今年も残すとこあと数時間
年内になんとしても美術館の続きをアップと焦るものの、写真の整理と下調べが追いつかない~
全国でも珍しい陶板美術館である、四国鳴門にある「大塚国際美術館」
さて、前の記事では、年代別の古代・中世までご紹介したけど、
その続きで、ルネッサンスの作品類を
ここには、ボッティチェッリ、レオナルド・ダ・ビンチ、ラファエッロなど約140点
中世の時代から引き継いで、まだ宗教的な絵画が多いかな。

こちらは、メモってくるの忘れた。。。
ラファエッロの
「小椅子の聖母」

いろいろな画家が描いた「受胎告知」が一堂に
ちょっとボケててごめんなさい。
ストゥディオーロ(書斎)
こちら2枚は、言わずと知れたレオナルド・ダ・ビンチの「最後の晩餐」
左上側の写真が、修復前の状態の複写、右下側の写真が、修復後の複写
今から500年前に、ミラノの修道院の食堂の壁画として描かれたものだか、
傷みが激しく、その後いろいろな修復や加筆がされてたのを、
20世紀末、20年かけて洗浄し、ダ・ビンチ本来の絵に戻したもの。
その洗浄の前と後を、一部屋の中で向い合せに展示してあり、
実物大で見比べることが出来るのは、世界にもここだけだと思うわ。
ちなみに、洗浄して分かったのは、
・一点透視図法の消失点の釘跡
・テーブルには魚料理が並んでいた。
・キリストの口が開いていた。
・背景の左右の壁にある黒い部分には花模様のタペストリがかけられていた。 だそうよ。
ダ・ビンチの絵としてダントツ有名な「モナリザ」も当然展示されてて、
写真撮ったのだけど、ボケが酷過ぎて修復不能で、アップはパスね。
ちなみに、本物をパリ・ルーブル美術館で見たことあるけど、
あちらは、真近で記念撮影
もOKなのよね~
日本だけよ、何もかも撮影禁止って、うるさいの

では、お次は、バロックの時代へ
レンブラントやベラスケス、ゴヤなど約120点が展示されてたわ。

レンブラントの「夜警」 
こちらは歴史書にもよく使われる「ルイ14世」
これは、ルーベンスの「キリスト昇架」
本物はベルギーのアントワープ大聖堂にあり、
私、15年前そこに行った時、この絵の素晴らしさ何にも分かってなくて、(今も分かんないけど)
「あぁ~これが、『フランダースの犬』に出てくる絵で、ネロが最後に死んだ場所か~」って・・・

ゴヤの「裸のマハ」と「着衣のマハ」 並べて展示してあるところが面白い
時代は移って近代・ミレーやルノワール、ゴッホやムンクなど約330点
まずは、ドミニク・アングルの「泉」と「グラン・オダリスク」

ウジェーヌ・ドラクロワの「民衆を導く自由の女神」

この美術館で、唯一の戸外展示である、モネの「大睡蓮」
この円形状の壁画の外回りは、モネの睡蓮の池をイメージした、池と植栽が取り囲んでたの。
だけど、雨がチラつく寒空で、草木も枯れ果て、ゆっくり鑑賞する気にもなれず、即座に退散
ちなみに、写真の背景に写ってるのが、神戸淡路鳴門自動車道(高架部分)
余談になるけど、
このあたり一帯は瀬戸内海国定公園になるため、この道路の面の高さを基準に、
そこから16mの高さの建物しか建ててはいけないそうで、
それならと、この美術館は山の斜面を利用して、地中に掘り下げて作られたため、
地下3階地上2階となったそう。
美術館の玄関は、海岸線に近い所にあるので、地下3階よりさらに下よ。
緋色の打ち掛けを着た絵は、同じくモネの「ラ・ジャポネーズ」
その下は、これまた有名なミレーの「落ち葉広い」他
次は、作者は知らなくても絵は見たことあると思う「皇帝ナポレオン1世と皇后ジョゼフィーヌの戴冠」

この大きさは、629×926㎝と言う特大
なんと、マンションの我が家
とちょうど同じ大きさ・・・
ルーブル美術館にある本物
見た記憶が無くって、、、
こんな大きなの見忘れる
なんてねぇ。
この大塚国際美術館では、
薄暗い大部屋にデ~ンと
展示されてた。

メインをどアップで
沢山の陶板作品アップしてきて、お気付きと思うけど、
絵画によっては、一枚板の陶板に複写されてるけど、
大きな作品となると、どうしても何枚もの陶板を並べてとなるので、縦筋が見られるわ。
それと、暗いためにとフラッシュを使うと、
陶板で表面がツルツルのため、フラッシュ
が写り込んじゃう~
ガラスのカバーは、逆にないのだけどねぇ。

ゴッホの作品が一堂に
ようやく、最後となりました、現代・ピカソやシャガールなど100点 こちらは、さらっと。

「ゲルニカ」 続いて、ピカソいろいろ、シャガールいろいろ、最後にダリ
展示数は1000点を越え、それ全部に目を通すなんて、1日あっても出来ない。
有名どころだけでもじっくり説明を読んで観賞したいところだけど、その有名なのが有り過ぎ
写真
だけでもと焦って撮ると、 室内撮影のためのシャッタースピードの遅さに待ってられず、ブレる。
敢え無くボツにした写真、何枚有るやら。。。
ここでの滞在時間は5時間。
初めの約2時間、古代・中世・ルネッサンスの一部まで
ガイドの方
が付いてくれて、各作品のいろいろ説明を受け、その後はフリー
年末になって今更だけど、、、
館内吹き抜けの場所には、
ここのシンボルスクロヴェーニ礼拝堂の青色
をイメージしたクリスマスツリー
が飾られてた。
館内のレストランでは、クリスマスシーズン
の特別ランチメニュー
赤と緑で、「鶏胸肉の香草焼きとトマトとジャガイモのグラタン添え」 飾りは蓮根のスライスチップ
別の館内カフェで、アプリコットタル
ト食べて、ほっと一息
正直言って、もう最後の方は疲れ果てて、名画も流し見、ははは
この後3時過ぎ、バス
は一路名古屋目指して、高速走り繋げて帰ってきたわ~
ここまで、長々とお付き合いいただき、ありがとう
私、絵画はま~ったく詳しくなくて、この記事アップするのに、あれこれ検索
どうせ調べるなら、見に行く前にしろ
ってもんだわよね
最後になりましたが、
今年も、私のブログにご訪問いただき、ほんとありがとうございました。
暖かいコメントも沢山のナイス!も、と~っても励みになりました。
また来年もどうぞよろしく~ 皆様も良いお年をお迎えくださいませ。
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