暑さが苦手な私、こんなに急いで夏来なくていいから
10月まで残暑が続く名古屋地方、半年も夏日だなんて、たまんないわよ。
さて、パーチメントクラフトの作品「着物型5連額」の「振袖」の制作過程ご紹介、
続き行きま~す
八重桜パーツに続いて、菊パーツの制作
「元画」から菊部分を、白とゴールドのボールペンでトレースしたものは、
それに彩色していくのだけど、
葉の部分は、桜の時と同じように、
紙の裏側にドルソ(パーチメント用パステル)で、色をぼかしながら着色
しかし、花弁の部分は、いろいろ試した結果、
紙の表側に、白の輪郭線を避けて、色鉛筆で塗ることにしたわ
葉と同じように、裏側からパステルで塗ると、
着物の友禅染めのように、白ラインが際立っていいのだけど、
トレーシングペーパーは、裏側の色を透かすという特徴の反面、
擦ると、つまりエンボス加工をすると白くなるという性質があって、
パステルで塗っても、そこにエンボス加工をすると、白さが勝って色が消えちゃうの。
葉部分は、エンボス加工不要だからいいけど、
花部分は、エンボス加工で膨らみ(立体感)出したいから、思案どころよ。
で、色鉛筆で彩色したのがこちら
黒紙を当てた場合と白紙を当てた場合
毬部分は、元画とは変えて、パーチメントらしさが出るものにしたわ
透かし具合については、後日講師と相談(こういう時教室が休みだと不便ね)
桐の花の葉の白部分は迷って、結局エンボス加工にしたのだけど、
輪郭と葉脈を色鉛筆で後から描くのではなく、最初にカラーインクで描くべきだったぁ~
菊の花の残り部分をエンボス加工で白くするか迷ったけど、
実際の振袖の金銀刺繍を想像して、銀の絵の具で塗ることに。
塗った後にエンボス加工をすると、白金のように光るわ
色鉛筆で塗った菊の花もエンボス加工で膨らみを出したけど、
写真では分かりにくいわね。
この後、八重桜パーツもこの菊パーツも、白紙を裏打ちして、
パーツごとに輪郭線のギリギリ外側をカットすることになるのだけど、
普通の紙に比べて、厚手のトレーシングペーパーは硬くって、
カッターで切るのにも一苦労、指が痛くて腱鞘炎になりそうよ
でもそのカットの前に、背景となる継ぎ模様の着物型を完成させる方が、先ね
只今、その制作途中で放り出してあるの、頑張らねば。
まだ完成は遠しだわ~~~