七宝焼き体験・ガラス胎七宝


昨日日中に、九州を台風
が上陸通過

我が地方は、はるか離れてて影響ないと思ってたら、
時折、横殴りの東からの強風

夕方まるで台風が今から近づいてくるような勢いになってきて、
慌ててベランダの手すりのハンギングのいくつかを避難よ

夜半にかなりの雨
  そして今朝も結構降ってるわ。 風は止んだけど。



そういえば先週、真夜中に突風と雨が降り出して、
窓ガラスにバッタンバッタンと何か当たる音。

カーテン開けてみたら、
窓に立て掛けてあるアサリナのグリーンカーテンが強風に煽られて、
片方の支柱が外れ、あわや倒れる寸前で、
朝まで放置しておく訳にもいかず、吹き込む雨と風の中、飛び出て直したっけ




陽が傾き始めたこれからが、我が家ではグリーンカーテンの本領発揮
西日を防いで、まだまだ頑張ってもらわねば




さて、話は全く変わって、これまた先月の話になるけど、

2か月ぶりに出向いた、あま市七宝焼きアートヴィレッジの特別体験教室
7月の作品は、毎年この時期恒例となってる「ガラス胎七宝


いつもは、銅板を土台としてるのだけど、それをガラス板に変えたもの。



ただ、リピーターが
増えてて、
毎年同じことしてては
面白くないということで
今年は、柄模様の
シールを使ったものに
挑戦


こちらが見本




 一人に与えられるのは、
 3×4㎝ぐらいのガラス板
 (各自多少違うけど)と
 柄シール2枚


 このガラス板を
 どう切り分けるかは
 各自の自由

 ペンダントにしようが、
 何にしようが、
 それも自由なの。


ただ、限られた小さなガラス板だから、大きなものは出来ないわ。


この特殊なシールは、水に濡らすと裏当て紙が剥がれるので、
剥がしたその薄ピンク色で柄が描かれてる透明ビニールを
無彩色のガラス板に貼る(吸着させる)ことになるの。

これ焼くと薄ピンクが白色になるから不思議


土台となるガラス板には、普段の七宝焼きと同様、釉薬(ガラスの粉)を。
その配色は自由よ。


私は、ペンダントより帯留を作ることにし、
黒や紺の着物が多いから、ブルー系のグラデーションで。




この状態で焼かれて、後日完成品を渡されるはずだったのだけど、、、

その受け取り予定日の前に、アートヴィレッジから1本の電話

ぼそぼそと、
「すみません、こちらのミスで割れちゃったので、もう一度作りに来れませんか


はぁ~ なんですと
 割れたってどういうことよ

このガラスの塊、落としただけでそう簡単に割れるものではない。


後で聞いたら、
講師が焼いて、自然冷却のため作品を炉に入れたままにしておいたところ、
翌朝、ヴィレッジの職員が、誤ってその炉を加熱してしまい、
中身に気が付いて、慌てて消したとか。

それを、なんと講師に黙ってたそうで、
講師が中身を取り出してみたら、変形しててびっくり仰天


上の写真の作品全部パー
だったそうで、
指定日に作り直しに来れない人は、講師が作り直したもので我慢してくれって。

そんな代用品貰ったって、私は納得できない
 
意地でも作り直しに行ったわよ



ちなみに、
割れたのを講師が何とかペンダントの形に
してくれたのがこれ

どこがどう割れて、こうなったかは
分からないけど、、、

う~~~~ん、
これじゃ使い物にならない~




で、再度作ったのだけど、
当然同じ柄のシールはなく、残り物だから尚更良い柄なくて、ぶーーー




全く同じ色作るのも癪で、ちょっと変えてみたけど、、、良くなかったわ



                      

今月受け取った
焼き上がりがこちら

この写真のまま、
もしくは上下逆さまが
出来上がりになるよう
自分で帯留用の金具を
付ける予定だったの。

でも、実はこれ、
横から見ると凸状態
(写真撮り忘れたわ)

 曲がった透明部分に
 金具取り付けれない
 のか
 
のように、講師が
 私の承諾なくご親切に
 付けちゃったのよねぇ


 これに帯締めを通すと
 
のように
 菱形ではなく、
 平行四辺形…
 良いのか悪いのか

でも、金具の付け直しは
出来ないから、
これで納得するしかないのだわ。


                           どちらにせよ、
                           この柄は嫌いだぁ~
               
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Comments 14

mokkoubara

No title

こちらも今日は雨で肌寒いです。
せっかくの作品なのに、こんなことがあるんですね。
手作りだから同じものは、作れそうで作れない。
確かにシールは前の方が、ブルーのイメージにあってるような・・・。
力落とさず、次にお気に入り作ってくださいね♪
みんなで、ワガママ言っちゃう?(笑)

*けい*

No title

こんばんは、折角作ったものを台無しにされちゃいましたね
そんなことがおこるなんて職員さんの確認ミスなんてひどいですね
先生も良かれと思ってされたことが裏目にでてますね~
いまさらですが最初の作品、素敵でした・・・

青々

No title

> mokkoubaraさま
今まで何度も作りに行ってるけど、ダメになったのは今回初めて。
絶対最初の柄の方がいいよね! モダンで夏のクールな感じだよね。
派遣で来てる講師の先生も「職員のミスなのに、作り直す分の材料代
払ってくれない~」って、プッツン来てた。
私に「アンケート用紙に文句書いてやって!」って(笑)
まぁ、私も文句言ってても、懲りずに来月も行くんだなぁ(笑)

青々

No title

> *けい*さま
絶対最初の作品の方がいいよね!
初めから、後の柄しか見てなかったら、ここまで悔しくないだろうけど。
平行四辺形になっちゃったのは、まぁこれもデザインだって諦めるわ。
でも、もう柄の段階でこれお蔵入りの気がする(笑)
ナイス!ありがとう

dicila

No title

教室の話は、他人ごとではありません。みんなで使う場所での講座の場合、炉の中を確認しなかった職員さんもいけないけど、七宝焼きの先生も張り紙をしておく必要がありましたね。
また、この人数のやり直しもきびしいですね。

それと、柄のシールは、残り物ではいけない。前回よりもいいものを用意しなければ・・・
などと、講師の立場から申してみました。

Sanae Gardenもたくさんの作品途中のものが置いてあるので、他人ごとではありません。

阿維

No title

こんばんは!

アサリナがずいぶん元気ですね~
これで何本植わっているんですか?西日除けには
ばっちりですね。

やはり最初の柄の方が素敵ですね。
講師の先生はいつも同じ方なんですか??
青々さんのセンスを見ぬいておられると
思うのだけれど・・・・残念でしたね。
そんなこともあるんですね。
しっかり怒ってからアッサリ諦めるしか
なさそうですね。

青々

No title

> dicilaさま
さすが、ベテランのクラフト系の講師! 気づくところが違う!
ここの職員と講師にそれ言ってやって!
その部屋他の講師が使うことは少なそうだけど、
いつもは予熱の準備をしてくれない職員がその日に限ってやったそうで…
どんな仕組みにせよ、受講者とばっちりよね。
作り直しも別の日を改めて設けてくれたのでなく、
5日間開講してる中でもう一度来れるならということで、
連絡受けた翌日が最終日で、その日に予約してた人の中に混ざってよ。
だからシールは改めての用意はなく、5日間の残りものになったの。
その日初めて来た人は、他の柄があったことは知らないんだなぁ。

青々

No title

> 阿維さま
アサリナ、今年初めて育てたけど、これ摘芯なくても脇枝が凄いね~
このグリーンカーテンは、9cmポットの白と紫1株ずつだけよ。
阿維さんも最初の方がいいと思う?
先生は毎回同じ。 最近ようやく私の好みわかってくれたように思うけど、
定期教室に比べたら、月別体験教室の一生徒では存在薄いかもねぇ
何か怒り損ねて言われるまま作り直してた気がする(笑)
ナイス!ありがとう

植木屋ばる

No title

「体験教室」とは言っても そんな失敗、イヤよね~。受講料は返してもらわないと~!
でも、その 使い物にならない~って言ってるペンダントも、ちょっと ステキなんだけど~?(笑)

アサリナってこんなに凄いカーテンになるものなのね~。
そうそう、これからが 部屋内にも西日が差し込んで、夏より暑いのよね~。アサリナさんに 頑張ってもらわないとね♪

青々

No title

> 植木屋ばるさま
後で思ったけど、「作り直ししなくていいから、受講料返して」と
言えばよかったなぁと。
でも、代用品受け取らせて、絶対返金はしてくれそうにないわね(笑)
えぇ~この失敗の? 何も知らない第3者が見れば、これも芸術?(笑)
アサリナ、凄いひ弱そうな茎なのに、分枝してよく伸びるわ~
今まで育てたグリーンカーテンの中では一番いいわ。
花期も長そうだから、10月頭まで頑張ってもらうわ。

日向人

No title

こちら見損なってた~
しっかしこんな落ち度許されないわね。
2度と同じものは出来ないし代用品も何だかよね。
帯止めの向きも聞かないで器具を勝手につけるのも納得いかないね。

青々

No title

> 日向人さま
振り返って下さって、ありがとう。
何年か通っててこんなの初めてだったけど、
ガラス胎七宝だから、普通の七宝焼き以上に同じのは出来なくて。
先生の代用品じゃ、手作りの意味ゼロだもの。
この帯留もペンダントトップもお蔵入りかもね。

める

No title

暑かった夏もそろそろ終わりかな?朝晩は涼しくなったけど雨ばっかりで嫌になっちゃうわ。
確かにね~最初の作品の方が青々さんのイメージよね、せっかく楽しみにしていたのに残念よね。

青々

No title

> めるさま
今年は、珍しくこのまま残暑無しで済むかしらね?
そろそろ引き籠り脱出? 雨の外出も嫌だけどねぇ。
最初の柄の方がやっぱりそう思うでしょ。
作り直したのは、私の持ってる着物には合わない~ 色の選択も間違えたわ