先週末は、我が名古屋地方も最高気温が10℃を下回り、晩秋から一気に真冬になったけど、
昨日からは15℃を上回って、11月並みに逆戻り
目まぐるしく変わって、体温調節が難しい。
昨年の秋に油断したら、「足の冷え」が祟って異常な足のむくみと膝痛に悩まされ、
春過ぎまで、しゃがむことも出来ず、階段の昇り降りも一段ずつの状態
夏になって幾分良くなったけど、
また冬が来て再びあぁなるかも…と思うと、ぞっとする。
まぁ、日頃の運動不足がいけないのは、重々分かってはいるのだけど、
生まれながらに出不精でデスクワークが好きな私、どうしたものか。
(デスクワークと言っても、仕事ではなく単なる趣味だけどね。)
その趣味のパーチメントクラフト
前記事でちらりと書いた、制作中という5連の作品、
完成してから載せるには、いつになるかわからないので、途中経過をアップ
何を作ってるかは、本当は完成まで隠して部分的ご紹介とも思ったけど、
写真撮影上どうせバレるだろうから、先に明記するわ。
前にご紹介した「着物型カード
」は、人に贈ってしまって手元には何も残ってない。
で、着物好きで、25年以上着付教室に携わってきた私としては、
自分にも残したいなぁ、何か集大成みたいなものが作りたいなぁと思った訳。
作品展の予定はまだないのだけど、きちんとしたものとなると額作品
我が家で飾る場所を考えると、
玄関ロビー(ロビーっていうほど広くないけど)の幅約35㎝の縦長スペースが一番で、
昔に作った作品(こちら)のような縦長額をさらに長くしたものになるかな。
その縦長額の中に、着物型カードみたいなのを縦に4~5個並べようかと。
4~5個で、まず思い付いたのは、春夏秋冬の4柄を描いた連作
でも、それって在り来たりで、着物に携わってた者として一工夫したい。
で、思い付いたのが「着物の種類」
着物の格(正装から普段着)を考えて、黒留袖・振袖・訪問着・小紋・紬の5つの着物型。
飾れる額の大きさから逆算して、着物型1つの幅は14㎝弱で、
本物の着物をそのまま縮小した柄付けは、とても描けないので、イメージ柄で。
PCで着物柄検索しまくって、画像加工ソフトで図案を制作、プリントアウト
その1つがこちら
黒留袖向きに正倉院文様、宝相華(ほうそうげ)とも呼ばれる柄 (色は金彩にするつもりだったので、図案の色は無視ね)
黒留袖なので、今回使用したのは黒のカラー用紙
このカラー用紙は、通常のパーチメント用紙(厚手のトレーシングペーパー)より薄く、
トレース台を使えば、透かして見ることは出来るけど、
代わりに、力を入れてエンボス加工すると紙が破れるという欠点があるわ。
トレース台は、2~3年前に購入したものの、使ったのはこれでようやく2回目
これ、明るさ調節できないタイプだったけど、
ちょっとした図案を写す程度のド素人には問題なし。
クラフトフェアの会場でパーチメント用具の卸業者から、3980円で買ったのだけど、
マンガやイラストを描く人が、こういうトレース台をよく使ってるそうで、
先程ネット検索したら、同様のものが2000円前後で出てた。。。それも、3段かいの調光付き
ええぇ~~~~それはないよ~~
私、ぼったくられたの

さて、話を戻して、
これで図案を写したものに、前記事でご紹介した金銀の顔彩などで彩色
ようやく金6色セットがお役立ちよ~
この色塗りが、滅茶苦茶楽しかった

パーチメント自体が細かな作業で、そういう細かなことが好きなのは確かだったけど、
私、絵付師になるべきだったと思っちゃったわ。
こういう色塗り重視のものは、
パーチメントクラフトの作品としては、ちょっと路線が外れてるかもだけど、
5つの中に1つぐらいこういうのも有りかなと、自己判断
続けて、小紋と紬の着物型もご紹介と思ってたけど、
記事がちょ~っと長くなってしまったので、記事分けま~す。 続く
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