パーチメント作品展のお知らせと黒レース風作品

コロナのニュースは毎日絶えず、
我が名古屋市はついに150名を超え、今にも過去最高記録に届きそう

市内の全高齢者(65歳以上・約60万人)にワクチン接種のクーポンは届いたけど、
集団接種会場(区役所や小学校を利用)の予約に、
コールセンターは連日パンク、ネットもいっぱいで、区役所にまで押しかける始末

昨日の時点で5・6月接種予約分はほとんど埋まり、
4分の3近い高齢者が、7月の予約待ちもしくは日程未定の個別接種待ちだとか。

こんなんで、一般市民の私が接種出来るのはいつになるのだろう・・・


もう1つ、「飛鳥Ⅱで感染者が出て、クルーズを中止して横浜港に戻る」というニュース

クルーズ好きには聞き捨てならない話で、
昨年のプリンセス・ダイヤモンド号のような、コロナ感染初期のお粗末な対応ではないから、
大事にはならないと思うけど、
それにしても、この時期にクルーズツアーに参加するという気がしれない。

私も懲りずに再び客船に乗りたいとは考えてるけど、コロナが治まるまでは我慢よ


もっとも、飛鳥Ⅱも3月に乗組員の感染者が出て、クルーズを中止してた期間もあり、
神戸港発のクルーズは兵庫県が宣言対象になって中止
同じく豪華客船と言われるぱしひぃっくびーなすも、4月下旬に乗組員の感染者が出て、
GWのツアーは皆中止、6月も最少催行人数に達せず中止のツアーもあるそうな。



さて、コロナ関連の話が長くなり、ごめんなさい。

こんなコロナ状況下で、作品展の話をするのも、大変ひんしゅくものかもしれないけど、
1ヶ月後は少しは良くなってることを祈って、一様お知らせ


パーチメントクラフト教室合同作品展
5月25日(火)~30日(日) 稲沢市の荻須記念美術館にて。

前々からパーチメントの記事で話してたけど、案内ハガキがようやく手元に到着したわ

DSC01102.jpg

DSC01100.jpg


今回3年ぶりということで、私の出展作品は張り切って、額作品が4点
ほかに、合同作品1点+αを予定


昨年制作途中を載せてた5種類の着物型の作品
伸びに伸びて只今額装に出てて、展示会当日までどんな形に仕上がったのか見れません。。。
(額屋さんがまとめて搬入するそう)

作った作品全部を個別注文の額装に出してたら、とんでもない出費になるので、
他は既製の額を利用


その1つは、以前ご紹介した宝相華文様の八角額(その記事・写真はこちら


2つ目は、実は着物作品より前に作ってたけど、途中でな~んか気に入らなくて放置してた作品
額も既に用意してあったので、折角だからと、それを仕上げて出すことに。
完成したら、記事アップするわね


3つ目は、2月に制作途中を載せてたこちら黒レース風作品
あの後、せっせと穴あけをし、その穴に✂の刃先を突っ込んで、ひたすらチョキチョキ
全部くり抜いたわよ


パーチメントは白を基調に作ることが多く、くり抜きを引き立たせるために、
黒や濃紺などの濃色を背景にすることが多いけど、、、

今回、黒基調のこれは、黒背景に置いてみると、
カットしたザギザギはよく分かるものの、本体と背景の区別がつかず、黒レースに見えない💦

ブログ 4月30日その1


背景変えて、レインボーの紙に重ねてみると、

ブログ 4月30日その2


これはこれで悪くないのだけど、「透け透けのレース感」を一番に出したくて、
いっそ、背景を透明にしてしまおうかと思い付いた。

いわゆる、アクリル板2枚で挟む方法

一般に多いアクリルフレームはこんな感じ

ブログ 4月30日その5

ただ、このタイプだと、外枠(額縁)が無くて作品としての締まりがなく、
また、A4作品を入れると、周りの余白(透け部分)が3㎝ぐらいしかない

クリアボックスだと、大きさは大丈夫で外枠も付くけど、今回の作品は厚みが不要


で、アクリルで額縁付きのA3サイズを探したところ、
ヒットしたのは、北欧ブランド「MOEBE(ムーベ)」のこちらが唯一だった

ブログ 4月30日その3


これだと、ホストカードサイズ~A2サイズまであり、
フレームの色も、ウッド・白・黒・パステルカラーいろいろとある。

ただし、アクリルフレームやクリアボックスに比べてお値段2~3倍、結構お高い

でも、これならきっと作品が映える かつ、作品展会場で異色で面白い🎵

ということで、講師の許可もとり、通販で取り寄せたわ


構造はいたって簡単、アクリル板2枚を、工の形に溝があるアルミニウムの枠4本で囲い、
外溝に枠と同色のゴム紐をはめるだけ

これが特許ものなのか知らないけど、国内産で同類品ないのよねぇ

ただ、単純構造だけど、これ一人でゴム紐掛けるのは至難で、手が4本でも足りず、
教室で二人に手伝ってもらって、額装完成したわ

ブログ 4月30日その4


さて、我が家も展示会場も壁はほとんど白なんだけど、飾るとどうなるかしらね



最後に、
コロナ感染の状態が悪化し、愛知も3回目の非常事態宣言が出て美術館が休館となり、
作品展が中止・延期となった場合は、改めてお知らせさせていただきます。

そうならないこと、祈るばかりだわ~~~~



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Comments 6

日向人

やっぱり青々さんらしく趣向を凝らした額にしたのね。
かなり見栄えが違って見える。
色々考え付くものね。感心してる。
コロナ早く終息して欲しいね。
無事開催される事祈ってるわ!

  • 2021-05-01 (Sat) 16:42
  • REPLY
*けい*

こんばんは

時間をかけて丹精込めた作品ですから、額にも気を配りますよね。
白い背景だと黒レースが際立って見えますが、透け感を大事にしたんですね。
折角、たくさんの作品を出品するのだから、中止にならないといいですね。

青々
青々

To 日向人さん

物作りでは、ついつい人とは違うことがしたくって~(笑)
服装は黒基調で目立たず地味なのにねぇ(でも、否応なくこの巨体は目立ってる)

正直言うと、展示用作品の額は個別注文の額装がほとんどで、本部の大先生が全部チェックするの。
でも、全作品を額装に出してたら、とんでもない出費になり、
かと言って、安っぽい既製額に入れたら何か言われそうだから、ガラッと趣向を変えてみたわけ。
作品展会場でどんな評価を受けるか、ちょっとドキドキで楽しみでもあるわ。

  • 2021-05-02 (Sun) 07:13
  • REPLY
青々
青々

To *けい*さん

多分展示会場の壁が白だと思うから、結局白背景ということになると思うけど、
直接白紙に載せて額の中に収めちゃうのと、アクリル板1枚挟んで白背景になるのとでは、
アクリル板の厚み分浮いた感じになって透け感が出るかなと。
何より、直接白紙に置くと、カットのギザギザが背景に溶け込み、
苦労して抜いた意味がなくなっちゃうからなの(笑)

もっとも、↑のコメントに書いたけど、
普通の額にしなかった理由は、これが一番かも。

  • 2021-05-02 (Sun) 07:33
  • REPLY
もっこうばら

黒レース、頑張りましたね~。
黒の背景は、重厚な感じ&幻想的。
カラーは華やかで、レースの感じが伝わってくる。

でも、透明を選んだのはさすがだなあって思った。
レースの繊細さが美しい。
伝えたい思いが会場の皆さんに届くといいなあ、楽しみね。

黒の背景はこんなに印象が違うのも、別の意味ですごいなあ。
なんか見ていると気持ちがざわつく~(笑)

感染者が増えているけれど、作品展が無事開催されますように。
さらに、お互い気をつけましょうね。

青々
青々

To もっこうばらさん

背景によってガラッと雰囲気が変わるので、それ決めるのもなかなか。
「気持ちがざわつく」・・・なるほど、そういう表現方法いいわね、その気持ち分かる(笑)
この黒レース風の土台となった紙が、シルバーのパール掛った薄手の紙で、光沢があるの
だから、黒地の上に置くと、シルバーが反射して不気味というか禍々しくも見えるのかも。

昨日教室に行ったら、美術館は休館にならないので、予定通り開催ですって。
コロナ禍、消毒と検温はもちろんだけど、もしもの時に供えて、
来館者は全員氏名と連絡先を記帳で対応よ。

  • 2021-05-08 (Sat) 10:21
  • REPLY