あま市の七宝焼きアートヴィレッジに毎月訪れるのが恒例になりつつあるけど、
先月の特別講座で作ってきたのがこちら
クリスマスの飾り2点
1つは、ポインセチアの絵柄で、裏側にブローチピンを付けたもの。
もう1つは、クリスマスツリー
で、ペンダントトップにもなるもの。
どちらも写真のように、ピックに付けた状態で、お持ち帰りしてきました~
左上の写真は、いつものように、焼く前の釉薬を盛った状態のもの。
花の中心に散りばめてあるのは、ガラスの砕いた粒でフリットと呼ばれるもの。
ツリーの方の焼く前の写真は撮り忘れちゃったけど、
同じように、緑や白の釉薬を盛った上に、大小いろんな色のフリットを散りばめて。
焼き上がってみると、
な~んか、とてもポインセチアの花には見えないし、、、
ツリーは色が暗くって、もっと赤のフリット入れればよかった。。。
毎度のことだけど、焼き上がってみて、
あ~すればよかった、」こうすればもっと・・・と後悔しきり。
今回の、今まで経験したのとやり方は何ら変わらないのに、ちっとも進歩しないな~
話は変わって、
この毎月の季節ものの特別体験教室とは別の、職人体験のお話を。
いつもの、初心者でも気楽に2時間で出来る内容と違って、1歩踏み込んで、
一般に七宝焼き作品としてお目にかかる銀線が入ったものに、チャレンジというもの
この職人体験は、その銀線を貼る「植銀」と、釉薬を盛る「施釉」の2回に分かれ、
その前半の「植銀」は、今年5月に受けてたんだけど、(その時の記事はこちら) 後半の「施釉」が、夏休みの予定だったのが流れ、秋も開催されないまま過ぎてたの。
どうも、このアートヴィレッジの担当者が変わって、方針変更で職人体験はなくなったとか。。。
となると、5月に手掛けた作品は、途中やりで放棄
それは不味いと、その時教えてくださった職人さんが、個人的に続きを指導してくださることになった。
それも、個人的だから講習料はいらないと・・・ 何か申し訳なかったけどねぇ
で、その内容をご紹介
前回から保留になってた作品で、
梅の花に沿って、1.5mm巾の銀線を貼り付けたもの。
この線で囲われた中に、いつものガラスの粉の釉薬を盛り込み、背景も同様に隙間なく埋めていく。
こちらは、使った釉薬(一緒に写ってる作品は、見本)
今回は、盛った後、表面が平らになるようヘラで叩いてから焼いたの。
これが、焼く前の状態
この焼き上がった後の写真は撮り損ねちゃったのだけど、
今回はその上に、コーティング用の透明のガラスの粉を更に振り掛けて
、再燃焼
それが焼き上がった後、埋もれてた銀線がぎりぎり表面に出るとこまで、砥石で削り(擦り)
超音波洗浄機で表面を洗った後、最後の仕上げでもう一度燃焼
そうして完成した作品が
写真では分かりづらいけど、表面が均一に平らでツルツル~
ちょっと黄色を盛り過ぎたというか、花弁とのぼかしが少なかったかな
これを額縁に入れて、飾ってみました
植銀初体験作品ということで、シンプルな拙い作品だけど、完成しただけ良しとしよう
でもさすが、職人体験、完成度が違うというか、一般に見る七宝焼きってこれがほんとよね~
「これもっとやりた~い」って、指導して下さった職人さんに話してたら、
「個人的でよければ、違う絵やらせてあげるよ。 またお出で~」って、、、
きゃぁ~~~~そんな嬉しい話
もう通うしかないわ
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