我が家から車で30分、現在市の統合で「あま市」となった元七宝町にある
七宝焼きアートヴィレッジにて、久々にまた七宝焼きの特別体験講座受けてきました
特別体験のその一つは、
月毎に変る内容で、5日間限定・事前予約というもの。
体験したのは先月の中旬なんだけど、今年の4月の課題は「藤の帯留」
ちなみに、以前この体験で作ったのは、1年ちょっと前の「雛飾り」(その記事はこちら)
作り方云々言う前に、作ってきたもの見せた方が分かりやすいわよね
カメラ
はしっかりと持って行ったのに、 つい、作ることに夢中になって、製作途中経過の写真撮るの忘れたわ
工程を簡単に説明すると、
1.まず予め白塗りされてる土台の金属の上に、カーボンを当てて、
その上から、写真左上の図案を載せてなぞって、下書き
2.その下書きにそって、黒の絵の具で線描き(墨入れ)
3.緑と青の絵の具を使って、影となる葉っぱと花を描く
4.この状態でまず焼いて、線と影絵を定着
5.その上に、非常に細かいガラスの粒子を溶いたものを一面に載せ、もう一度焼くと完成~
藤の花や葉っぱに使った色ガラスは、焼くと透明で、下線が透けて見え、
周りの白は半透明で、初めに描いておいた影絵が、うっすら透けて見えるのよ~
つい、色ガラスの粉こんもりと載せ過ぎて、線から大幅にはみ出しちゃった
それと、体験用の色は限られてて、「藤色」ってないのよ
紫・赤紫・桃色・ピンクしかなくて、絵具のように混ぜて中間色を作ることは出来ないし~
花の影絵が薄くなりすぎて、な~んかそこだけ歯抜け状態の絵になっちゃって・・・
ああぁ~~~~~~~下手くそ
最悪だわ
全く進歩がないわよね~
特別体験のその2つ目は、
「職人体験」というもので、年に数回だけ開かれ、
一般の体験より一歩上「植線」と「施釉」を、七宝職人直伝で、体験するというもの。
昨日それに参加してきました~
まず今回は「植線」
一般の七宝焼きに見られる、あの銀色の枠線のことで~す
今回作るのは、梅の額絵
9㎝四方の白塗りされて土台に予め下絵が描かれてるところからスタート。
この上に、1.5㎜幅の銀線をピンセットでしごいてカーブを付け
ハサミで切りながら、糊で貼り付けていくというもの。
なめらかなカーブにはなかなかならない・・・
1つ触ると隣りの線も動いて形が崩れる・・・もう、目を凝らしての格闘ものだったわよ
「下絵の線に載せなくていいから」と、いくら言われてもね~ ズレが気になるし・・・
この後、下絵の青色線の部分は、職人さんが処理して下さいました~
本当は、それも体験したかったのだけど・・・ まぁ今回は、この銀線貼りが主ということで我慢
枝は専用絵具で描き、蕾と幹の部分は釉薬(色ガラス粒子)を載せて、まず1回焼く
焼き上がった状態
焼くと下絵の線は綺麗に消えてたわ
銀線が白くなったように見えるけど、実はこれ、土台の白が反射して白く見えの。
こうして、下絵が消えて見ると、自分で置いた梅の形が凄くイビツなのが丸分かりよね
ちなみに、卓上式のミニの電気窯で焼いてもらうのだけど、温度は700℃ぐらいとか。
温度を上げ過ぎると、ガラスが溶けるだけではなくて、この銀線も溶けちゃうのだそうな。
職人さんが普段使ってるのは、直径36㎝ぐらいの円筒形の電気窯で、
一般的な壺が入る大きさだそうよ。
今日の体験はここまで~~

この続きの「施釉」は夏休みまでお預け~
実は、昨日、私がこれ体験してる横で、
前回この工程をやられた方たちが、その続きをやってみえて、見学させてもらったの

もう、それが楽しみで楽しみで、は~やく続きがやりたいよ~

【 追 記 】
完成の様子がそちらで見れま~す♪
- 関連記事
-
スポンサーサイト
No title