七宝焼き体験・秋の香立て

今回の台風接近・大雨の悪天候の前日の19日(祝)に、
また例のごとくというべきか、愛知県七宝町の七宝焼きアートヴィレッジへ、
9月の特別体験の「秋の香立て」を作りに行ってきました~
 
ここへ体験しに訪れるのは、これで何回目かしらね
 
 
予約なしでいつでも体験できるメニューも、かなりたくさんあるのだけど、
毎月、数と日にち限定で行われる特別体験は、
その季節らしさを取り入れたもので、内容もちょっとレベルアップ
 
毎月これに参加してるって人も、結構いるわ
 
 
 

 
こちらの作品が、
 今回、HPに載せてあった見本
 
 横の長さが6㎝のコノ葉型の皿
 そこに秋の風景を描いて、
 香を立てる丸穴台を添える。
 
 で、普通なら、
 「これを作ります」と言われれば
 この絵をそっくり真似るところ
 だけど、
 ここの体験教室、結構自由でね
 「お好きな絵に変えてもらって
 構いません」って。。。
 
でも、予め聞いてたのなら、家でデザイン考えていくけど、、、その場ではねぇ~
 
だからと言って、そう言われながら、このままそっくりに作るのは、な~んか私の性に合ってない
 
 
「紅葉
と言っても、この見本のように、黄色中心にすると西洋風、
赤・オレンジにすると和風の景色になるわよね~」との講師のお言葉に沸々と・・・
 
そう、香立てなんだから、やっぱり和風よ
ってな訳で、
お家をお寺に、木々を松にと変えて~
この日の体験者5名の中で、私だけが大胆変更
 
 
まず紙に、実寸でデザインしてみて、それから白塗りしてあるコノ葉型皿に墨で線描き
それを一度焼いて固定させてから、そこに釉薬塗り
 
七宝焼きの釉薬というのは、色ガラスを細かい砂状にしたもので、
「塗る」というよりは、「盛る」って感じ
 
絵具のように、「色を混ぜる」と言うことが出来なくて、
中間色は、色を重ねて載せて、その色に見せかけるというもの
 
「オレンジ」って無くてね、「黄」や「ゴールド」の上に赤代わりの「桃」を重ねるそうな。
 

 
 

 
これで、焼いてみたら、「桃」が濃すぎて、オレンジに見えなくて・・・
「あぁ~失敗かぁ」って嘆いてたら、
「焼き上がった上に、もう一度だけ、黄色の釉薬載せてみて。 焼き直してあげるから。」と
 
で、焼き直したのがこちら
 

 
うぅ~~ん、オレンジと言うには、今一つだけど、一様、紅葉の山には見えるかな~
 
本当は、赤く染まった夕焼け空に雁(カラス
)が飛んで~としたかったけど、
山のオレンジと区別付ける自信がなかったから、見本と同じように「花白」を土台にし、
池も考える余裕がなくて、見本と同じ「茶白」にしたら、、、
 
この白って、透明感がないベタ塗り白だったらしく、
な~んか空も池ものっぺり白過ぎて、馴染まなかったよ~~~~~


 
おまけに、池面への紅葉の反射入れ忘れたから、余計に池に見えなくて・・・トホホ
 
 
ほんと、何度体験したら、思うままの絵が描けるようになるのかな~
「失敗は成功の素」というけど、ち~っとも進歩してない自分に呆れるわ。
 
でも、来月もまた懲りずに行くつもり。。。
 
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Comments 12

tomichan

No title

難しいですね!
お香が好きなのでよく家で焚くんですよお香立ては出来たものを買いましたが青々さんの秋らしくて良いですよ。季節ごとに色々作って楽しめますね。

ミィ

No title

これって難しいですよねぇ

私もアートビレッジは1回しか行ったことがナイんですけど
この盛るって作業が思った以上に難しい

ほんと職人さんの技ってスゴイんだなぁって思いましたもん

青々

No title

tomichanさま
お香焚かれるのね~♪ どんな香立て持ってみえるのかしら?
私は、茶香炉は持ってるけど、香立て自体は持ってなくてお皿で代用してたから、
これ幸いだけど、これ灰で汚すのはちょっと忍びないわ(笑)

青々

No title

SYARAさま
あのへらと極細の筆で、極小量の砂をすくって盛るって至難よ~
ボトって落ちるもんね。 多く盛り過ぎたのを取るのがまた困難だし。。。
私ちっとも進歩しない。 月日が経つほど、老眼進んで細かいの見難くなるし、手は震えるし(笑)
職人は、ほんとやっぱり凄いわ。

*crea*

No title

毎月、数と日にち限定で行われる特別体験って素敵^^
気が向いた時に気軽にいけますね。
私も前にお抹茶茶わんの絵付けをしたんだけど焼きあがったものをみてがっかり!!!
絵心がある人が羨ましいわ。。。

青々

No title

CREAさま
1ヶ月の中で5日間の指定日で、合計40個先着順らしいわ。
先月は夏休みの時期もあって、ちょっと子供向きだったからパス。 自分の好きなものだけに参加出来き、2000~4000円ぐらいの費用で済むのも利点よね。
抹茶茶碗の絵付けも面白そう♪ 私もむか~しティーカップの絵付け体験やったわ
これ、同じものをもう一度やったら上手くなるのだろうけどねぇ。それもなかなか…(笑)

Jyuri-

No title

ハーイ

いやいや、中々いいじゃんですー釉薬書ける前はんんん!だったけど完成品はどうしていい感じですよ^^ポチ☆
色ずけ面白そうですね、一度やってみたいです、もちろん、杯かビアーカップにね。

青々

No title

Jyuri-さま
完成品、OK? 救われたわ、そのお言葉で♪ 本人は納得してないのだけどね~(笑)
七宝焼きって、釉薬がこのガラス粉自体のことで、皿の上にただ盛った状態でこれ固まってないの
それを焼いて溶か固めることになるから、私たち素人の体験は、平らに置て焼けるものに限られてて、ビアーカップはちょっと無理ね。
そう言えば、縦面である花瓶とかカップって、どうやって作ってるのかしらね?
ポチありがとうございます

*けい*

No title

難しそうですけどやってみたいですね~
もう何回も参加されてるんですね
見本と同じものでなくご自分の図案で作らたんですか
素晴らしいです~!
私だったら真似で終わっちゃいますよ
力作にポチ

青々

No title

けいさま
私は5,6回目になるかしら。 作ってるものは毎回違って、中間色を出したのは今回初めて。
見本と変えたのは、意地と冒険心(笑)
でも、その場での思い付きの図案で、写真も何も見ずだったから、抜けてるというか
考えが足りないというか、記憶っておぼろげなものね~と痛感したわ
見本通りのを無難に作っておけばよかったかなとちょっと後悔。
次こそ!って思うから、ついまた行ってしまうの(笑)
けいさんも機会があればぜひ!! ポチありがとうございます。

日向人

No title

こんばんは~
やる気満々の青々さんやっぱり若いわ!!
紅葉の山々も感じが出てしっかり和風に仕上がってますよ! ポチ☆

青々

No title

日向人さま
何をおっしゃる!! 日向人さんこそ、散歩にドライブと花求めての行動力、
下ごしらえから何でも自分で作っちゃう料理の行動力、それこそ若いじゃありませんか!
私、大の面倒臭がりだも~ん。
日常生活手抜きだらけで、遊ぶことにばかり熱入れてどうしましょ(笑)
紅葉の山に見える? じゃ、池は失敗したけど、山は良しとしよう♪ ポチありがとう!