パーチメントクラフト 制作途中・ドルソ

今日は久々にパーチメントクラフトのお話を


2か月以上前に額装に出した「羽根」の作品は、未だに出来上がってきておらず、
いつ完成品をご紹介できるやら…


作品展用だと提出してから1ヶ月半ぐらいで仕上がってくるけど、
急ぎでないとなると、何もかもがスローテンポ

担当講師に提出して、その講師が大元の大先生のところに持って行って、
そこで額装の相談・指示を受けてから、額装専門店に出される。

額装店も仕上げ前に大先生のチェックを受けるそうだから、そこでまた時間がかかり、
再び担当講師を通して、私の手元に来るのはいつだろ


まっ、その話は置いといて、

さて次はどんな作品を作ろう 
モノトーン系が続いたから、彩色がしたい~
べた塗りではなく、水彩画のような細かなリアルな色付けがしたいなぁ

など考えながら、使えそうなデザインを検索しまくったわけ。
相変わらず、パーチメント用の図案集からすんなり引用する私ではないわね。


気に入った絵柄を見つけて、講師と色付け方法など相談し、制作し始めるのだけど、
描いてみると、な~んか最初にやりたいと思ってた彩色と違う。。。

2度途中放棄してて、デザイン変えて3度目、ようやく軌道に乗り出した。


その制作過程をご紹介

まずは、縦横正方に穴が開いたプレートを使って、A4のパーチメント用紙に、
バイヤス格子でフレーム状になるようドットをエンボス

ブログ 6月12日その1


次に、そのフレームの中に、検索で見つけた花の水彩画風イラストを、白ペンでトレース

ブログ 6月12日その2


この花の絵柄をドルソで彩色


パーチメントクラフトの色付け方法もいくつかあって、

1. ドルソ(油性クレヨン・16色)・・・後で詳しく説明します
2. 絵具(発色のいいアクリル絵の具みたいなもの)
3. 油性色鉛筆と普通の色鉛筆
4. カラーペン(サインペンのようなもの・30色)

と、あるのだけど、
その中で、私の好みというか得意なのが、ドルソ


ドルソは、パステルの一種なのだけど、粉っぽくなくクレヨンって感じ
用紙の裏側から塗るのが特徴

ブログ 6月12日その3

専用の揮発油で溶かしのばして、
単色もしくは2,3色をグラデーションにぼかすのが一般的使い方なんだけど、
私はこれを何色も混ぜて水彩画のように事細かに塗るのが好きなの。


作品制作の話に戻って、
フレームの中央にトレースした花柄部分に、用紙の裏側から、綿棒を使ってちょまちょまと彩色

表側から見ると、トレースの白線がくっきりと浮き立って見えるの。

これ、普通の消しゴムで簡単に消えるところがいいのよ~

ブログ 6月12日その4

わかりやすいようにと、花柄部分には裏側に白紙を当ててます。
フレームの格子部分は、下敷きのマゼンダカラーが透けた状態よ。

用紙の裏側に塗るため、クレヨン自体のはっきりした色が表に出ることはなく、淡い感じになるかな。


只今、こつこつと花の色塗りを進めてるところで、
周りの格子のフレームも、この後穴をあけてくり抜くし、
その一部には今回お初の「刺繍」を施す予定なので、この先どうなるかお楽しみに~


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Comments 10

日向人

こんにちは
額装にはそんなに時間が掛かるものなのね。
今度のパーチメントの色付けはまさに水彩画のようで
淡い色がとても素敵ね。クレヨンみたいなのからこの描写は不思議!
色塗りが楽しそうだわ!それに刺繍を施すって???
楽しみに待ってます。

  • 2022-06-13 (Mon) 17:06
  • REPLY
青々
青々

To 日向人さん

額装は、GWを挟んだとはいえ、作品展でないと何故こうも掛かるのか、
私も文句言いたいぐらいだけどねぇ、まぁ急ぎではないからじっと待つわ。
この色塗り、楽しいよ~♪
ただ、混ぜて使う揮発油が無臭とかいてはあってもいくらかニオイがあって、
長時間扱うには抵抗あるし、
筆ではなく綿棒で塗るので、細かい部分ははみ出さないよう必死だし、
筆のようには洗えないので色ごとに綿棒を取り替えるという不便さはあるわ。
刺繍はカラフルなラメ糸を使って、ふふふお楽しみに~

  • 2022-06-14 (Tue) 02:29
  • REPLY
*けい*

こんにちは

パーチクラメントもいろいろありますね。
淡い色合いで、水彩画タッチで素敵です。
綿棒で塗るのね、どこまでも細かい作業ですね。
刺繍?完成品を見せていただくのが楽しみです^^

青々
青々

To *けい*さん

パーチメントクラフトというと、白いレース風が主だけど、
色付けたものも結構あるわ
綿棒、先が丸いのと尖がったのを使い分けてる。
ただ、揮発油を吸わせると綿が柔らかくなって、尖りがすぐなくなっちゃうので、
細かい部分を塗るのに必死よ~
パーチメントで開ける穴を利用して、カラフルなラメ糸で刺繍を♪ お楽しみに~

  • 2022-06-15 (Wed) 15:17
  • REPLY
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  • 2022-06-16 (Thu) 02:13
  • REPLY
青々
青々

To -さん

内緒さま、ご訪問いただきありがとうございます。
ゆっくりと、お大事に~

  • 2022-06-16 (Thu) 05:08
  • REPLY
Garden

バーチメントクラフトは やっぱり本職?の分野だけあって本気度が違いますね。
全回のガラスフュージングとは力の入れ方が違う気がします。
デザインもぐっと大人っぽくてさすがです。
完成が楽しみ♪

青々
青々

To Gardenさん

パーチメントクラフトは、定期教室(月2回)に通って早12年
作品も、デザインから自分で起こして、数十時間かけて作るので、
やはり気合が違っちゃう(笑)
この作品の額装はまだ考えてないけど、
次に開かれる作品展(日にちはまだ未定)に出すつもりでいるので、
他の人と一味違う私らしい作品になるよう、頑張るわ。

  • 2022-06-20 (Mon) 01:15
  • REPLY
クーママ

この集中力の凄さ!!
まず、そこに目がクラクラします。

美しい柄を、ひと穴づつ開けて・彩色の繊細な作業。
自分がやってるつもりになって見てると
頭から湯気が出そうです。

こうして知らなかった工程作業が見られると
作品を目にした時の感動が
もっともっと大きくなります^^
完成写真が楽しみです♪

  • 2022-07-02 (Sat) 16:16
  • REPLY
青々
青々

To クーママさん

クーママさんのあの細かな柄編みと同じですって。
広い面積のセーターなどと違って、
靴下や手袋など狭い輪編みをちょこまか編むのかと思うと、
私の方がイライラしそう(笑)

パーチメントはなかなか完成品を記事アップ出来ないので、
制作途中載せの見切り発車(笑)、早く完成を載せれるよう頑張るわ

  • 2022-07-04 (Mon) 07:08
  • REPLY