押し花作品その10・ムーンダストの額絵ようやく完成~

我が家名古屋地方も、先週の土曜、そして今朝と雪
がチラつき、一面白くはなったけど、
道路はすぐ溶けて、積雪というほどまでには至ってないかな~
 
ニュースでは、また関東の方で積ったようで、成田空港で積雪8センチとか。
 
 
 
季節は5ヶ月さかのぼって、真夏の35℃の暑さ
に悩んたころ、
サントリーフラワーのモニター応募に当選して
青いカーネーションと呼ばれる「ムーンダスト」 4色各15本の合計60本の生花が届いた。
 
8月の猛暑時、24時間冷房完備のところでもない限り、
普通切り花は、いくら水を替えても1週間と持たない。
 
そんな中、このムーンダストは2週間咲き続けてくれたけど、やっぱり枯れは来る。
 
 
折角の珍しいカーネーション、それでは勿体無い
 
それも60本もあるのだからと、私は、その一部を半永久保存しようと、
立体乾燥のレカンフラワーと平面乾燥の押し花にした訳。
 
(それぞれ加工処理した時の記事はこちら、レカンフラワー押し花
 
 
そのレカンフラワーの方は、もう既に作品として完成して記事にもアップしてるけど、
押し花の方は、パーチメントクラフトとコラボにしようと考え、
それぞれの教室が2週間に1度で、各先生に相談しながらだから、なかなか進まなくって・・・
 
 
初め、背景全面をパーチメントの透かし柄にしようと、図案を考えたのだけど、
その上にメインである押し花のカーネーション並べてみて、映えないなぁ~と断念。
 
それに、透かしの全面ならそういう和紙やレース買った方が早い。。。
 
 
で、あれこれPCでデザイン検索しながら、ちょっとモダンな感じに路線変更
 
カーネーションは、この際思い切って首っ玉だけにして、
パーチメントでボーダーの帯を作って、ど真ん中に通してみた
 

 
 
4色の青いカーネーションだけでは、暗くて重かったので、
我が家のベランダガーデンで育ててるイベリスの白を散らしてみたわ。
 
レカンの作品の時は、ニチニチソウの白とナデシコのピンク、
それにシルバーレース白妙菊の葉っぱを使ったけど、今回はシンプルに1種のみ。
 

 
 
パーチメント部分には、上下にサテンリボンを通し、
ラベンダー色の和紙を裏打ちして、下敷きになったカーネーションを半透け状態にしてみた。
 
 
背景は、同系色で。
 
和紙だと艶がなくて平坦に見えたので、シルバーというかグレーのサテン地にしたのだけど、
ちょっと色が濃くて、花が陰になちゃったので、
そのサテン地の上に、白のオーガンジーを重ねたら、ちょうど良い感じになってくれたわ~
 
画像では分かりにくいけど、これ見る角度によって、背景の色多少違ってみえるの。
 
 
それと、実は、右上角と左下角には、ブルーに光る白のラメ粉
を散りばめたけど、
これが、皮肉にもオーガンジーの光沢に吸収されて、全く分からない。
下から見上げると光ってみえるのだけどねぇ。。。
 
そのラメ粉が掛かった花弁も、光らずにまるでシミが出来たように見えてるわ。
 

 
 
でも、5ヶ月越しでようやく完成して、ホッと一息
レカンフラワーの作品より、こちらの方が満足度高いかな

 
 
 
余談だけど、
この記事の画像をアップするに当たって、実は一苦労したの。
 
青紫って、一番難しい~~~~
 
昼間、自然光
の下で撮ると、赤味が増して紫に見え、夜蛍光灯の下では、青に近い。
肉眼で見ただけでも、かなり色が違ってみえるのに、
それを、私の安物コンデジ
で撮ると、もっと悲惨に変わっちゃう。
 
PCに画像取り込んでから、出来るだけ肉眼に近いものに色調節したけど、なかなかねぇ。
 
それと、今回の額縁のガラスは、反射防止仕様のものだから、幾分マシなんだけど、
それでも、撮影する時どうしても写り込みしちゃって、、、
元の色が違って見えてる部分もあるけど、あしからず。
 
 
 
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Comments 12

*けい*

No title

こんばんは
シックでモダンな作品になりましたね~ナイス!
レカンのときも素敵な作品でしたけど、こちらの方が満足度高いんですかぁ~^^
背景とか材質を変えたりラメを散らしたり工夫されてるんですね~!
結構大きいのかしら?幅30cmくらいですか?
青紫色を写真で忠実にあらわすのは至難の業ですよね~
でもとっても美しい作品です(*^ー^*)

青々

No title

けいさま
レカンのあの作品、ガラスのケースだから明るいかと思いきや、
やっぱり中が影になって、青紫で暗いのが更に暗くて冴えないの。
メインの花を引き立てる背景って、難しいわ。
けいさん、花をよく知ってみるから、大きさ鋭いね~
はい、作品面の横がちょうど30㎝縦が23㎝で、約A4の大きさよ~
押し花絵としては、一番ポピュラーなサイズかな。 展示作品としてはちょっと小さいかも。
けいさんでも青紫は難しいのね。 ナイス!ありがとう

める

No title

確かに紫系って写真撮るの難しいですよね。なかなか綺麗な色が撮れないw
カーネーションに合わせてシックな色合いでパーチメントとのコラボがモダンな感じになっていて素敵だわ♪

青々

No title

めるさま
たった2,3枚の写真アップするだけなのに、画像の調整に何時間掛かってるやら。。。
紫が綺麗に、実物に忠実に撮れるカメラが欲しい~
初めは、花束やアレンジメントの絵柄にしようかと思ってたけど、
在り来りは面白くない、とちょっとモダンなデザインに変えてみました~(笑)

みなみB

No title

とてもおしゃれですね♪
額とのバランスや配色のセンスの良さが素晴らしいと思います。
押し花好きですが、こちらのような素敵な作品作った事がありません!!

青々

No title

みなみBさま
初めまして。 ご訪問&コメントありがとうございます。
そのようにおっしゃってくださって、嬉しいわ♪
パソコン画描かれるのですね!
実はこの作品、花モチーフのCG・イラスト画を検索して、そこからデザインしたものなの。
4色のカーネーションの並べ順に四苦八苦したわ(笑)

samansa

No title

すごい!!思わず見惚れて長時間画面を見つめてしまいました!

お花も咲いた後これだけステキな作品になったら
咲いた甲斐があったっていうものでしょうね。

押し花って、こうやって作るんですねえ。
ただ単にぎゅって押すだけじゃなくて、切ったり間引いたり。
すっごく手間のかかる物なんだと改めて思いました(^_^)

デザインも本当にキレイ。いやー。すごいの一言です~。

青々

No title

samansaさま
そんなに見つめてくださってありがとう!
花、咲いた早々に摘まれちゃって可哀想な気もするけど、こうやって残るならいいよね(笑)
押し花、小さい花やペタンコの花は、下処理何もいらずそのまま押して大丈夫なんだけど、
厚みのあるものは潰れ切れないのと、そのままだと中まで乾燥しなくて変色の素になるからなの。
バラやユリも、バラして押して組み立て直すのよ~
下処理は面倒だけど、その組み立てが面白いわ。

kazuhana

No title

大作ですね~~制作過程から全部見せて頂きました!生花の
カーネーション始めて見る色でした、押し花にして、
作品に仕上げる迄の大変な苦労、出来上がった喜び、楽しいでしょうね。只々感心して拝見しました!

青々

No title

kazuhanaさま
この「ムーンダスト」は、サントリーフラワーが遺伝子組み換えで開発したもので、
2005年から全国販売されてるけど、扱ってる花屋が限られてるかな。
お値段結構するから、自分で買ってまでは押さないけど、タダとなればねぇ(笑)
ちょ~っと時間掛け過ぎちゃったけど、納得の作品出来て、今回は満足よ。

日向人

No title

実物の色と写真ではカメラの種類によっても色の違いがあって
そのものの色を出すのは難しいわね。
レカンや押し花で大切な花をいつまでも鑑賞出来るって素敵ねっ!!☆

青々

No title

日向人さま
今のコンデジ(と言っても2,3年前の機種だけど)って、オート機能が付き過ぎて、
勝手に色変えちゃうから、尚更性質悪いわ。
デジイチでも難しい? 私のコンデジよりは良さそうに思うけど。
レカンや押し花、乾燥させて多少は色変わるけど、このカーネーション当たった時は、
押し花習ってて良かった~って思ったわ。 ナイス!ありがとう