麗に咲き揃ったら、改めて紹介したいと思うわ。
さて、本題
皆さんは、「加賀のゆびぬき」ってご存じ
裁縫道具の1つであるゆびぬきを、
加賀友禅のお針子たちが、余った絹糸や布や真綿で作ったのが始まりだとか。
表面を絹糸で飾り刺繍をするって点は、伝統工芸の手まりに似てるかな。
今回、ヴォーグ学園名古屋校の秋の1day教室に「加賀のゆびぬき」があったので、
それに参加してみた
昔、手まりの体験教室は、どこでだったか一度受けたことがあり、
その体験は、基礎の玉は事前に用意されたものだったけど、
飾り刺繍(基本的な菊模様)は、あらかた講座の時間内で仕上げたのよ。
今回のゆびぬきは手まりより小さいから、同じく時間内に出来るだろうと思ってたら、
用意されてたのは、9割がた出来上がってて、最後の一部を体験というもの。
だから、初め見た時は、えっ
もう、模様が出来ちゃってるじゃない…と内心がっくり
でもやってみたら、ははは、とても2時間半で出来る代物ではなかったわ
用意されてたのがこちら
今回は体験用のミニサイズで、実際のゆびぬきとしては使用不可
完成~
この1day講座を受けたのは、私より若い方から80代の方まで、全部で6名
私は幸い、最初先生に見てもらっただけで問題なく完成して時間が余ったけど、
予想外に途中でやり直してる人が多く、この10本分だけで時間いっぱい。
こういう実技物は、ワンツーマンで教えてもらわないと、なかなか進まず、
通常の定期教室も同時進行してて、先生一人で10名に対応してるのだから、なおさら。
9割方出来上がったのが用意されてたのが、よ~く理解出来たわ。
ちなみに、この輪っかの土台も,本来は全部自分で作るのだそうで、
厚紙(官製はがき)を細長く切ったものを何重にか巻き、
その上に真綿を巻き、表面を和紙で包むのだそう。
ただね、これを作り始めた最初は、
この小さな輪っかを支え持つ左手に、変な力が入っちゃって、
指が反り返って引きつりそうになったのよね。
慣れたら、そうでなくなったけど。
ここ最近、ガーデニング中やパーチメントでもこれが起きてて、要注意だなぁ
この「加賀のゆびぬき」にはいろいろな模様があり、
オリジナルを図案で描き起こして作る場合もあるのだとか。
先生が用意してみえた色とりどりの見本を、写真に撮らせてもらったので、
ここで、ずら~っとご紹介
これ全部、糸の交差だけで模様が浮き出てるの
さて、あなたはどれがお好みかな~
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