トルコキキョウの押し花

先月は、カーネーションの押し花の作り方をアップしたけど、
今回は、トルコキキョウの押し方を習ってきたので、自分のメモも兼ねて、それをご紹介
 
 
カーネーションやバラと同様、トルコキキョウも、レカンフラワー(立体乾燥)なら
その姿のまま、まるごと乾燥剤の中に埋めるだけで出来上がるけど、
平面の押し花となると、そのまま電話帳に挟むような訳にはいかない。
 
 
まずは、カーネーションと同様に、縦半分に切り分けて、雌しべや雄しべ類を全部取り除き、
八重咲きの場合は半身に付き花弁2,3枚残して、残りの花弁はバラバラに
 

 
 
通常の押し花なら、これらを乾燥シートに並べて、数日重石をかけて押すのだけど、
トルコキキョウは乾燥しにくいのだそうで、
時間をかけて乾燥させてると、変色してしまうそうな。
それは、蘭の花も同じだとか。
 

 それで、短時間で
 押しながら乾燥させるのに
 用いるのが、アイロン
 
 テッシュの間に、
 下処理をして形を整えた
 トルコキキョウを置いて、
 その上から一気に低温の
 アイロンでブシューっと・・・
 
 本当は、初め
 低温よりやや高い温度で
 15秒ほど押してから
 温度を下げてじっくりと
 押すのだそう
 
 
でも、我が家の15年になるコードレスアイロンは、温度調節がダイヤルでなく選択ボタン式で、
低温と中温の中間設定なんてないのよね~
 
まぁ、花弁が焦げず、茎や愕部分が半生にならないよう、様子を見ながらということで。。。
 
 
だけど、初めての私は、このアイロンを外すというか動かすタイミングが下手でねぇ~
つい焦って、乾燥しきってない生乾きの状態で花を動かしちゃって、花弁に皺が~~~
 
おまけに、トルコキキョウの花弁って、乾燥すると、セロファンのように透け透けのパリパリ
重なったところも内側丸分かりだし、これがすぐ破れる・欠けるで、始末に悪いったら

 
 
それを、何とか花の形に組み立てて、裏側前面に裏打ちの白紙(シール)を貼って、
外回りに沿ってカットすると、完成~ その様子がこちら
 

 
 
蕾も同じように処理して、押してみたのがこちら
蕾は、まだピンク色になってないのを押したら、緑っ気が強く出て、
なんか別色の蕾に見えるわ~
 

 
 
乾燥した花弁の色が綺麗でなかったり、皺が寄ってたりで、
結局、今回は3分の1ぐらいが、使えず仕舞い。
 
もう一度挑戦してみれば、もう少しは上手く出来るようになるのだろうけど、、、難しいわ、これ。。。
 
それに、実際の花とちょ~っと質感が変わり過ぎて、好きでないかも。
 
必要に迫られない限りは、トルコキキョウを押すことはそうないだろうなぁ~
 
 
ちなみに、今回私は入手の都合で八重のトルコキキョウを使ったけど、
習った押し花は基本の一重咲きで、花弁6枚にとどめてあり、
基本の横姿だけの製作でした~
 
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Comments 14

*けい*

No title

おはようございます
押し花はまだやったことがありません
奥が深そうですね
細かい作業で難しそうです
完成したもの、いい感じに仕上がってると思いますよ~
ポチ

Jyuri-

No title

ハーイ

へーーアイロンで押し花作るんですか、初めて見たよ!
花の色が熱で変色しそうだけどそうでもないんだね
ずいぶん失敗があったようだけどできあがりはいいんじゃないポチ☆
多少シワがあるかな、ハハー
次の作品に登場するのかな?
今日から3連休だねどっか行かないのですかー

青々

No title

けいさま
ただ押して記念に残しておくってだけなら、こんな手間いらないのだけど、
綺麗な色のまま、形も絵のようにリアルにってなると、単純にはいかないわ~
出来上がった花、トルコキキョウに見える?
これ、ドアップで見ると、ボロ丸見えよ~(笑) ポチありがとうございます。

青々

No title

Jyuri-さま
低温でやれば問題ないわよ~
他の花々でも、日にちをかけて押してられない場合、裏技としてアイロンで出来るそうな。
これは、作品として使うかどうかは微妙~ まぁ、押し方の練習台ってことで。
今日は、これから着付教室でクラフトの特別講座があるけど、残りの連休はたぶん引き籠り
先月末の車点検でバッテリー交換する羽目になって、プリウスの特殊だから2万7千円もするって! 痛すぎる出費に、どこも行けない~~~~ ポチありがとうございます

日向人

No title

アイロンで乾燥とは勝負が早くていいわ~
とても綺麗に出来てると思うわよ! ポチ☆

ayakopupy

No title

トルコキキョウの押し花、透明感があってとっても素敵ですね。
繊細な花びらなので、難しそうですね。
残りの3分の1は使えそうなんですか?
早く作品を見たくなりました。

真奈香

No title

お久しぶりです。
アイロン処理されたんですね。
胡蝶蘭のアイロン処理のときは本当にもったいない!と思いましたよ。
トルコキキョウは手間がかかる割には綺麗にできなくて
私も必要に迫られない限りはしないです。
でもこれはきれいにできてますよね。ポチ~

青々

No title

日向人さま
「勝負が早い」!!なるほど~そう来ましたか!(笑)
でも、花弁1枚1枚20枚30枚ってアイロン掛けるのって、面倒よ~
で、「あっ、また失敗した…」って落ち込み続けるの(笑)
遠目に見れば、綺麗かも。 ドアップで見ればバレルわ。 ポチありがとうございます。

青々

No title

ayakopupyさま
「透明感」そう表現されると、トルコキキョウも新しい花に生まれ変わって、
これも捨てたものではないと思えてきたわ。
今回5,6本分の生花を半分に切りながら押して、何とか形になったのは写真の5個。 後は処分よ
作品の予定はまだ未定。 これを主役に使うには不出来作だから、他の花の脇役に回すと思うわ。

青々

No title

真奈香さま
「もったいない!」ははは、分かるはその気持ち! 安い花ならまだしもなんだけどねぇ(笑)
真奈香さんみたいなベテランさんに見られると、と~ってもお恥ずかしい限りよ~
でも、そのベテランさんでも、必要でなければしないと聞いて、安心したわ!
ポチもありがとうございます。

Garden

No title

苦労しただけあって、
写真で見ると とっても質感のある作品に見えます。
やっぱり手間ひまかけると 充実したいいものになるんですねー。

青々さんは いろんなものにチャレンジして
ちゃんとオリジナリティだしてるのが スゴイ!
傑作ポチ。

青々

No title

Gardenさま
質感あります?
押し花にするのに、花芯残したままにすると、乾燥が悪くて変色・枯れのもとになるそうな
オリジナリティというか、人と同じの作りたくない単なる凝り症のB型気質かもね~(笑)
Gardenさんの写真こそ、オリジナリティあふれてると思うけど。 ポチありがとうございます

ヒロゴン

No title

押し花かぁ~・・・
オレみたいなオッサンがやっていたらキモイでしょうね^^;
青々さんは、やっぱり乙女なんですねぇ~^^ポチ★

青々

No title

ヒロゴンさま
キモイなんて、とんでもない!
私が習ってる押し花とレカン教室の総元は、杉野宣雄先生という40代の男性よ~
男性の押し花倶楽部もあるのだから。
乙女ね~ まぁ、心の片隅程度に。 体型も性格もしっかりとオバタリアン(笑) ポチありがとう!