名古屋市より南、知多半島の根元にある半田市では、
毎年春
に、各町内で山車祭りが行われてるけど、 5年に一度、その山車が街の中心部に勢揃いするという「はんだ山車まつり」が開かれる。
今年で7回目。
7回ばかりと言っても5年毎だから、30年も前からで、
愛知県に生まれ住んで半世紀というのに、私、今まで全く知らなかった。
この半田市では、この時期、川の堤防沿いに約2㎞・200万輪の彼岸花が咲くので、
(ごんぎつねの発祥地で、作者・新美南吉の生家と記念館あり)
それを見に行こうと、開花状況をチェックしてて、この祭りを知ったという次第で。
今年は、その彼岸花の開花が1週間も遅れて、
臨時駐車場
・シャトルバスも臨時巡回バス
も、満開になる前に終了してしまって、 今は交通の便が不便でねぇ。
本当は、開花が遅れたのを幸いに、この山車まつりと二股かけようと思ったのだけど、
夏入院してた病み上がりの母
連れ回すのは、ちょっと無理で、仕方なく諦めたわ。
話を山車まつりに戻して、
祭りは、10月6日と7日の2日間開かれ、私が出掛けたのは2日目・7日の日曜
車
か電車
か迷ったけど、駐車場の混雑考えて、今回は名鉄電車で。 JRの方が会場には近いけど、乗り替えが面倒でパス
おかげで、往復3㎞歩く羽目になったわ。
前日の6日早朝に、各町内を出発して巡行しながら一堂に集まり、
夜には提灯行列や花火大会まで行われたみたい。
2日目7日は、朝から、名鉄知多半田駅~メインの平和通り1㎞+αにずらっと山車が並び、
山車に仕掛けられたからくり人形の上演があり、11時からは、一斉にメイン会場へ移動
では、その模様をずらずら~っと写真で
ちなみに、これらの山車、古いものは江戸時代・天保年間(約180年前)建造
一番新しいので、昭和初期のものだそうよ。
各山車の先頭には、裃を付けた人が、清めの塩を蒔きながら歩いてた。

この祭り、実は、地上を動く山車ばかりでなく、船に乗った山車
「ちんとろ舟」もあり、 半田運河に、その2艘が浮かび、その船の上で子供三番叟の舞いが行われたの。
夜は、まきわら舟のように提灯で飾られて、とても綺麗なそうな。
日中なので、その提灯は付いてないけど、
お囃子に合わせて一生懸命舞ってる子供
は、可愛かった~
この船が浮かんでる半田運河、周りは黒壁の平屋の建物に囲まれてて、
実はそれ、「味ぽん」で知られるミツカン酢の工場。
そう、この半田に、本社があるのよね~
「酢の博物館」もあったけど、今回時間の都合でパス
そして、祭りの一環として、
メイン会場の広場の隣のアイプラザ半田では、ふるさと交流ステージが開かれ、
愛知県下各地のからくり人形や踊りが披露されてたので、そこも覗いてみた。
写真は、「司馬温光の甕割り」東海市の一場面
さ~て、では、メイン会場で、お待ちかねの31輌の勢揃い~
と、その入り口まで行って、 ハタと、カメラ
が無いことに気が付いた
肝心の31輌の集合写真撮ってない
それに、今日撮った写真もどうするの
ブログ書けないじゃん
それに、今までの3500枚のデーター、パーってか
(一様、PCに取り込んであるけど)
必死になって、パニックに陥りそうな頭落ち着かせて、最後に写真撮ったのは何処か考える。
最後の写真は
お隣の会館。 席立つときに落したとしか考えられない。
で、広い会場、炎天下の人混みの中駆け戻って、会館内座ってた座席当たり見に行ったら、
近くの方が、「先程カメラの落し物、放送されてた」と教えてくださった。
これは幸いと思ったけど、会館の窓口には届いておらず、
拾われたカメラ
求めて、祭り会場のインホメーションと2往復
まぁ、何とか手元に戻ったから、このブログ記事も無事書いてるのだけど、つっかれた~~~
というか、病み上がりの母
一緒に連れ回して、親不孝もいいところだわね
では、戻ってきたカメラで撮影再開
豪華絢爛31輌が一列にずら~っと並んだ様子をご覧あれ

写真右下クリックしていただくと、大きな画像で見れます。左端チラッと写ってる段々畑は、有料の桟敷席。
そこから写すともっと壮観だけど、一人4000円は手が出なかった。
この会場でも、からくり人形の上演をしてたのだけど、
カメラ紛失のドタバタで、その時間逃しちゃった。

そのまま飾ってあった、からくり人形をいくつかパチリ

最後に、3組のそれぞれの代表の方が揃って記念撮影されてたのを、写させてもらったら、
そのおひと方が、「撮れたかね~

」と声掛けてくださって、
記念にと、各組の手ぬぐいを懐から取り出して、私と母に1枚ずつ下さったわ~


私が頂いてきたのは、亀崎の田中組「神楽車」のもの。
写真ないけど、母のは、桜柄の、亀崎の西組「花王車」でした~

午後2時から、順次山車は退場し、また5年後に合うことを約束して、
各町内まで、巡行して帰って行ったわ。
遠いところは、4時間かかるとか。 ほんとお疲れさまです
ところで、余談だけど、
このメイン通り1.5㎞の両側には、ずら~っと屋台が並んでて、その数の多さも凄かった~
そして、「はんだ昭和村」と名付けられた屋台の一角に、
「金魚

すくい」ならぬ「ミドリガメ

すくい」のお店があって、懐かしかったわ。
それにしても、上手い子

がいてねぇ、あの金魚すくいと同じ団扇で5匹もすくってた

ちなみに、この祭り、2日間で53万人の人出だったそうな。
山車もすごいけど、人も凄かった。。。

長々とした記事に、最後までお付き合いいただいて、どうもありがとう

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