七宝焼き体験・シマエナガ 改 雪だるまのペンダント
12月に入って、気温急降下、晩秋通り越して冬
本来これが平年並みなんだろうけど、
先週半ばまで長袖ブラウス1枚でよかったのに、週末はいきなりタートルネックに上着、
外出の足元も、ストッキング1枚からタイツにブーツとレッグフォーマー
何かまだ、頭も体も急変についていけない💦
そんな先週のまだ暖かった11月末に、津島の七宝焼き体験教室へ。
いつも、つい「津島(市)の」と書いてて、教室の詳しいことまで書いてなかったのだけど、
先生から「宣伝して~」とのことで、今回ちょっとご紹介

私が現在七宝焼きの体験教室に出かけてるのは、
七宝焼きの窯元で、創業明治20年の株式会社太田七宝 (HPはこちら)
創業130年を越え、現在 七宝焼き教室の講師もしてるのが、5代目社長。
平成28年から、津島市役所の南隣に本社・ショールーム(店舗)を移転させ、
そこの2階で七宝焼きをはじめとした各教室も開いてる。(詳しくはHPを見てくださいませ)
その建物がこちら
通算50回以上ここに通いつつ、今回初めて写真撮ったかな

ちょうど、建物前のモミジ
が紅葉真っ盛り

さて、その11月の体験教室の作品見本がこちら
(HPよりお借りしました)

ここ数年流行りの「シマエナガ」を描いたペンダント
シマエナガは「雪の妖精」と呼ばれ、ふわふわ・もふもふ、首を傾けた表情が愛らしい。
2016年発売された「シマエナガちゃん」という写真集が、ブームのきっかけだとか。
確かに、シマエナガはかわいくて冬らしい絵柄なのだけど、
私、な~んか抵抗を感じてねぇ。
元々、こういうかわいい絵柄のものを身に着けるタイプでないし、合う服もない。
それと、流行を扱った絵柄ってのが、引っかかるのよ。
出来ればこれから何年も使えるアクセサリーを作りたい。
流行の絵柄を身に着けるのは、今の話題としてはいいけど、ブームが去った後使いづらい。
まぁ、シマエナガが大好き~っていうのなら、ブームも関係ないのだろうけどねぇ
で、変えてもいいか聞いたところ、
絵柄は自由に変えてもいいけど、
今月の体験としての技法や手順、使える釉薬の色は、見本の範囲内に限られ、
他の色は準備できませんと。
好きな色で自由に絵を描きたかったら、体験教室ではなく定期教室に通って作れと。
ははは、まぁ、その通りだよねぇ。
でも、この限られた条件の中で、あえて見本と違うのを作るのが、醍醐味でもあるのよねぇ

で、ちょっと大人っぽくお洒落かなと、「狐🦊が降る雪を見上げてたたずんでる」絵を、
真っ白なホッキョクギツネに置き換えて、描きかけたのだけど、
縦3.5㎝×横2.5㎝の中に、輪郭も描かずに狐を描くのは至難で諦めた。
次に考えたのは、冬の定番「雪だるま」

ただ、最初に言っておくわ、
私の画才がなくて、雪だるまを大人っぽい感じには出来ず、平凡な絵になってしまった~~~~

これなら、こだわらずに、シマエナガの絵を描いておけばよかったかも。。。
制作過程をご紹介

写真撮り忘れたけど、使用したのは、表面に白塗りした銅板
(予め、不透明白の釉薬を載せて焼いたもの)
そこに、背景色の「空」色の不透明釉薬を盛って雪だるまのシルエットを作り、
雪だるま部分に透明白の釉薬を盛る
透明白なので、焼くと土台の白が透けて見え、不透明白で描くより奥行きが出るかな。
ここに、今回の素材として配られた葉の形の銀箔から、帽子とマフラーを形作って載せる。
また、背景の空色の釉薬の所々に穴を開け、そこに透明白の釉薬を落とし、
銀箔を細かく切ったのも散らして、雪を描く
この状態で一度焼く。 焼き上がったのがこちら

次に、帽子とマフラーの銀箔部分に、「黄緑」と「緑」の釉薬を載せる
本当は「赤」にしたかったけど、準備されてる色になくて却下されたわ

雪の銀箔部分には、透明白を被せる(銀箔の保護と変色防止)
また、透明白の釉薬を接着剤として敷き、鼻と釦と帽子の房として極小色ガラス玉を載せる。
これで再び焼き、焼き上がったものに、専用墨で目と口を描き込んで、更に焼く
こうして出来上がったのがこちら

ペンダントとして使うよりは、革紐を短くするかチェーンに変えて、
キーホルダーやバックチャームとした方がよさそうね。
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