七宝焼き体験・水彩画風立ち雛のミニ額絵

前回の「椿柄ペンダント」の七宝焼き体験の記事に、(その記事はこちら
参加どうしようか思案中と書いた2月の「お雛様飾り
 
 


その見本がこれ
七宝焼きアートヴィレッジのHPから画像を拝借
 
 
以前の体験での、極小の顔を筆で書くのは難しいとの体験者からの意見を踏まえてか
この作品は、下絵が既に描かれ、配色のみ自由に出来るというもの。
 
 
私、この絵を見て、
えぇ~ こんな幼い絵柄 こんなの4000円も出して作りたくない。
 
だから先生に、自分で好きな絵柄描けないの と相談したところ、
別の額絵用の材料が残ってて、それなら好きな絵を自分で描いていいとの了解を得た。
 
 
で、受講日までに、お雛さまの写真やイラストの画像をいろいろ検索して、
PCで、それを元に、9㎝正方角にバランスよく収まる絵柄に加工して、プリントアウト
 
 
それを体験教室に持ち込んで、皆が上の写真の作品作ってる同じテーブルで、
まずは、白塗りされた板に、カーボン紙を使って絵柄を写し、
(ちなみに、カーボンインクは焼くと消えちゃいます)
絵描き用墨で線入れして、一度燃焼
 
 
紙にささ~っと描くようにはなかなか描けず、線がヨタヨタと、、、
  
顔の表情が難しい~  たった2本の横線の目なのに、何度描き直したやら・・・
 
 

 
 
そして、ここに毎度ながら、釉薬(ガラスの粉)を盛っていくのだけど、
今回私は、水彩画風というか墨絵風というか、
ハッキリした色合いではなく、淡~くぼかした感じを、七宝焼きでやってみたくって
 
 
普通なら、色の釉薬を直接盛るところを、
まずは、白の釉薬(焼くと透明色)を着物部分全体に薄く盛り、
それに水分をたっぷりと染み込ませておいて、その上に、色の釉薬を極薄く、ぼかすように載せていったの。
 
 
何回か七宝焼き体験には来てるけど、このやり方今回初体験で、
必死になってたら、途中で写真撮るのすっかり忘れてて、
気が付いたら、すでに炉の中に入れた後だった。。。
 
 
だから、いつものような焼く前の写真ありません。
いきなりだけど、出来上がった写真を。
 

 
 
ここの体験用にはオレンジ色の釉薬がなくて、
イエローや金茶(ゴールド)に桃色を重ねるしかなく、
それって、私の未熟な腕では綺麗に色が出なくって・・・
 
だから、本当は下絵のように、内裏様をオレンジ系にしたかったけど、金茶で諦めたわ。
 
 
墨絵で描くような「影」を付けるのも、要領を得なくって、
薄めに墨色の釉薬散りばめたのだけど、アップで見ると、汚いなぁ~
 
 
下絵の墨描きの際に、薄く塗って付けれるといいのかも。
 
 
それと、初め頬紅のピンクを丸く載せたら、
先生に「載せずぎ おてもやんになるわよ」と言われて、
減らしたら、ちょ~っと減らし過ぎちゃったみたい。。。
 
 
 
額の窓の大きさを考慮するの忘れて、周りの余白が少なく、
付属の額に入れたら、絵が切れちゃったので、
家に有った手持ちの額(写真のもの)に入れ替えたけど、どうかしらね
 
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Comments 12

dicila

No title

大人っぽい、落ち着いた雰囲気の柄になったと思います。
玄関などに飾ってあったら、さりげないおもてなしですね。

日向人

No title

周りと同じでないところが青々さんらしいね!
それに立派に出来ている~ナイス☆
毎回バージョンアップしているから次も楽しみね!

*sara*

No title

すご~い、素敵!!
この季節はお雛様を作りたくなりますね。
お見本のお雛さまも可愛いけど、やはり私も青々さんの作品のような奥ゆかしさを感じる作品が作ってみたいです。
とってもお優しく上品に出来上がっていますね。
バックの桃の花のお色もやわらく春を感じます。
つくづく芸術的センスのあるお方なのだな~と思います。
お色あいといい、お着物などの柄やお色でセンスも磨かれているのでしょうか??それとも天性のものでしょうか??
感動!!ナイス!(⋈σ◕ω◕*)σ

青々

No title

dicilaさま
可愛らしい愛嬌のあるお雛さまってのもいいのだけど、
ここは一つ大人っぽくと思って。
「さりげないおもてなし」いい言葉ね~
では、早速玄関に飾っておこっと♪ でも、我が家来客ほぼゼロなのよ。。。

青々

No title

日向人さま
毎度ながら、人と同じもの・見本通りのものは作りたくないという
競争心というか見栄っ張り意識がムクムクと…(笑)
初心者対象の体験教室とはいえ、10回以上参加してるから、
何らか進歩させたいものねぇ。
先生も顔見知りになったから、基本以外のこともいろいろ
アドバイスくれるわ。 ナイス!ありがとう

青々

No title

saraさま
お褒めの言葉、光栄だわ。 ナイス!と共にありがとう。
でもね、天性もなにも私のセンスでないのよ~
元にした画像、PCの画像検索で拾ってるからねぇ(笑)
内裏様の着物の色は、PCの画像加工で、青や緑に置き換えてみたけど
しっくりこなくて、結局元絵を優先させちゃったし。
あとは、体験教室の先生のアドバイスだわ。

阿維

No title

こんにちは!

用意された絵柄より何倍も素敵ですね!
内裏様の袴の形、お雛様のクルクルと蒔いた形が素敵!
七宝焼きで好みの色を出すのは難しいんですね。
淡い色合いが春を感じます。
流石センスのいい青々さんらしい雛飾り、
ナイス~!!

青々

No title

阿維さま
七宝焼きの釉薬(絵具)は、色ガラスの細かい粒(まさに砂)で、
色を混ぜて中間色を作りたくても、粒が混ざり合うだけで、
絵具のように融け合わないのよ~
もっとも、職人さんの工房なら、濃淡も中間色も何十色いう釉薬が揃ってて
色は自在なんだけど、体験教室は、基本的な色17~8色しか置いてなくて。
基本色鉛筆12色で、絵を描くのと一緒の状態なの。
今回、先生に我がまま言って好みの作らせて貰った甲斐はあったわ♪
ナイス!ありがとう

*けい*

No title

おはようございます
さすが体験教室に何度も行かれてるから見本では飽き足らなくて独自の物を作りたいんですね~
いっそのこと七宝の道を究めてみたらどうでしょう?
見本の可愛らしいお雛さまとはまったく違った大人っぽいお雛さまになりましたね
素敵です~^^ ナイス

Jyuri-

No title

ハーイ

またあ~~わがまま通しましたねーハハー

下絵から頑張ってよくできました✿丸
でも難しそうですね何回もやってる人でないと
こんな冒険はできません挑戦した心意気にナイス☆

こちら今日は快晴気持ちいい~~(^o^)/

青々

No title

けいさま
昨年の夏ごろは、ちょ~と飽きが来てて足遠のいていたんだけど、
やり出すと面白くって。
先生にも、定期講座おいで~って何度か言われてるけど、
曜日が着付けや押し花と被るのと、材料代以外の入会金や月謝がねぇ・・・
押し花かパーチメントどちらか辞めなきゃ、首回らないわ~
ナイス!ありがとう

青々

No title

Jyuri-さま
ははは、先生とも顔見知りになるとねぇ。
ダメもとで聞いてみたら、あっさりと別の手段教えてくれちゃったぁ
他にも、何度か体験重ねてる人は、そうやって作ってるみたいよ。
こちらも快晴。 花柄摘みやら春に向けての切り戻しやら、
ベランダあれこれやってたら、3時間以上過ぎてたわ。(笑)ナイス!ありがとう