今週の13日(月)、紅葉
が見頃だという京都大原の里へ、
13日の京都は、生憎の天気で朝から雨がぱらつき、午後3時くらいまで降ったり止んだり
この日は全国的に一気に冷え込んで、京都の最高気温は11.1℃しかなく、
市街地から離れた山間の大原の里は、それより低く、たぶん1日中1桁だったかと。 さっぶ~
先週まで、暑がりの私は未だ七分袖の服だったのが、
いきなり長袖セーターに薄手コートという初冬スタイルとなったわ。
大原の里へ行くのは、実に約40年ぶり
前回は、まだ免許持ってなかったから、
交通費ケチって往復高速バスで行って、京都駅から約1時間大原行のバス
だった。
その帰路のバスが渋滞にハマって、予約の高速バスに間に合わず、
当時携帯電話なんてないから、途中の三条だったか四条だったかのバス停で急遽降りて、
公衆電話を探して次の便に変更頼み込んで、そこからタクシー飛ばしたのよ。
その時、公衆電話の所にお気に入りの笠
を忘れてきたという思い出があるわ。
今回はマイカー
で、実家経由の一宮ICから名神高速利用だけど、 ルート検索すると、行き方いろいろでねぇ、迷った末、
往路は、距離と安さ優先で、竜王ICで降りて、一般道くねくね走って琵琶湖大橋を渡り、
比叡山の北側を回って、京都市内を通らず里入りをした。
帰路は、日が暮れるので一般道は極力避けて、琵琶湖湖西道路で京都東ICへ出て帰ってきた。
時間的にはどちらも同じ。
年々新しい道路が高速と繋がって便利になるけど、
それだけ分岐点が増え、高速の車線を見極めるのに疲れる。。。
さて、そんなんで大原に到着して、民間の一般駐車場に駐車、1日500円
(三千院には駐車場ありません)
大原というと、有名なのは三千院と寂光院だけど、その間1.7㎞あって、
40年前は平気で歩けたけど、今回、母連れて膝痛の私には無理で、寂光院は諦めたわ。
もっとも、現在の寂光院の本堂と本尊は、23年前の2000年に焼失して再建されたものだとか。
三千院に向かう前に、それより北方にある宝泉院へ
宝泉院は、大原で一番古い勝林院(1013年創建)の子院で、平安末期(12世紀)に創建
現在の建物は、江戸中期(17世紀)に建てられたものだそう
ここは、「血天井」で知られるお寺でもある。
戦国時代、家康の家臣400名余りの侍たちが打ち取られたり自刃したりで、
その慰霊のために、遺体のあった床板を客殿周りの天井板に使っており、
その足跡や顔の姿が見て取れ、拝観者の一人が、指さして説明してたけど、
私、申し訳なくも気味悪さの方が先だって、撮影はおろか注視出来なかった。
それよりも、ここのお寺の一押しは、
樹齢700年の五葉松があるお庭「盤桓園(ばんかんえん)」
客殿の南から西側にかけて広がるお庭で、鴨居や柱を額縁に見立てた額縁庭園
南正面にその五葉松が鎮座し、モミジに竹林・桜などが植えられ、
四季折々楽しめるようになってる。
紅葉のこの時期は、ライトアップもされて幽玄だとか。
もう少し後ろに下がった位置から、パノラマ撮影で180度ぐるっと端から端まで撮りたかったけど、
何しろ雨の平日とは言え紅葉の観光シーズン、次から次へと拝観者が来て、
常時10人以上いるから、それを避けて撮れたのはこれ
が限界💦 (画像をクリック更にクリックしてもらうと、多少大きな画像で見れるわ)
本来は、床の間を背にしてこの座布団
に座って、ゆっくりと眺めるのがいいそうな。
ちなみに、ここではお茶でも飲んでゆっくりと庭観賞を~との住職の思いで、
抹茶とお菓子が全員に出される。
拝観料は抹茶込みで700円也 お菓子は地元の和菓子屋さんのもの
余談になるけど、
その住職さんが陶芸されるのか、手作りの抹茶茶碗やいろいろな動物の形の箸置き、
ミニのお地蔵さんなどの陶器も、売られてた。
話戻して、
このお寺には、全部で4つのお庭があり、
2つ目ご紹介するのは「鶴亀蓬莱庭園(つるかめほうらいていえん)」
江戸中期(17世紀)の作庭
ちょっと写真を撮った方向が悪かったようで、名前の由来が分かんないわね
3つ目は、囲炉裏の部屋から見える「鹿野園(ろくやおん)」
写真切れてしまったけど、手前中央に茶席の炉があったわ
最後に4つ目の「宝楽園(ほうらくえん)」
こちらは新しく2005年に盤桓園の南側に作庭され、高低差が結構あるお庭で、
神仏の世界を表現して、海水の流れや波を砂紋で表してるのだとか。
この庭は自由に歩き回れて、上部に設置されてるテラス席からもゆっくり眺められるのだけど、
何しろ敷石が自然石で表面が凸凹の上に、生憎の雨で濡れて滑る。。。
左写真の左端に写ってるのが石橋だけど、わかるかしら?右写真、石橋を上から見たところで、ここを傘さしながらパンプスで渡るのはねぇ…
転げ落ちそうで、これ以上の散策は諦めたわ。
ちなみに、テラスはこちら
日除け・雨避けのタープに落ちたモミジ葉が透けて見え、
まるでタープに刷り込んだ模様に見えたわ
この宝泉院のすぐお隣が、その本院であり本堂にもあたる勝林院
先に記したように1013年の創建で、修行道場のお寺であり、そのお堂
ここの参拝客も絶えなかったけど、私はパスして三千院の方に向かったのでした~ つづく
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