鳴門海峡と大塚国際美術館その1

今年も残すとこあと数日となったわねぇ
 
 
片付けが大の苦手で、掃除が大っきらいな私。
 
持家でなく賃貸だから、一生住む訳でないし、、、来客も滅多にないし、、、
とやかく言う家族もいない、、、となると、もうねぇ。
 
年々、面倒くさ~が酷くなって、ははは、今年も大掃除はパスだわね。
 
 
その代わり、この時期、自分の年賀状だけでなく、実家の分や知人の分も引き受けてて、
まだ買って1年と言うプリンターの調子
が今一つで、連日格闘よ

 
 
おかげで、先週出掛けた旅行の写真整理
の続きがなかなか進まなくて、
お恥ずかしながら、ようやく続きをアップ
 
 
 
ツアーバス
は、神戸をあとにして、明石海峡大橋を渡って淡路島へ。
 
20年数年前、淡路島に水仙の群生見に来た時は、まだ橋はなく、
大阪から、すっごく揺れる高速艇
で渡ったっけ。
 
ただ折角の瀬戸内海横断だけど、残念ながら夜だから、真っ暗で何も見えず~
遠目に明石市の灯りだけ見えてた。
 
 
その後、南淡路温泉のホテルで1泊。  露天風呂
は気持ち良かった~
 
 
明けて翌日(18日)、お天気は今一つ。
 
ちょうど、割り当てられた部屋は海側で眺望バッチリだったけど、
残念ながら、朝陽は見えず、、、でも、霞みながらも、遠目に大鳴門橋が見えた
 

ホテルの部屋からの展望、右下クリックすると画像大きくなります。 
右端上の方に大鳴門橋、わかるかな~
 

 
 

その部分、望遠で撮ると
 
向う側に霞んで見えてるのが、
四国・鳴門市
 
あの橋の下・鳴門海峡で、
あの渦潮
が見えるのよ
 
前回来た時は残念ながら
時期が悪く見れなかったけど、
この日は、午前9時半に満潮
それも大潮
ホテル9時
出発だから、
期待度大
 
 
うふふ、期待を裏切らず、バスの中からも見えたよ~~~
この橋は神戸淡路鳴門自動車道の一部だから、あっと言う間に通り過ぎたけどね。
 

 
 

 
四国側・鳴門の展望台より
 
 右手が太平洋、左手が瀬戸内海
 
 この時は満潮だから、
 太平洋の方が水位が高く、
 右から左へと潮が流れてる。
 
 橋の中ほど右下で渦潮発生中
 
 
 この大鳴門橋が出来たのは1985年
 
 当時は、橋の上部が自動車で、
 下部は新幹線並みの鉄道を通して、
 いずれは本州と繋ぐ予定だったとか
 
 でも、明石海峡大橋が、
 道路専用で作っちゃったので、
 四国新幹線の夢は消え、
 今では、この下部に「渦の道」として
 記念館があり、
 真下に渦潮が見れるそうな。
 
 
 
 
ツアーの数名が、そこに出掛けたけど、
往復1㎞ちょっとで、この後、美術館探訪5時間を控えてたので、
前日の足の疲れのある私は、残念ながらパスしたの。
 
無理しても行けばよかったかな~と、ちょっと後悔。
 
 

 
 
そして、お待ちかねの大塚国際美術館
 
名前から察しの通り、この美術館は、大塚製薬を代表とする大塚グループが建てたもので、
日本最大級の常設展示スペースを有する「陶板名画美術館」
 
古代壁画から世界各地の美術館が所蔵する現代絵画まで、至宝の西洋名画1000余点を
大塚オーミ陶業株式会社の特殊技術によって、オリジナル作品と全く同じ大きさに複製してるの。
 
 
美術の教科書に出てくる、まさに名画といわれるもののオンパレード
 
それに、古代遺跡や教会などの壁画を、環境空間ごとそのまま再現した立体展示方法
「環境展示」が、実物の遺跡を見てるようで、これまたいいのよ~
 
 
その代表的なものが、この美術館のメインホールともなってる「システィーナ・ホール
 
バチカンにあるシスティーナ礼拝堂の、
ミケランジェロ作の天井画と主祭壇の壁画「最後の審判」
そっくりそのまま再現されてるわ。
 

 

 
 
この天井画の中で一番有名な「アダムの創造」
 
神から命を貰うアダムの代わりに、私も何らかのエネルギーを貰えたかな。
 

 
 

同じく立体復元されてたのが、
エル・グレコの祭壇衝立
 
 
余談話になるけど、
この美術館撮影
はすべてOK
 
ただし、フラッシュや三脚はダメ
 
でも、展示室、暗いところが多いし、
ライトが電球色してるのも多くて、
フラッシュ無しだと、ボケるわ、
変色するわで大変
 
で、フラッシュ撮影が暗黙の了解に
なってるようだけど、
今度はフラッシュで撮ると、
白く色飛びしちゃうのよねぇ。
 
 
撮ってきたこれらの膨大な写真、
PCに取り込んでから色修正するのに
滅茶苦茶苦労したわ。
 
 
 
ちょうど今、本物が神戸に来てる
フェルメール「真珠の耳飾りの少女」ともう1点
 

 
 
 
 
これらを別にして、他の絵画は、年代・系統別に、古代・中世・ルネサンス・バロック・近代・現代と、
地下3階から2階まで、順を追って展示されてるの。
 
 
まずは、「古代」 ギリシャの壺絵やポンペイの壁画、モザイク画など約130点
 
1つ1つ紹介してたら切りがないから、私の独断と偏見で。
 
ポンペイの遺跡の中の1部屋を、そのまま復元した、秘儀の間
ポンペイ・レッドと呼ばれる赤が艶やか~
 

 
 

 

こちらもポンペイ出土で、「アレクサンダー・モザイク」 モザイクがもう細かすぎ

 
 
 
次に、「中世」 イコン、聖堂の壁画など約100点
 

こちらは、聖マルタン聖堂の壁画  なぜか最後の晩餐の絵があった
 
 

   
 

こちらは名前を忘れた…モザイク画
ただ、モザイク画といっても、それを複写したものだから、表面は凸凹でなくツルツル
 
 
そして、この美術館のシンボル「スクロヴェーニ礼拝堂」
もう、鮮やかブルーに溜め息物
 

 

 

 最後のこの画像は、右下クリックしてもらうと、大きくなります。
 
 
ガイドの方が、いろいろ参考になる話をしてくださったのだけど、そのうちの1つをご紹介
 
こういう宗教画の見方、ご存じ
 
十字架の正面(右上の写真参照)に向って、右手、側面一番上の角の絵から右隣へ
時計回りに1周回ったら2段目と続いて・・・
これ、キリスト誕生から十字架に掛けられるまでの一生が、絵物語になってるんですって。
 
 
今日はまずここまで。
 
長々と記事読んでくださってありがとう
まだ、ルネサンス~現代まで続きま~す。(年内にアップできるかしら・・・)
 
よろしければ、これに飽きずに、続きも読んでね。
 
 
関連記事
スポンサーサイト



Comments 13

mhk2o2272bz04z44

No title

nice

dicila

No title

すごい所があるんですね。知らなかった~。
実物大という部分もナイス!
続きも楽しみです!

青々

No title

dicilaさま
ここは、出来て10年以上になるけど、私も2,3年前まで知らなかったの。
陶板だから、表面はツルツルで、筆のタッチとかはわからないけど、
卓上で見てた小さな写真のが、実物はこんなに大きいのかとびっくりしたのも多いわ。
立体の復元は、外国に行かなくても、臨場感が味わえていいわよ~

samansa

No title

こんにちは(^_^)

はじめまして。履歴からお邪魔します。サマンサといいます。

大塚国際美術館、おいでになったんですね( ´∀`)

私も、県民ながら、先日初めて行きました。

すごく詳しくステキな記事
私も記事アゲしましたが、えらい違いです。

続きが楽しみです( ´∀`)

またお伺いしたいので、お気に入り登録させてくださいm(__)m

日向人

No title

鳴門海峡の渦潮ばっちしだったね!ナイス☆
それからこの大塚国際美術館本物でないにしても
これだけの物が鑑賞できるなんて価値があるわね!それに写真OKなんて
礼拝堂のブルーはほんとに美しくて神秘ね!
次回も楽しみにしてるわ!

青々

No title

mansaさま
初めまして。 ご訪問&コメント、そしてお気に入り登録までありがとうございます。
こちらこそ、コメントも残さず読み逃げしちゃってごめんなさい。
県民ということは、徳島に住んでみえるのね~ 数年前は阿波踊り見に行ったわ。
samansaさんの記事、要点を上手~くまとめてて、それに読んでてとっても楽しかった。
私はまとまり切れなくて、つい2部構成に引っぱっちゃった(笑)
続き、どの作品を取り上げどれを落とすか、写真の整理に頭が痛い~
頑張って年内にアップするので、しばしお待ちを~

青々

No title

日向人さま
渦潮、20数年ぶりにリベンジよ(笑)ナイス!ありがとう!
美術館、確かに本物ではないけれど、有名どころ全部を一カ所で見れるってのは便利よね~
世界各国190の美術館を回るなんて到底できないからねぇ
ちなみに、写真撮影、海外の美術館はほとんどのところがOKで(フラッシュは禁止)、
日本だけよ、何でもかんでも撮影禁止なのって!
もっとも、この美術館は陶板で2000年経っても色褪せないって言われてるから、
フラッシュで撮っても大丈夫なはず(笑)
続きの写真整理、頑張りま~す

Garden

No title

凄い迫力ですね。
複製でも 陶板に描かれるせいか、
本物の魅力を感じます。

ここは 撮りにいってみたいなー。
ぽちっと。

青々

No title

Gardenさま
これらより後世の、キャンパスに描かれた額入りの絵画だと、
陶板はあくまで複写だなぁという感がぬぐえないのだけど、
こういったスケールの大きい立体的なものは、迫力も満点で、偽物でも感動ものよ。
海外の現地に行かずとも見れるってのは、とってもありがたいことね。
Gardenさんだったらどんな風に撮られるか興味津々。 機会があったらぜひ! ナイス!ありがとう。

*けい*

No title

こんにちは
大塚美術館、凄いですね~知らなかったです!
青々さんの写真がまたよく撮れているので迫力を感じました
ナイス!

掃除、私も大の苦手!^_^;
良いお年をね(*^ー^*)

青々

No title

けいさま
私も数年前まで知らなかったのだけど、ここは開館してからもう13年になるそう。
大塚製薬の発祥がこの鳴門市で、創業75周年記念で建てられたとか。
写真、変色気味だったけど、PCでの色・ぼけ修正でなんとか元の色に近くして、
折角の色艶やかなフレスコ画だから、大きめな画像でアップしてみたわ(笑)
今年も沢山のコメントにナイス!ありがとう。 けいさんもよいお年を~

mokkoubara

No title

お写真見るだけでも圧倒されそうです。
実物は複写とはいえ、迫力あったでしょうね。
こういう美術館があったとは知りませんでしたが、見てみたいと思わせる素晴らしさですね。
写真を修正できるんですね!すごいなあ。
とてもきれいでそんなふうに思えませんでしたよ^^

今年も楽しいコメントありがとうございました。
来年も、どうぞよろしくお願いいたします♪
膝、お大事にしてくださいね。良いお年を♪

青々

No title

もっこうばらさま
2010年の淡路花博と組んだツアーで、ここを知る人が増えたようだけど、
知る人ぞ知るって感じかも。 陶板美術館なんて珍しいでしょ。
ちなみに、ここは常設でいつでも見れるけど、入場料は3150円掛かるわよ。
デジカメ買った時に付いてるPCへの取り込みソフトや、無料ダウンロードなどの
画像処理ソフト使えば、いろいろな修正が簡単に出来るわよ~
昨年無償交換で新しくなったコンデジは、いろいろなオート機能が付き過ぎで、
反って、見たままの色でなく勝手に捕色してくれちゃうから、修正が増えたわ。
こちらこそ、コメントありがとう。 来年もどうぞよろしく~ 良いお年を♪