2か月以上前に額装に出した「羽根」の作品は、未だに出来上がってきておらず、
いつ完成品をご紹介できるやら…
作品展用だと提出してから1ヶ月半ぐらいで仕上がってくるけど、
急ぎでないとなると、何もかもがスローテンポ
担当講師に提出して、その講師が大元の大先生のところに持って行って、
そこで額装の相談・指示を受けてから、額装専門店に出される。
額装店も仕上げ前に大先生のチェックを受けるそうだから、そこでまた時間がかかり、
再び担当講師を通して、私の手元に来るのはいつだろ

まっ、その話は置いといて、
さて次はどんな作品を作ろう
モノトーン系が続いたから、彩色がしたい~
べた塗りではなく、水彩画のような細かなリアルな色付けがしたいなぁ
など考えながら、使えそうなデザインを検索しまくったわけ。
相変わらず、パーチメント用の図案集からすんなり引用する私ではないわね。
気に入った絵柄を見つけて、講師と色付け方法など相談し、制作し始めるのだけど、
描いてみると、な~んか最初にやりたいと思ってた彩色と違う。。。
2度途中放棄してて、デザイン変えて3度目、ようやく軌道に乗り出した。
その制作過程をご紹介
まずは、縦横正方に穴が開いたプレートを使って、A4のパーチメント用紙に、
バイヤス格子でフレーム状になるようドットをエンボス
次に、そのフレームの中に、検索で見つけた花の水彩画風イラストを、白ペンでトレース
この花の絵柄をドルソで彩色
パーチメントクラフトの色付け方法もいくつかあって、
1. ドルソ(油性クレヨン・16色)・・・後で詳しく説明します
2. 絵具(発色のいいアクリル絵の具みたいなもの)
3. 油性色鉛筆と普通の色鉛筆
4. カラーペン(サインペンのようなもの・30色)
と、あるのだけど、
その中で、私の好みというか得意なのが、ドルソ
ドルソは、パステルの一種なのだけど、粉っぽくなくクレヨンって感じ
用紙の裏側から塗るのが特徴
専用の揮発油で溶かしのばして、
単色もしくは2,3色をグラデーションにぼかすのが一般的使い方なんだけど、
私はこれを何色も混ぜて水彩画のように事細かに塗るのが好きなの。
作品制作の話に戻って、
フレームの中央にトレースした花柄部分に、用紙の裏側から、綿棒を使ってちょまちょまと彩色
表側から見ると、トレースの白線がくっきりと浮き立って見えるの。
これ、普通の消しゴムで簡単に消えるところがいいのよ~
わかりやすいようにと、花柄部分には裏側に白紙を当ててます。
フレームの格子部分は、下敷きのマゼンダカラーが透けた状態よ。
用紙の裏側に塗るため、クレヨン自体のはっきりした色が表に出ることはなく、淡い感じになるかな。
只今、こつこつと花の色塗りを進めてるところで、
周りの格子のフレームも、この後穴をあけてくり抜くし、
その一部には今回お初の「刺繍」を施す予定なので、この先どうなるかお楽しみに~
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