七宝焼き体験・秋のペンダント

近年この時期は、「残暑が厳しい~ 秋はまだまだ
な~んて言うのが、常のようになってたけど
今年は、秋が早そう。 というか、これが本来あるべき気候なのかも。
 
 
その秋
を先取りして、
恒例となった、七宝焼きアートヴィレッジでの9月の特別体験教室に参加して、
「秋のペンダント」作ってきました~
 
 
実は、7月の体験教室にも参加してたんだけど、
その作品はアップしておりません。 正しくは、アップ出来ません。
 
なぜかというと、あまりに不出来だったから。
 
 
7月は、台座をいつもの金属からガラス板に換えて、ガラス胎七宝だったのだけど、
私3回目のガラス胎七宝体験にもかかわらず、(年によって多少内容は変更有り)
進歩がないどころか、年々下手になって・・・
 
一番最初に作ったのが、一番マシってどうよ。
(その時の作品はこちら
 
 

そんな訳で、夏
を通り越して秋
の作品
 
 
今回は、技術的と言うか製作過程で目新しい点は何もなく、
経験者はろくに説明も聞かずに、各自淡々と作ってたわ。
 
 
作品の見本がこれ
 (HPより写真借用)
 
 
今回は、木の枝をレリーフ状に打ち出してある銅板を使用
 
木の輪郭となる部分(葉の部分)に、まず白の透明の釉薬(ガラスの粉)を盛り、
そこに好きな色で、ぼかしの模様を入れ、周りの背景色の釉薬を盛って、
イチョウとモミジ型の銀箔を載せ、細かく切った銀箔散らして、まず1回目の燃焼
 
次に、銀箔の上に好きな色の釉薬載せて、2回目焼くと完成~
 
 

 
 
木の枝部分、透明となる釉薬使ってるから、
地の銅板の色が透けて、見本のようにサーモンピンクの背景色になる訳。
 
 
私、紅葉の季節に「ピンク」ってのが許せなくて、
黄・オレンジ・黄緑・緑・赤でまとめようと変更。
 
ただし、オレンジ色の釉薬ってのがなくて、黄色と桃を重ねて代用
また、赤の釉薬は、焼く前は薄ピンク色をしてるので、あしからず。
 
 
私の、このぼかし模様の釉薬が薄すぎて、焼いてみたら模様がはっきりしなかったので、
2度目に焼く時に、再度釉薬を盛り直し。
 
土台のサーモンピンクが極力見えないよう、ぼかし模様を隙間なく広げ直したわ。
 
 

 こうして出来上がったのがこちら
 
 少しは紅葉の秋らしい色になったかな
 
 
 モミジ型の銀箔の方は、
 もう少し赤くするつもりだったのに、
 グラデーション作るのに気をとられて、
 赤の分量少なかった~
 
 
 実物の大きさは、縦横4.5cm四方よ。
 
 
 最初、HPで出来上がりの写真見てた時は
 これを帯留にできないかな~って
 思ってたんだけど、
 ちょ~っと大きくて、諦めたわ。
 
 
これからの季節、今回の作品は、お蔵入りとならず何とか使えそうかな。
 
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Comments 18

南州☆

No title

良いお仕事されてますね~~~♪
ナイス☆^^

日向人

No title

青々さんのこだわりの一品の方が断然まとまりがあっていいと思うなぁ!
ピンクは無いほうが私もいいと思う。
素敵な秋色ペンダントにナイス

*けい*

No title

こんばんは
秋らしい作品ができましたね
出来上がりを想像して製作していくのは楽しみでもあり難しそうですね
ナイス

阿維

No title

こんばんは!

年々うまくなる・・・と言うものでもなさそうですね。
作っている段階で完成品がどうなるか想像しながら
何でしょうけれど予想外のいいものが出来たり、
満足できなかったりなんでしょうね。
いつも青々さんの作品は素敵な仕上がりだな~~
見本より素敵!!

青々

No title

南州さま
ご訪問&コメントありがとうございます。 ナイス!もありがとう

青々

No title

日向人さま
賛同してくれて、ナイス!と共にありがとう!
ピンクって、どうしても春の花ってイメージがあるよねぇ。
この銀箔の形が花形してるなら、見本みたいな色がいいと思うけど。
この形で、春夏秋冬バージョン作ったら面白いな~と思ったわ。

青々

No title

けいさま
何度やっても学習能力がなくって(笑)
まだまだ出来上がりを想像する力が乏しく、微妙な加減が出来ない~
でも、出たとこ勝負ってのも面白みがあるわ。 ナイス!ありがとう

青々

No title

阿維さま
毎回同じ釉薬使ってるのに、なかなか出来上がりの色が把握できてなくって
こんなの作りたい~って思い描けても、どの色をどれだけ盛るのか、
微妙な匙加減が一向に分かってないわ(笑)
ははは、見本より素敵といってくださって、ナイス!と共にありがとう
ちょっとはこだわった甲斐があったかも♪

dicila

No title

陶芸も同じく、焼きあがってみないと出来上がりがわからないというところありますね。それが楽しみでもあり、どきどき・・・でも青々さんの慣れた感じがわかります。秋にこんなペンダントしてたらおしゃれ!

青々

No title

dicilaさま
陶芸の方が、焼きあがると縮んで大きさも変わるし、
釉薬の色も焼き前と後では全く違ったりするから、
七宝焼きに比べたら、想像力倍働かせて作っているのでは?
私慣れてないって! まぁ、全くの初心者とは違うけど~
でも見本どおりに作らないのは昔からで、経験より単なる性格のせい(笑)

植木屋ばる

No title

ステキ~♪
見本のよりずっと 色合いもバランスもステキだわよ♪(^^)

一番最初のが一番よかった ってこと、いろいろありますね~(笑)
バルの苔玉も、一番最初に作ったのが 一番丸くて大きくて綺麗なんだな~(^^;)
だんだん手が慣れてくると、一生懸命さに欠けるのかもね(笑)

kuma

No title

見本の配色より青々さんの作品の方が
秋を感じますよ♪

配置も少し変えてあったり毎回そのままじゃないのがいいですね。

今年は残暑がなく過ごしやすくていいですね。
これからの季節楽しみです。
今日、金木犀の甘い花の香りがしてましたよ~

青々

No title

植木屋ばるさま
ありがとう~♪
そうそう、最初のは丁寧に注意深く作ってたりするの。
でも、私のこの場合は、1つめよりいいもの・お洒落なものを作ろうとする
「凝りと見栄」が裏目に出てる気がする(笑)
あれこれ考えすぎてまとまってないの。
今回のこのペンダントは見本と変えていい方向にいったけど。
いやぁ、まだまだ実力が伴ってないってことね。(笑)

青々

No title

kumaさま
秋らしく見える? ありがとう!
私何かにつけて、人と全く同じはいやって傾向があって、
素直に見本どおりに作ることが少ないかも。
でも、それで墓穴掘ることも多々あるわよ(笑)
金木犀、そんな季節なのねぇ。
来週は10月突入、秋苗も出回り始めるかな~
残暑ないから、今年はビオラ類早めに植えつけても大丈夫かもね。

mokkoubara

No title

紅葉の木々を思わせるようで素敵ですね。
黄色のイチョウが優しいアクセントになってるような気がします^^
4枚順に並んだ一番下をみて、あら、わたし好みって思ったけど、やはり完成品が秋らしくて良かったです~。

青々

No title

もっこうばらさま
銀箔のイチョウとモミジ、もう少しだけ色濃くしたかったかも。
ふふふ、もっこうばらさんは優しい色の方がお好みなのね。
七宝焼きの釉薬、職人さんの工房になら、色のグラデーション豊かに、
パステルカラーも揃ってるのだろうけど、体験教室には12色色鉛筆のようにはっきりした色しかなくってね。
土台の枝を透かすため、透明タイプの釉薬使ってるから、
焼く前は白っぽく見えても、溶けると濃くなっちゃうのよ~

Garden

No title

うん 秋色に見えますよ~
しっかり赤と黄色が発色してますね。
青々さんにしては 珍しく濃い色の作品。
背景が黒なのも シックでいいですね。

今年は秋の訪れがすぐだったから
紅葉も去年より早いかな。

青々

No title

Gardenさま
言われてみて過去の作品調べてみたら、背景が黒って作ってなかった!
ここ数年、黒を基調にした服が増えたものだから、
そこに付けるアクセサリーというと、自然と黒背景避けてたのよね。
これ作る時も、濃い赤・濃茶・黒でどうするか迷って、
「黒のほうが絶対引き立つ」の講師の方の言葉に従ったのよ~
Gardenさんの紅葉の写真、今年はどんなのを撮られるかな? 楽しみ~