北海道ガーデン街道・六花の森



 先週行ってきた
 北海道ガーデン街道

 そもそも、この名が
 正式になったのは、
 2010年のことで、
 8つのガーデンには
 もう何十年と経つ
 ガーデンもあれば、
 まだ誕生して数年の
 ガーデンも。

 一番北の 
 大雪森のガーデン
 昨年から仲間入り
 したばかり






ツアー初日の午後、
十勝千年の森の次に訪れたのは、六花の森


六花という名前からお察しの通り、
ここは、菓子メーカーの六花亭が運営する
ガーデンで、正式名は、
六花亭中札内村ファクトリーパーク


帯広市に本社を置く六花亭が、
中札内村に製菓工場を新設するにあたり、
その耕地に河川と河畔林と湿地および
水辺の植生を再生しナチュラルガーデン
として整備するプロジェクトの一環だとか。


園内外に美術館も点在するわ。

その1つが、あの有名な六花亭の包装紙の草花を描いた坂本直行の美術館


 

ただね、
十勝六花は、エゾリンドウ・ハマナシ・オオバナノエンレイソウ・カタクリ・
エゾノリュウキンカ・シラネアオイを指すけど、
六花亭の六花は、この花々を指してるのではなく、
この本当の読みは「ろっか」でなく「りっか」で、
六角形の花、つまり「雪の結晶」を意味してるのですって。


この六花の森には、これらの花々を中心に植えられてるのだけど、
包装紙のは春の花が多く、残念ながらこの季節は咲いてないのがほとんど。

唯一咲き誇ってたのは、ハマナシ(ハマナスとも呼ぶ、バラ科の落葉小低木)








他に咲いてた花たちもご紹介












ところで、余談になるけど、
六花亭というと代表作は、今や?今も?「マルセイバターサンド

一昔前は、北海道物産展というと、この空輸に皆飛びついてた記憶が。

でも、私が初めて北海道に旅行に行った約40年前は、まだこれ誕生してなくて、
北海道銘菓といえば六花亭「ホワイトチョコ、モカホワイト
だったのよねぇ

包装紙も上のカラフルのではなくて、ふきのとうの花だけで、
白×黄緑(ホワイトチョコ)と黄×茶(モカホワイト)だったなぁ。

板チョコ5枚入りの箱が懐かしいわ。



さて、この森の散策も1時間ちょっとで切り上げ、
次は、十勝ヒルズに向かったのでした~

  まだまだ続きます。

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Comments 18

日向人

No title

はまなし?間違い?と思ったらそういうことだったのね。
初めて聞いたわ!
六花亭のフキノトウだけの包装紙有ったよね。
花巡りの旅も良いものね。

植木屋ばる

No title

叔母が札幌に住んでいてね~。お土産にはいつも マルセイバターサンド♪ だいぶ子供の頃のことだけど、発売直後くらいから 叔母は買ってきてくれてたのね~(^^)
北海道は これからが花の季節だもんね~。実家でも ハマナスが撤去しても撤去してもはびこってるわ(笑)
このガーデンは行ったことはないけど、中札内村は 村を挙げて花一杯運動を繰り広げていて、 道路植栽も素敵なんですよね~。
つい、車を降りて写真を撮りたくなる花の風景が一杯ですよ(^^)
n

Garden

No title

さすが 六花亭。
ナチュラルガーデンは ブランドのイメージアップになりますね。
北海道の花は ラベンダーしか思いつかないので、知らない花ばかりです^^);

ヒロゴン

No title

六花丁は、叔母さんが、北海道に嫁いでたので、かならずバレンタインと、クリスマスには、頂きます♪
あの、赤く包装したやつ、なんですかね?
ラムレーズンが入ってるやつ…
それが、マルセイ…?
一番好きだけど、賞味期限が、一番短いですよね
次に好きなのは、ドライ苺をホワイトチョコで、コーティングしたやつ♪久しぶりたべたいなぁ~

青々

No title

> 日向人さま
ハマナシと聞いて、私も初めは、ハマナスの聞き間違い?
それとも全くの別物なの?って思ったわ。
北海道全土でハマナシと呼ぶのか、六花の森だけなのかは分からないけど。
フキノトウだけの包装紙、分かってくれて嬉しい~
今回は一味違う北海道ツアーで、趣味丸出しの旅だったわ(笑)

青々

No title

> 植木屋ばるさま
マルセイバターサンドは、1977年六花亭製菓に社名変更したのに伴って、
発売されたそうで、1990年後半までは道内だけの販売だったみたいね。
この六花の森を作ったのも、六花亭と建設にあたった大林組と中札内村との
共同プロジェクトだそうで、村を上げてというのに納得だわ。
ただ、ここに限っては、主役の花たちもう咲き終わってて寂しかったよ~

*けい*

No title

こんばんは、こちらはちょっと落ち着いた感じがしますね
主役のお花が終わっていたのは残念でしたね

六花亭のマルセイバターサンドは有名ですよね~苦手だけど^_^;
今回は少しだけストロベリーチョコをお土産にしました

青々

No title

> Gardenさま
六花亭はメセナ活動として、この六花の森や美術館・ホールなども
建設運営してるとか。
村興しにも一躍買って、いい宣伝効果よね~
確かにラベンダーは代表だけど、蝦夷何とか~って付く植物結構多いわよ

青々

No title

> ヒロゴンさま
そうそう、それ! 赤い帯の包装の真ん中○に成の字が書かれてるの。
それ、北海道で最初に生産されたバターであるマルセイバターの復刻版を
デザインにしてるのだそうよ。
このバターサンドが一番人気で売り上げの4割しめてて、
次に売れてるのが、そのドライイチゴのホワイトチョコよ~(笑)

青々

No title

> *けい*さま
主役の花たちが終わってたせいもあるけど、緑が多くて、
ここはまさに森というか林の散策路。
その中に花が植えられてるって感じで、自然風景庭園とも言われてたわ
あら~ バターサンド苦手でいらっしゃるんだ。
私は大好きだけど、あまりにもメジャーだからあえて避けて、
結局六花亭のものは何も買わなかったの。
帰宅してから、自分のおやつとして買ってくればよかったと後悔してるわ

samansa

No title

六花亭だと思ったです~(^_^)
バターサンド、大好き。ドライいちごのホワイトチョコのも。

北海道の方に六花亭のお菓子の詰め合わせをいただいたことがあり、
このキレイなお花の包装紙だったなぁーって思い出しました。

私の中で「六花亭」って雪の結晶のイメージだったんですよね。
うん、納得。「りっか」って読むんだ(^_^)

こんなところで、バターサンドをいただきたい~。

dicila

No title

そうなんだ、メモメモ。知らなかったことがいっぱいです。
自分も北海道へ行った気持ちになります。

青々

No title

> samansaさま
ここのショップにも、いろ~んなのを1つずつ食べれるようにって、
ミニの詰め合わせセットも売られてた。
雪のイメージ抱いてたなんて凄い!
六花(りっか)という名は、東大寺官長の清水公照の命名との話で、
仏教の言葉(読み)から来てるのかもしれないわ。

青々

No title

> dicilaさま
この六花の森を周るには、6月ぐらいの方が一番適期なのかも。
この森は、プロジェクトに取り掛かって10年目の2007年に
完成したみたいよ~
花の植え方が、人工っぽいというか点々としてて、
自然に馴染むにはまだまだって感じだったわ。

kuma

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こちら帯広という地元を大事にしている会社として有名ですよね♪
20年前に青々さんと同じ道を逆方向(時計周り)にレンタカーで周りました。
珍しく帰りは帯広空港から名古屋ということでこちらへ寄りましたよ。
20年前でちょうど作り始めたころだったのかもしれません。
六花亭の包装紙の絵の美術館を見た記憶があります。
その頃でも周囲の雰囲気を損なわないような自然な感じがとてもよかったような・・・

青々

No title

> kumaさま
ここの整備プロジェクトは1997年に始まったそうだから、
その先駆けだったのかな。
私、富良野から宗谷岬までは走ったり、大雪・層雲峡に泊まったりはあるけど
十勝方面に来たのは今回が初めてで、六花の森の存在も知らなかったの。
調べてみたら、8月の1ヶ月だけ週4便で、帯広―名古屋の便あるみたいね。

mokkoubara

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六花亭のバターサンドは知っていましたが、ガーデンがあったとは。
読み方も「りっか」だったんですね。勉強になりました。
お花が少なくて残念でしたね。
でも、エゾと名のつく植物を見ることができたのは良かったかも、エゾクガイソウってベロニカに似てる?

青々

No title

> mokkoubaraさま
私も一昨年「北海道ガーデン街道」を知るまでは、
六花亭がこんなガーデンや美術館を作ってるなんて、思いもしなかった。
「りっか」読みは、名付け親が東大寺の住職ゆえ、仏教から来てそうよ
エゾクガイソウは、ベロニカに似てるのは確かだけど、
クガイソウとルリトラノオとベロニカの違いが、
調べてみても私今一つ分からないのよ。
葉の付き方に違いがあるそうだけど、ベロニカって多種で、
クガイソウとルリトラノオどちらの仲間もあるみたいね