金沢ひがし廓 志摩

GWの5月4日に訪れた、金沢のひがし茶屋街
 
先の記事にも述べたけど、
ひがし茶屋街は、金沢に残っている3つの茶屋街の中でも、最も規模が大きな茶屋街。
 

格子戸と二階の階高の高い
建物が軒を連ねた特有の
街並みが残されており、
ひがし廓とも呼ばれてたとか
 
今は、ひがし茶屋街と呼ばれ
重要伝統的建造物群保存地区にも指定されてるそうな。
 
そんな中、
当時の建物がそのまま残り
国指定重要文化財として、現在公開されてるのが
「志摩」
 
文政三年(1820)創立
 
外観の写真撮り忘れたので、パンフレットより借用
 
 
封建制度のもと、わずかに町方に許された娯楽と社交の場として、
お茶屋には、主に上流町人や文化人が集まったそうで、逆に武士はご法度だったとか。
 
二階が客間で、階高が高く、粋なしつらえがあちこちに。
 

 

 
 
一階は、階高も低く、裏舞台って感じ。
ただ、台所はあっても、お茶屋は遊芸を楽しむところで、料理
は仕出し屋などから取ってたそう。
 

 
 
これらを見学した後は、1階の奥にある「寒村庵」で、
雨に濡れた新緑のお庭を眺めながら、お抹茶
頂いてきたわ。
 
この上和菓子の銘は、「躑躅」 今の季節ピッタリ~
 

 
関連記事
スポンサーサイト



Comments 8

めりる

No title

すごいですねーーーーーーー@@!
何がって全て^^
日本建築から日本庭園、和菓子にその他。
素晴らしいですね♪
大ポチ☆

青々

No title

Merylさま
「何がって全て^^」のコメントに、笑えちゃった~
正直言って、150年も昔の建物、古びてるだろうなぁって、期待せずに行ったら、
とんでもなかった。 とっても粋で、歴史も勉強になったわ。
このひがし茶屋街、さすがに和風で、どこのカフェも抹茶が多いのよ。
和菓子もそれぞれこだわってるみたい。 大ポチありがとう!

日向人

No title

↑ほん~とに素晴らしいわ!!
やっぱり風雪を耐え今日に至っているということは
基礎もしっかりしているし匠の技なるものとしか言いようがないですね。
ほんとに美しいです。ポチ☆

青々

No title

日向人さま
1階より2階の方が天井が高いのは、茶屋だけだそうで、町屋や長屋には見られない造り。
それを支えてる木造建築技術、すごいよねぇ。
それと、お城の本丸のような金ぴかの華やかさと違って、何より粋だったわ。
ポチありがとうございます。

*crea*

No title

輸入住宅が人気だけど日本家屋は日本の風土にあってるってつくづく思ったわ^^
子供のころはクーラーなんてなかったものね
「躑躅」 今の季節ピッタリ。
緑のモミジがさりげなく添えられて初夏を演出してる♪
素敵な記事にポチ☆

青々

No title

CREAさま
日本家屋って、究極のエコ家屋よね~ 今ほど夏が酷暑でなかったとしても、
エアコンなしでみんな暮らしてたんだものねぇ。
上和菓子、目で季節をめでるってこういうこと、としみじみ。 ポチありがとう!

Jyuri-

No title

ハーイ

いいねーこうゆうの見るとその時代に行きたくなりますー
いろいろ不便だけどそこがいいとこなんだな
昔のお茶屋は楽しかったことでしょう
お金持ちは芸子よんで遊んで酒盛りしてあああああああ
ジュリーも死ぬまでに京都のお茶屋で遊びたい、舞妓さんに
お酌してほしい~~いハハーポチ☆

青々

No title

Jyuri-さま
この「志摩」は、文化財としての公開だけだけど、この茶屋街は現役なのよ。
これと同じ造りでもっと広い「懐華楼」は、昼間は一般客に公開、夜は、今も茶屋。
京都と同じで一見さんお断り、一客一夕で、昔と変わらないのよ~ ツテがないと遊べないの!
それと、京都もここも、芸者や芸子でなくて「芸奴」
琴・三弦・笛・舞・謡曲・茶の湯・俳諧…と教養と技能がいるからねぇ。
酒盛りだけ考えてると、バチ当たるわよ(笑) ポチありがとうございます。