三重県桑名・六華苑(旧諸戸清六邸)

何度か七宝焼き体験でお世話になってる工房の、作品展が開かれてるということで、
一昨日の日曜日に、車飛ばして、三重県桑名市の六華苑(ろっかえん)まで、行ってきました~

 
本当は、19日(土)なら、七宝焼き展と十二単の着付の両方が見えるということで、
狙ってたんだけど、生憎の土砂降り
だったので、翌日に変更
 
十二単の着付が見れなかったのは、とっても残念だったけど、
20日(日)は、20℃まで上がる暖かい好天
に恵まれて、行楽日和だったわよ~
 
 
六華苑というのは、山林王と呼ばれた二代目諸戸清六の旧邸宅で、
大正2年に建てられた洋館・和館・蔵などと、池泉回遊式日本庭園からなり、
現在桑名市の管轄で、平成5年から一般公開
 

 
この洋館ってのが、鹿鳴館を設計したジョサイア・コンドルによるもの。
 
明治期の洋風建築には、和館を併設するのが多かったけど、
ここほど大きな和館を接続させた設計は珍しいそうよ。
 

 

 

 

 


このマップ、何のかわかります
 
実はこれ、樹木マップ
苑内に植えられてる木の名前が
全部書かれてるの
 
それと、さまざまな形の石灯籠が
苑内に全部で19もあるそうな
 

池泉回遊式庭園の、池の南側から
 洋館・和館を望む
 
屋敷の前には広い芝生広場
 
この写真の池左手側に滝も作られてたわ
 
18000㎡という広大な敷地には、
離れ屋(写真省略)やいくつもの蔵。
 
その中の横続きの蔵・番蔵棟で、
目的の七宝焼き展が開かれたのだけど、
これらの和室や離れ・蔵は、
施設として貸し出ししてるの。
上手い活用方法よね~
 
 

 

 
実はここ、敷地内というか隣接して
フレンチレストランのroccaがあり
ここで、お洒落なランチコースを
優雅に楽しむ予定だったのに、、、
この日にウェディングが入ってて、
レストラン貸し切りでボツったの

 
そのウェディングのほうは、

の写真撮りの方とは別みたいで、
来賓も着物の方が結構多く、
外人のお嬢さんも振袖
着てたわ
 
 

の写真撮りの方は、
この洋髪色打ち掛けの前は、
角隠しの高島田で白無垢撮影してみえた
 
最近は、こういうロケ撮影増えたみたいね~
 
でもって、
打ち掛けでも洋髪が増えちゃって…
 
この昔ながらの古典的な色打ち掛けに、
フワフワと垂らした髪は合わないと思うのだけどなぁ~
 
それと、打ち掛けというか掛け下、短く着せ過ぎじゃない
  
足袋が丸見えだよ~~~~
 
着付に携わってる者としては、見逃せない一面だったわ
 
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Comments 18

ミィ

No title

おぉ 行かれましたか!!

いいですよねぇココ あまり有名ぢゃないみたいなんですけど
隣の庭園も見られました?紅葉が綺麗だったんぢゃないかなぁ?

また行きたくなりました!!!

マーヤ

No title

車飛ばして三重県ッテ

どのくらい、お時間かかったのかしら~^^


ワァ~キャ~ギャ~(*^_^*)ステンドグラスのお写真、
面白いデザインですね。ポチ

とても素敵な和洋館で、見ごたえがありますね。

青々

No title

SYARAさま
行ってきましたよ~♪
先月の七宝焼き体験で「作品展見に来て~」と言われて場所聞いて、
えっ、そこってsyaraさんが記事にしてたとこだぁ~、そりゃ行かなくっちゃ!って(笑)
有名ではないみたいだけど、結構人来てたわよ。
お隣、もちろん行ったけど、紅葉はまだだったの。 それと建物全部修繕中で、脇道から入園。
菖蒲が咲く時期にもう一度来たいね~と母と話してた。

青々

No title

マーヤさま
三重県っていっても、桑名は、木曽三川(木曽川と長良・揖斐川)渡ってすぐの愛知のお隣だから、我が家から高速使うと1時間もかからないのよ。
桑名より遠い四日市から、毎日名古屋に通勤・通学してる人も結構いるぐらいだからね~
ステンドグラス見た瞬間、マーヤさんのことが頭に浮かんだわ(笑)
これ、大正初期の製作よ~ ポチありがとうございます。

めりる

No title

素敵なところですね。
勉強になりました。
レストラン、残念でしたね(/。\)
わざわざ行っても閉まってるとガックリ来ますよね。
それから着付け、ほんと最近の花嫁さんはチグハグな感じ。
芸能人の影響ですよね、なんだかなぁ~。

*けい*

No title

素敵ですね~
東京の旧古河庭園に行ったことありますが似てますね
お庭にバラ園もあるみたいですし
こういう場所は外国の方に人気なんですね
レストランも美味しいでしょうね~
ポチ

Jyuri-

No title

ハーイ

すごいとこだねー洋館いい感じです!暖炉があちこちにあって贅沢だねー和室も使用人と家族用で違うなんてこれまた贅沢な作りだね、廊下に畳とはねーー
ランチは残念でした、
なに、内かけに洋髪かあ、いくら時代が変わってもちゃんとしてほしいね!着付けも気になるねー外の撮影だから短くしたのかなでも写真とるときはちゃんとしないと後で笑われるから~
素敵なお屋敷にポチ

青々

No title

Merylさま
ここ、これだけの建物や庭なのにあまり知られてなくって、私もブロ友さんの記事で知ったの。
レストラン、下調べもしてグルメクーポンまで印刷して持って行ったのに、ほんとガックリ(-_-;)
花嫁、カツラにこだわることはないけど、襟足は上げてスッキリして欲しかったな~
現代版の可愛いお洒落な打ち掛けなら、このヘアースタイルもありなんだろうけどね。

青々

No title

けいさま
旧古河庭園、調べてみたら同じ人の設計なのね! そちらの方が重厚な洋館って感じ♪
こちらは、洋館は明るい感じだけど、和館や離れや蔵など和の建物が多いかな。
バラ園っていっても、レストランとの境にほんの一角あるだけで、バラ花壇って程度だけど、
秋バラ、色とりどり結構咲いてたわ。 ポチありがとうございます。

青々

No title

Jyuri-さま
暖炉はどの部屋にも付いてたわ。
この廊下みたいに使用人との区別もはっきりしてるけど、使用人自体の区別もしっかりしてて、
洋館の使用人はメイド服姿で、和館には一切立ち入れなかったそうよ。
今のお嬢さまはカツラ嫌って、でも打ち掛けは着てみたいってことから、
打ち掛けに洋髪姿も増えたみたいだけど、打ち掛けの柄・雰囲気にもよるよね~
多分写真は上半身のアップが多くて、足元まで気が行ってないのかしらね
ポチありがとうございます。

はくほう

No title

私も、青々さんの記事を見るまで、ここがある事を知りませんでした~(^^ゞ
明治村にいるような雰囲気ですね♪
そういえば、春に明治村に行った時も教会で結婚式されてるカップルがいて、赤の他人でも時間前にちゃんとスタンバイしてれば、参列OKな状態でした(^^)
私たち家族はやめたけれど、戻ってくる時ちょうど階段下りてくる所も見れて綺麗でしたよ~
打掛に洋髪は確かにちょっとおかしな感じしますよね^^; 私、自分はウェディングドレスしか着てないんですよね~写真だけでも撮っておけばよかったぁ(+o+)

青々

No title

はくほうさま
やっぱり、ここって知らないよね~ 公開されて18年、手入れもよくされてたの。
思ってた以上に人が来てたのにはびっくりしたけど。
そうそう明治村、私も想像した!
私が通う着付教室の最上クラスは花嫁の着付も習うのだけど、各自身も着装するのよ。
そうすると、ドレスしか着てなかった人が嬉しい~ってはしゃいでるわ

日向人

No title

残っているのですね~こんな時代を超えたような洋館
何て素敵なの!住んでみたくなるわ!! ポチ☆

最近の着付けかしら?ちょっといただけないなぁ~。

青々

No title

日向人さま
ここ建てた諸戸清六さん、数年はここで寝起きしてたようだけど、
その後同じ桑名市内に別邸建てて移り住み、ここはもてなしのための場所になったみたいよ。
もっとも、写真に写ってる家具類は、ここで実際に使われてたのではなく、
同年代のアンティーク家具を取り寄せたそうな。
日向人さんもこの着付に違和感持つ? 私たちの感覚が古いのかもしれないけど、
これを美しいって思うのもねぇ、考えちゃうわ。 ポチありがとうございます。

mokkoubara

No title

薄いブルーの建物が美しいですね~。
お庭も、広々として落ち着いた感じです。
私も、着物の写真見てあれって思ったのですが、記事見てなるほどと納得。
内掛けの、帯から流れるようにかかとが隠れるラインがきれいなのに
足袋が見えてがっかりです~。
カメラマンは違和感なかったのかしら?
青々さんの、モヤモヤ感が伝わってきましたよ^^

青々

No title

もっこうばらさま
ここ建物は国の重要文化財で、庭も名勝に指定されてるわ。
もっこうばらさんも気付かれたのね、足元!
やっぱり着物って、足袋が丸見えはおかしいわよね~
いくらお引きを引き上げてるからって、ここまで上げては幻滅よ! 私の気持ち分かってくれて嬉しいわ。

dicila

No title

こんなお宅に住んでいた方がいらしたんですね。
それにしても、着物の記事、確かに短いですね。職業病だ~(笑)
髪も洋風なので、洋服でいうところのミニスカートと思わせていただきます。

わたくしとしては、この美しい庭園、管理するの大変だろうなぁとそれが気がかり・・・

青々

No title

dicilaさま
ミニスカート、ぶっふっふ。 はい、しっかり職業病です(笑)
ここの管理ね、以前は荒れてたそうだけど、市の管轄になってから、
シルバー派遣の方が、一日2回窓ガラス吹きをするという念の入れようで、ピカピカ
園内案内も、この土地のシルバーさんが、福祉で生き生きと得意げに説明してくださったわ。
上手な管理方法だと思ったわよ~