8日(水)に出かけた初詣のバスツアーの続きいきま~す
もう一話お付き合いくださいませ。
蒲郡でイチゴ
狩りをした後、最終目的地の豊川稲荷へ
「豊川稲荷」という名は、通称の呼び名であって、
正式名称は「円福山 豊川閣 妙厳寺(みょうごんじ)」
創建は1441年だそう。
日本三大稲荷の1つに数えられてるけど、
正式名称からお察しのように、ここは神社ではなく曹洞宗のお寺
ここに祀られてるのは稲荷神ではなく、
「ダキニ天」というインド仏教に出てくる、白狐に乘り稲穂をかついでる女神さまなの
(このお寺では、豊川ダ(口遍に乇)枳尼真天という)
「狐と稲穂」が稲荷神と共通し、明治以前の神仏混合の影響もあって、
豊川稲荷と呼ばれるようになったみたい
明治の寺社分離令によって、一時は豊川稲荷と呼ばなくなったそうだけど、
昭和にはこの呼び名に戻ってた。
で、お寺にもかかわらず境内には、
このダキニ天を祀る本殿への参道に、大きな石の一の鳥居と二の鳥居が建ってるの。
境内の入り口・総門には、歳神様を迎える立派な門松が立ってたし…
歳神様って本来は神道だと思うけど、これも神仏混合
まぁ、宗教にとらわれない曖昧さが日本人らしいと言えるのかも
こちらの写真だけは、朝日新聞デジタルからお借りしました。(撮り忘れたので)
お寺なのに、本殿の前にも当然のように、狛犬ならぬ狛狐
伏見稲荷大社にもいろいろな形をした狐がいたけど、(伏見稲荷の記事はこちら) この狐、な~んか狐らしくないというか、こんな耳の形(向き)した狐って有り
この本殿にお参り
するのに、 いくら鳥居があっても神社ではないのだから、当然「二礼二拍手」はしなかったけど、
後日調べたら、ここ特有の作法があるそう(転載)
写真
の両柱の文字に注目よ
1.手水舎にて、手を洗い口をすすぎ衣服を整え姿勢を正します。
2.合掌し「帰命頂礼(又は南無)豊川ダ枳尼眞天(キミョウチョウライトヨカワダキニシンテン)」と唱えて拝礼します。
3.上記の2を3回繰り返します。
4.「尸羅婆陀尼黎吽娑婆訶(オンシラバッタニリウンソワカ)」と21回(7回でも可)唱えます。
5.願いを込めて黙想・祈念します
6.上記の2を3回繰り返して終了です。
ここで分かりやすいように、境内の案内図を載せておくわね。(右側が北)
実は、この妙厳寺のご本尊は、このダキニ天ではなく千手観音
この本殿とは別に、ちゃんと立派な法堂(はっとう・本堂のこと)があり、
そこに収められ、建物前に拝所もあったそうなのだけど、
2016年に鉄筋2階建ての瑞祥殿と呼ばれる建物に建て替わり、
その建物の前には拝所はなく、
HPを見ても、この建物の説明や千手観音の説明は、どこにもないのよ
さて、本殿参拝後は、境内を散策、目指すは一番奥にある「霊狐塚」
そこへの道の端には、「千本幟」がずら~っと立ってた。
伏見稲荷の千本鳥居の代わりみたいにも思えたわ。
霊狐塚(れいこづか)
祈願成就のお礼として信者が奉納した大小沢山の狐さんが祀られており、
その数は1千体を越えるとか。
パノラマ撮影で
これ
もっと大きな画像で載せてるのだけど、 クリックしてもPCの画面以上の大きさにはなってくれない~~
Yahooと勝手が違い、FC2のその仕様が未だによくわからん。。。
ここは、まさにパワースポットなんだろうけど、
私は何か不気味に思えて仕方がなかった。
これ人気がなかったり、夜だったら、私絶対ここに居られない~
この狐たちの前に、ちょっと変わった岩が祀られてて、
何人かの人が、へばりつくようにして、その岩の隙間をほじくってたの
何してるのかと思ったら、
この岩の隙間には、ここを訪れた人がいれた硬貨があり、
それを木の枝などで取り出せるとお金持ちになると、言われてるそうな。
その硬貨を御守にして、一年後にお金が儲かったら、
お礼として、その何倍かの硬貨をこの岩の隙間に隠しに来るとよいらしいわよ。
この他、境内にあった建物をいくつか写真でまとめてご紹介
最後に余談
「稲荷ずし」はこの豊川稲荷が発祥という説なので、(諸説あり)
この門前のお店で買って帰ろうと思ってたら、列を作って並んでて、
バスの集合時間に間に合いそうもなく諦めた。 うぅ~残念だった~
また、このツアーには、紅ズワイガニ1杯がお土産となってたのだけど、
期待外れで、出汁とりにしかならないような小ぶりな蟹だったわ。
最後まで読んでくださってありがとうございました
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こんばんは