三重県桑名・諸戸氏庭園

前の記事で取り上げた桑名の六華苑(旧諸戸清六邸)の南隣に広がるのが、諸戸氏庭園
 
六華苑は、2代目の諸戸清六の邸を、現在は桑名市が管理してるものだけど、
こちら諸戸氏庭園は、初代諸戸清六が明治の半ばに買い取り、屋敷を建てたもの。
現在は、財団法人諸戸会の管理とか。
 
ここの創建は鎌倉時代にさかのぼり、室町時代は、織田の家臣の矢部氏の「江の奥殿」、
江戸時代には、豪商山田彦左衛門が買い取り「山田長者屋敷」と呼ばれたそうな。
 
こちらも、8000坪という広大な土地でねぇ、大地主ってほんと凄いわね。
 
 
ここの庭園は春
と秋
のみ一般公開
 
 
庭園は、大きく2つに分かれていて、
1つは、菖蒲池を中心にした回遊式庭園、2つめは御殿と池庭
 
まずは、その菖蒲池の方、藤棚も併せ持つのだけど、
残念ながら今の時期は花はなく、刈り取られた菖蒲の株元と名札だけが目立ってた。
ここ、初夏は凄く綺麗だろうなぁ
 

 
 
ただねぇ、今ちょうど建物の大改修
が始まったところで、
園内も、庭は回れたけど建物の周りは進入禁止、建物自体も工事シートに覆われてたわ。。。
 
見られた建物類は、こちら
のみ(建物の中は非公開)
大門や玄関、玉突場、御殿はアウト~
 

 
 
2つめの池庭の方は、御殿の前に広がる、松と石組からなる庭
 

 
 
残念ながら、この時(20日)は、まだ紅葉しかけたばかりで、ほとんどが青葉で、
真っ赤なモミジ
は見られなかったの。
 
一部紅葉してるとこあったのだけど、工事のおかげで立ち入り禁止でねぇ、、、残念
 

下の写真は、望遠で撮ったもの。  クロガネモチの木の方は、園外から撮影
 

 
 
秋の一般公開は、11月のみ。  この週末には紅葉、間に合うのかしらね
 
補修工事で入園制限されて、紅葉もまだの寒々しい庭で、
通常と同じ入園料500円は、ちょ~っとぼったくりという感がしたなぁ~
 
ちなみに、お隣の六華苑は入苑料300円、こことセットで650円でした~
 
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Comments 6

ミィ

No title

見ごろぢゃないとねぇ でもほんとうに広くて
贅沢の限りを尽くしてますよねぇ

御殿の天井にあるシャンデリアのデカさにもビックリしましたよ

夏 菖蒲が見ごろだとすばらしいけど
蚊が怖いなぁって 思いました(笑)

青々

No title

SYARAさま
シャンデリア~!? 御殿にもまったく近付けず、大門からしてシートで覆われて、
庭への入り口も、本邸脇の錆付いた通用口からだったから、
モミジの通路も見れなかったよ~~~(ToT) タイミング悪過ぎ!
先程、syaraさんの別ブログの一昨年の記事、もう一度読み直してて、
幻の紅葉見させてもらったわ。
私、菖蒲園に行って蚊に刺されたことはないけど。。。まだその時期なら大丈夫じゃない?(笑)

Jyuri-

No title

ハーイ

どこ見てもすごいねー昔の姿は壮観でしたでしょうね!
石もいいの使ってるねー今の石って高いからねー石だけでも結構なお値段に」なりそうです、
それに大きなレンガの蔵5つもあったのですか、米蔵ならすごい量のコメですねー
今回のお屋敷は圧巻でしたねーポチ

青々

No title

Jyuri-さま
巨大な一枚板の青石が橋として掛けてあったりで、お値段にしたら凄いかと。
諸戸家は、米の売買で財をなし、日本一の山林王と言わるまで稼いで大きくなっただそうだから
この煉瓦の米蔵はその元と言えるかもね~
名古屋から1時間もかからないところに、こんな所があったとは、ほんとびっくりよ。
ポチありがとうございます。

tomichan

No title

今日は紅葉今年は遅いようですね、見たかったですね赤く染まったもみじを。御殿まえの庭池もすてきですね。

青々

No title

tomichanさま
やっぱり今年の紅葉って遅め? それと、昨年は十年来の綺麗さってあちこちで言われたけど、
今年は時々暖かかったりで、今一つのようね。
昨年や一昨年前にここに行かれた方たちのブログ記事みると、素晴らしい真っ赤で、
余計残念というか、悔しかったわ(笑)