沖縄の旅・紅型染め体験

今日も30℃を軽く超え…と行くかと思いきや、
お天気下り坂で気温下がったけど、ムシムシで気持ち悪い~~~
 
一昨日は、我が名古屋地方も、35.7℃の猛暑日入り。
 
ここ数年、35℃の数字を聞いても、もう当たり前のようになって、さして驚かないけど、
6月中旬からこれってどうよ
 
過去100年の中、最速記録だそうだけど、こんなんで7月8月は一体どうなるんだか・・・
 
 
さて、今さらになって、また先月行った沖縄の話
って思われるかもしれないけど、
ちょっと記事アップし損ねたことがあったので、ごめんあそばせ。
 
 
ちょうど1ヶ月前、2泊3日の沖縄ツアーで、最終日に寄った観光地の中に、
おきなわワールドってとこがあったの。
 

 
 
5年前に沖縄に行った時もここに寄ってて、
その時は、この園内のメインの1つともいうべき、鍾乳洞の「玉泉洞」を見物。
 
玉泉洞は、鍾乳石が100万本以上で国内最多、全長5㎞という国内最大級の鍾乳洞
 
美しい鍾乳洞でもあるのだけど、
何せ洞中の湿度が凄くって、サウナ状態の中1㎞近く歩くものだから、
今回はパス
 
 
ちなみに今は、Googleマップのストリートビューで、
この鍾乳洞内、入り口から出口まで、360℃のパノラマ状態で見れるので、
興味のある方は、そちらを見てくださいませ。
 
 
 
その空いた時間、同じく園内にある王国村の体験工房へ。
 
そこは、築100年以上の沖縄の古民家を数棟移築した、昔の沖縄の町並みを再現したところ。
 
 

 
 

2枚めの写真の垣根に咲いてる紫の花は、コダチヤハズカズラ
蔓性常緑低木で、庭木としてよく使われるみたい。
 
各家の屋根の上には、魔除けとして、さまざまな形をしたシーサーが置かれてた。
 

 
 

  この古民家で、
沖縄のいろいろな
  伝統工芸の実演を見たり、
  体験をしたり出来るの。
 
 
  前回来た時は、時間がなくて
  素通りだったので、
  今回はぜひやってみたかったのよ。
 
 
  体験してきたのは、
  紅型(びんがた)染め
 
 
  紅型染めは、
  沖縄を代表する染色技法の1つで、
  着物
にも使われてるもの。
 
 
  「団体ツアーで時間がない」と言うと
  半強制的に一番簡単な図柄
  やる羽目になって、
  私としては、超残念だったけど…
 
  まぁ一様、「紅型染め」を知ることは
  出来たわねぇ。
 
 
型友禅染めのように、くり抜いた型を置いて色を指すのかと思ったら、
(簡単にいうと、ステンシルの方法)
なんと、予め図柄の周りに糊置きされてて、その中を染めるようになってた

 
 
色は原色的で、赤・ピンク・青・水色・緑・黄緑・オレンジ・黄色・茶
 
1.5㎝程の太さのある刷毛で、薄い色から、布に擦り付けるように塗っていく。
 
混ぜて中間色を作ることは全くしないし、水で薄めたりもしない。
色のグラデーションは、重ね塗りした時の布のにじみだけが頼り・・・
 
 

 
 
 
工房での体験は、染付まで(
の写真2枚め)
 
その後は、お持ち帰りして、染料定着のため10日間ほど陰干し(うち1日は天日干し)
 
その後、裏面から一度アイロンがけして、(写真3枚め)
40℃のお湯に1時間以上付け置きし、糊落とし。(写真4枚め)
 
その時、揉み洗いは厳禁、歯ブラシなどで表面を擦り落とすのがミソだとか。
 
それを絞らず陰干しで乾かして、形を整えて出来上がったのがこちら
 

 
 
友禅染めのような和の繊細さは全く無く、
技法も図案も色も、南国らしい豪快というか大胆な感じね。
 
 
 
この王国村での染め体験の後、広場でのエイサー踊りのショーを見に飛んで行ったのだけど、
そのショー
撮影全面禁止で、1枚も撮れなかったの

(1日め宿泊のホテルで撮った踊りの写真はこちら
 
それぐらいなら、もう1つの工房で、ミンサー織りの体験して来るんだったと、後悔したわ。。。
 
 
最後に、園内で見かけたハイビスカスの花
 

 
 
おまけで、バス
の車窓より、郊外沿道沿いのサトウキビ畑と、街路樹のデイゴの木
 

 
 
 
今更ながらの沖縄のお話で、失礼しました~
 
ところで、訪問者数、8万人まであとちょっと、、、さて、どなたがキリ番踏むかしら
 
 
 
 


追 記
 
16日、先程9時半過ぎに、訪問者数8万人突破しました~
 
残念ながら、訪問履歴には残ってない方だったけど。
 
 
GW過ぎから、急激に訪問者数が増えて、
一時は、1日当たり今までの倍の130人とかあったけど、
この2,3日は90人ぐらいに落ち着いたみたい。
 
一体何が原因だったのかしらね
 
 
これからもお付き合いのほど、よろしくお願いいたします。
 
 
 
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Comments 14

dicila

No title

沖縄は行ったことがありませんが、いろんなシーサー探しが楽しそう!
体験の図案もハイビスカスですね。本州とまったく違う感じが、沖縄なんだわ~。

日向人

No title

そちらこちらより暑そうね!
紅型染めの行程は仕上がりまでが長いのね。それに比べ
友禅はのりも要らないし渋紙をはずせば出来上がりよっ。
でもこれが沖縄独特の紅型染めなのね。上手くグラデーションが出ているわ!ナイス☆
ピンクのハイビスカスが珍しい~。

*sara*

No title

おはようございます。
紅型型染めとってもグラデーションが綺麗!!
渋紙を使った型染めで帯や置物を作ったことがあります。
この季節はツユクサなどの帯を母がお茶のお稽古にしめて行っていますが、工程を見ていたら懐かしくなりました。
沖縄、私…行ったことないんです。行きたい~~~*^^*
楽しい旅のお土産ありがとうございました(*- -)(*_ _)ペコリ。
ナイス!(⋈σ◕ω◕*)σ

青々

No title

dicilaさま
シーサーは、石・陶器・漆喰、最近はコンクリートや青銅で出来たものもあって、
それぞれの家・場所によって形も様々だから、見てて面白いわよ~
沖縄、郊外走ってると、まだこういう赤茶の瓦屋根の家見かけて、沖縄らしく思えるけど、
那覇市などのビル街見てると、本州と全く変わらなくなったわ(笑)

青々

No title

日向人さま
体験その場で完成かと思いきや、「持ち帰って糊落とししてね~」と言われて、えっ!?って感じ。
その後の工程の紙1枚渡されて、家に帰ってからそれ読みながら作業よ。(-_-;)
水でぼかしたりが出来ないから、初めグラデーション出すコツがつかめなくて必死よ(笑)
友禅のような立体感は全く存在せず、まるでスタンプで押したみたいな絵が特徴だわ。
ナイス!ありがとう

青々

No title

saraさま
まぁ、型染めで帯まで作られたの! スゴ~イ
私、絞り染めでなら帯作ったことあるけど、型染めは体験の小物止まりなの。
沖縄はマリン系だけでなく、クラフト関係の体験もいろいろできて面白いわよ~
ここでは、機織りやウージー染め、吹きガラスから陶芸まで出来るわ。
機会があったらぜひ~~♪ ナイス!ありがとう

Jyuri-

No title

ハーイ

ほんとに暑いねーきのうやっとまとまった雨が降ったけど
ダムの上にはほとんど降らず水不足が心配になってきました
今日はまたカンカン照りだしーー
沖縄の家ってどこからも丸見えだねー変なことできないねーハハー
型染めってずいぶん大胆だね、でも最後はそれなりに綺麗に染まってるから不思議~~です!どうにじますかが決め手かな、ナイス☆
沖縄といえばハイビスカスにサトウキビだよねー(^_-)-☆
僕も行きたいなあー彼女と・・・フフー別に深い意味はありません、ハハハー

*けい*

No title

こんばんは
そちらはもう猛暑なんですね~
こちらも昨日まとまった雨が降りましたが蒸し暑いです~

紅型体験染め、沖縄らしくて素敵です
ピンクのハイビスカス、絞り模様で変わってますね

80000Hitおめでとうございます
お祝いナイス(*^ー^*)

青々

No title

Jyuri-さま
あちこちで水不足が問題になってきてて、地方によっては田植えが出来ない所もあるとか。
そちら今年は更に悩みの種になるかも。 少しでも雨降ること祈ってるわ。
沖縄の家、塀が高いと、反って台風の時風が抜けず、塀が倒れる心配があるのかもよ。
赤瓦屋根の家、今でも建ってるようだけど、他はコンクリート建てで、
あのへーベルハウスのような平らな2階建てを多く見かけたわよ。
紅型染、私も初めは出来上がりどうなることかと思ったわ(笑) ナイス!ありがとう
息子さん、もう行かれたのよね? ふふふ、ジュリーさんは奥さま連れて行ってあげて~♪

青々

No title

けいさま
大坂や岡山ほどではないのかもしれないけど、もう真夏並みよ。(-_-;)
型染め自体は全国にあるだろうけど、この色柄は沖縄らしいよね。
もうちょっと凝った絵柄のをやりたかった!
真っ赤なハイビスカスを圧倒的に多く見かけた中、この絞りピンクは珍しかったわ。
お祝いのナイス!ありがとう。 これからもお付き合いのほど、よろしく~♪

める

No title

まだ6月だというのにこの暑さ、本当に真夏はどうなるの?って心配だわ引きこもりに拍車がかかりそうです(汗)紅型染めって初めて聞いたけど沖縄らしい配色ですね。染の途中はどうなっちゃうの?って思ったけどなるほど洗うと綺麗な模様が出て素敵な作品だわ♪

Garden

No title

東京も蒸し暑さが厳しいです。
沖縄のほうが しのぎやすいかも(笑)

そのうち日本の伝統工芸も
熱帯リゾートのような作品になっていくかも。

祝8万ヒットのぽちっと。 おめでとうございます。

青々

No title

めるさま
我が家、既にエアコンの稼働率どんどん上がってて、引き籠り確実に増えそうよ。
実は今日、なばなの里へ紫陽花見に行ったのだけど、陽が射してきたら、
もうとてもじゃないけど、ゆっくり花を眺めてるどころでなかったわ。
「紅型」お初? 着物の染めとしては、伝統技法で昔からあるのだけど、
一般的には、民芸的なものにしか見かけないかもしれないわね。
糊落とし、柄が浮き出てくるようで面白かったわよ~

青々

No title

Gardenさま
ほんと、沖縄の方が35℃越すことがなくって、マシかもねぇ。
ただ、現地のバスガイドさんの話によると、直射日光の強さが半端でなく、
ちょっと油断すると、日焼けが火傷もの(水膨れ)だそうよ。
>伝統工芸も熱帯リゾートのような作品に…だけど、
既に、昔ながらの京友禅の柄で作ったシルクのアロハシャツ、結構人気のようで、
TVにも何度か取り上げられてたわ。 祝いのナイス!ありがとう。