さて、話は全く変わって、タイトルの「つまみ細工体験」
皆さんは、「つまみ細工」ってご存知かな
舞妓さんが付けてる簪(かんざし)っていえばわかるかしら。
私が頻繁に伺ってるブログに、「江戸つまみ細工」のプロの方がみえて、
名古屋のカルチャー教室にも教えにみえてるけど、
そのカルチャーで作られるのは振袖向きの立派なかんざし。
とても、オバサンの私には使えない。 我が家に年頃の娘もいないしねぇ。
呉服売り場に並ぶつまみ細工のかんざしも、やはり同じで、年配向きってますないの。
で、同じことを考えてた着付教室の講師の先生が、ミセス向きのを作り始めて、
先日、教室でもその講習を開いてくださったの。
その体験講習で作ってきたのが、右側の茶系の剣菊
左側のヘアーピン付きのは、その先生が作ったものをお買い上げ
製作途中の写真
撮るの忘れちゃったのだけど、 3cm角の布をバイヤスに畳んで畳んで半分に摘まんだのが、花びら1つとなり、
色柄の違うのを同じように畳んで重ねて摘まむと、写真のような縁取りとなるの。
それを土台に並べてくっつけ、その半分の大きさのを上に積んで、
中心にパールを載せて完成~
今回体験で作った右のは、ピンを直接付けず、十字にゴムが渡してあるわ。
これを帯締めに通せば帯留にもなるの。
素材は、レーヨンの縮緬
接着剤にやまと糊を使わず、速乾性の木工ボンドを使うから、作業が楽で早いわ。
実は私、これより1,2年前に、別のカルチャー教室でつまみ細工を体験したことがあって、
その時作ってきたのはこちら、丸菊と剣菊
こちらの先生は、洋服にもつまみ細工を、との思考から作られてるもの。
素材は木綿を中心に、化繊やウールもの。 作品によっては絹も。
この花びらは、何十枚と3cm角にカットされた布から、
好きな色柄を全部で12枚になるよう自由に選び組み合わせて製作。
ちょ~っと、あれもこれもと欲張りすぎて、まとまりなかったかも・・・
土台は合皮1枚で、後から形をカット
裏にブローチピンを接着 (私は、帯留か髪飾りにしたかったので、まだ付けてないまま)
この先生の場合は、花びらはやまと糊で貼り、土台には木工ボンドだった。
もう1つ、こちらは、金沢の東茶屋街の和雑貨のお店で見つけて買ってきたもの
こちらはたぶん、本来のつまみ細工になるのかな、正絹の羽二重で作られたもの
実は、体験後に、先のカルチャー教室に習いに通おうと、正式に申し込んだのだけど、
一様要領が分かって、これなら家でも作れるかなと、結局考え直して
入会金と授業料も高かったので、キャンセルしちゃったの。
でもね、いざとなったら、自分で材料そろえるのが面倒で、買ったほうが早い。
で、今回、着付教室の先生が、好みの色柄でオーダー受けてくれるとのことで、
出来上がってくるのが、今から楽しみよ~
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