まさに青いカーネーション! レカンフラワーにしたムーンダスト

サントリーフラワーのブログモニターとして送られてきたカーネーション・ムーンダスト60本

 
そのうち30本ほどが、生花として我が家に飾ってたけど、
11日の到着から約2週間が過ぎて、そろそろ限界。。。
 
生き残ってるのもわずかになり、それも秒読みかな~
 
 
クーラーの効いてる部屋に飾ってるとはいえ、留守時は切ってるので、
暑い時は30℃を越えてしまう。
 
以前、6月末自分の誕生日に、アレンジメントを買った時は、
30℃の室内で、早い花は2日で萎れ、1週間で全部枯れた。
折角奮発して買ったのに~
 2度と夏には生花買わないぞ
と思った。
 
 
それに比べたら、「ムーンダストは花持ちが良い」と言われてるだけあって、
よくこんな真夏の時期に、2週間も持ったものだわ
 
 
特に、我が家では、オアシスに挿したアレンジメントの方が持ちがよかった。
 
花瓶の方は、毎日水を替え、茎先も少しずつ切り戻してたんだけど、
茎の腐敗がやっぱり致命的だったかな~
 
 
 
こんなぐらいなら、半永久保存になるレカンフラワーに、もっとすればよかったと思うけど、
乾燥剤も、それを入れる容器も限られてて、一度には無理なのよね~
 
このカーネーション、大輪咲きだから、乾燥させるのに日にちがかかって、
二周りめをしようと思う頃は、残りの花は鮮度落ちてて不向きなのよ。
2度に分けて届いてればなぁ。
 
 
一度に60本ってのは、凄い憧れでもあり、嬉しい話なんだけど、
な~んか使い切れなくて勿体無いというのが正直なところ。
うぅ~~~ つくづく、私って貧乏性ね。
 
 
 
そのレカンフラワー
の製作過程を、今日はご紹介
 
 
レカンフラワーは、立体のまま短時間で乾燥させたもので、
その乾燥花を、乾燥剤と脱酸素剤を入れた密閉容器、もしくは額作品に閉じ込めて、
生花に近い自然の色形を、半永久に保存できるというもの。
 
ドライフラワーより色持ちがよく、ブリザードのような人工色で無いというのが特徴かな~
 
ただし、乾燥させると多少色が濃くなり、色によっては脱色が早いものも。
また、赤系は黒っぽく変色しやすいの。
 
 
さて、この青いカーネーションと言われてるムーンダスト(実際は、青というより紫なんだけど…)
それを乾燥させたら、どんな色になるか
 
 
ここで、あらかじめお断りしておきます。
 
私のコンデジのせいもあるけど、
このムーンダスト、自然光が射す明るさの所では赤紫系に見え、
室内の蛍光灯の下では青紫系に見えるので、画像の色に差があるけど、悪しからず
 
 

まずは、花より先に
乾燥剤(砂状のシリカゲル)
準備
 
しばらく使ってなかったので
湿気吸っちゃってて・・・
 
耐熱皿に小分けして
電子レンジで5,6分チン
 
すると、青色に戻るの。
 
しっかし、3kgの乾燥剤
全部を再乾燥させるのに、
延べ5時間・・・
室内は冷房が追いつかず
暑いったら
 
 
そして、この乾燥剤の中に埋める花の下処理
 
茎付きで横から見た姿に仕上げたいものは、花の後ろ側の花弁を間引きし、
乾燥しやすいように、茎や花の首元の裏側を削って、茎の中味もカット
(写真は、表側と裏側。  茎の裏側カットしてあるの、分かります
 
 

 
 

首っ玉でカットしたものは、花芯が乾きやすいように、少しでも中味をカット
 
ただねぇ、これカットし過ぎると、右写真のように、ガクが取れて花が分解しちゃうのよ
 
 
下処理が済んだら、このガク部分にもしっかりと乾燥剤の砂を流し込んで
花弁の形を整えつつ、乾燥剤の中にすっぽりと埋め込み、常温で放置よ。
 
 

 
 
 
こうして待つこと、5,6日(今回は大輪の花なので長め)
そして、取り出したのが、こちら
 
 

 
 
まさに、青いカーネーション
  色のマジック
特にライラックブルーは、理想の青ではない
 
 
ちなみに、生花と並べて比較してみると、
 
      ベルベットブルー  左が乾燥させた花・右が生花、これは、やっぱり黒くなっちゃた。
 

 
 

アクアブルー  左が生花・右が乾燥させた花、 これ悪くないけど、予想以上に色が変わったわ。
 
 
ただ、いつものピンクや黄色の花のレカンフラワーは、こんなにも色が変わることはないから、
ちょっとびっくりだったけど、良い方に転んでよかったわ
 
 
 
さ~て、これをどうまとめて作品にするかなぁ~
 
写真中程の、白の八重咲きの日々草「ソワレ」乾燥させたら、ちょっとピンク味が入ったけど)や
白のナデシコ、一緒にするとよさそう。
 
一昨日、着付教室の知人に、縁あって白バラのアレンジメントいただいて、
それも急遽、乾燥剤に突っ込んだから、
その出来上がり次第によっては、一緒に使えるかも~
 
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Comments 18

ヒロゴン

No title

ほんとだ!青になっている!ナイス!
絶対、こっちの方がインパクトがあってイイ!
黒の奴もシックでカッコイイと思います♪
作品の完成、楽しみにしています♫

青々

No title

ヒロゴンさま
青でしょ! 乾燥させたら、面白い具合に色が変わったわ。
黒のもいい? これ使うの止めようかと思ってたけど、
ヒロゴンさんがそう言ってくれるなら、アレンジに入れようかな~
作品の完成、頑張るわ。 ナイス!ありがとう。

dicila

No title

レカンフラワーの作り方、良くわかりました。これがどんな風に使われていくのか、楽しみです。どう使うかを考えている時間も楽しい!
でも、これを保存しておくのもたくさんだと大変ですよね。

青々

No title

dicilaさま
レカンフラワーは1年半ほどご無沙汰しちゃって、作り方もこのブログ開設当初(4年前?)
載せた切りだったので、改めて載せてみたの。 分かってもらえて、嬉しいな。
そうそう、どう使うか考えてる時間の方が楽しい(笑)
押し花は、ペタンコなので保管も場所取らないけど、レカンは立体なので、
保管箱が山積みになって、部屋の一部占拠してるわ。(~_~;)

**むーみん**

No title

こんにちは~。
ほんと暑くて、一日中エアコンはつけているのだけれど、うちのお花もそろそろ限界っぽいです。
茎が腐ってくるから短くカットして、どんどん短くなっちゃいました。
乾燥させて作品を作るんですね。レカンフラワーというのも初めて聞きました。画像付きで説明してくれて、すごくわかりやすいです。
青々さんすごいな~。
どんな作品ができあがるのか楽しみにしていますね。ナイス

青々

No title

むーみんさま
むーみんさんとこも、限界なのね~
そうそう、どんどん短くなって、我が家今や首っ玉状態、水張った皿に並べてる。
ムーンダスト、応募した段階で「レカンフラワーと押し花にしてみたい」と宣言してるので、
我が家は飾ることより、作品にすることが優先なの(笑)
押し花も同時進行してて、トラバ〆の9月末までに、どこまで完成出来るかが問題だわ。
ナイス!ありがとう。

Jyuri-

No title

ハーイ

でましたね、レカンフラワー^^青々さんに教えてもらって
娘の結婚式のためにバラのレカン作ったの思い出しましたよ
そのあと椿も試したけど教えがよかったのか思ったより
綺麗にできて嬉しかったですー
青色は結構色が変わるんだねーバラはピンク系が多かったから
割りに変色せず綺麗にできたのがよくわかりました
黒くなったのもどっかで使えるんじゃない、白い薔薇はそのままかな?
作品頑張って下さい、どうなるんかな~フフー楽しみだな~~
ナイス☆でしたー

青々

No title

Jyuri-さま
バラのピンクはあまり変わらないけど、ビオラやバーベナのピンクは紫に変わるから、
これも青紫になるだろうと予想してたけど、ここまで青いとは、嬉しいビックリだったわ♪
ジュリーさん、折角乾燥剤持ってるから、バラそのまま埋めて作ってみては?
ガラスの筒型の密閉容器に、このシリカゲルをスプーン1,2杯底に敷いて、
リボンとバラ1輪♪ 結構お洒落で、1、2年は持つわよ~ ナイス!ありがとう。

日向人

No title

おお~~っナイスな色に変身ね!☆
これは作品にかなり期待しちゃうw
美しい花も過ぎたるは及ばざるがごとしね!
でも色形をとどめておく技術を持っていると
後々まで楽しめていいなぁって思うわ!!

青々

No title

日向人さま
まさに青! いい色になったでしょ~
ははは、期待されちゃった。 それに応えれるよう、頑張って作品にまとめねば
折角60本も貰った珍しい花を、10日足らずで跡形もなくなくなっちゃうのは、勿体無いものねぇ
思わぬところで、レカンが役立つわ。 ナイス!ありがとう。

Garden

No title

とっても綺麗なブルーになりましたね。♪
生花は青というより紫だったけど、
これは 本当の青いカーネーションになりました。

手をかけて作られただけのことは ありましたね。
作品が とっても楽しみです。
傑作ポチ。

青々

No title

Gardenさま
これぞ青いカーネーションって感じでしょ♪
サントリーフラワーが、開発の段階で青い色素の遺伝子をいろいろ操作したみたいだけど、
生より乾燥させた方が、青みがよく出るってことよね。
生乾きで作品にしちゃうと、後で変色や腐敗の素になるから、一手間かけないとねぇ
さて、どんな作品になるやら。 ナイス!ありがとう。

*けい*

No title

レカンフラワーってこういう風につくるんですね~
人工色より自然でいいですね
青の変化も面白いです
どんな作品になるのか楽しみです!
ナイス!

青々

No title

けいさま
メーカーや教室によって名称(レカンフラワーとかボトルフラワー)は違うけど、
密封容器に入ってる乾燥花は、概ねこのシリカゲルに埋める方法で作られてるわ。
レカンの色の変化は、押し花と全く一緒なの。 ブリザードの青より自然よね。
作品、只今組み合わせる花や葉をいろいろ乾燥中で、どんなのになるやら(笑)
ナイス!ありがとう

mokkoubara

No title

紫系もシックで素敵でしたが、レカンにしたらまさに青ですね。
色の変化も、嬉しい驚きかな^^
黒っぽいのもインパクトあって、使えそう。
生花からレカンへ、楽しみが広がっていくのがいいですね。
作業も、5時間の乾燥剤の再生?大変でしたけど
この青に出会えたならやった甲斐がありましたね♪

次の作品作り、楽しみです~^^

青々

No title

もっこうばらさま
レカンでここまで色が変わるのも、ちょっと珍しかったけどね~
皆さん揃って、黒(濃紺)もいいって言われるから、そっか~これも使うことにしよう(笑)
赤くなったシリカゲルは、電子レンジでチンすると青に戻るのだけど、
一度に大量にレンジにかけると、なかなか中まで青くならないから、
手間だけど小分け作業しかなくって、、、これが面倒だったらありゃしない!
ほんとこの青に報われたわ。

*crea*

No title

ムーンダスト 60本豪華ね~❤
綺麗って思わず叫んじゃった
青々さんマジックでこんなに美しい色になるのね。
シックでナイス!
どんな作品に生まれ変わるのか楽しみだわ
記事に絵文字が挿入できるようになってる~^^

青々

No title

CREAさま
60本は凄かったわよ~ これ花持ちもよくって、この真夏でも2週間持ったわ。
生の紫もいい色だけど、乾燥させた青もなかなか良いでしょ♪ ナイス!ありがとう
2,3日前からようやくコメントにも簡単に絵文字が入るようになったけど、
この行がずれるのは、何とかならないかしらね。