半田・矢勝川堤の彼岸花


出掛けた分だけ、記事アップしたいネタは出来るのだけど、
それだけ写真
が溜まって整理が追い付かない。

それと、11月上旬の文化展までに仕上げたい押し花作品があって、
それにパーチメントクラフトをコラボさせると決めたものだから、
日夜、老眼鏡掛けて必死。


好きな趣味三昧で、時間がない~って叫んでるのって、贅沢な悩みよね。


今が旬のネタ、これ以上遅らせれないので、
前記事の緑化フェアの続きのアップを後回しにして、そちら行きま~す



秋分の日をはさんで、ブロ友さま方が相次いで記事アップしてた「彼岸花

我が家のベランダのプランター植え彼岸花は、
今年は残暑が軽かったせいか、例年より10日以上早く咲き出して、
ちょうど1週間ほど前にピークを迎え、
肝心の秋分の日にはほとんど終わってしまった。。。

いつもだと、一番花が間に合うかどうかぐらいなのにね。


9個の球根から始まった一般的な真っ赤な彼岸花は、
今や10年以上になり、多いときは50輪もの花を咲かせたけど、
昨年から激減して、今年も14輪と寂しかったわ。


それに代わるようにして、花数が増えてきてるのは白と黄色の彼岸花
2年前の春にブロ友さんから球根をわけていただいたもの。

10個近い球根を植えたけど、
最初の年は残念ながら咲かず、昨年初めて白2輪開花。

それが、今年は白10輪・黄2輪咲いてくれて、嬉しかった~


いただいた白は、淡いピンクの筋が入るもの。 黄色は山吹色に近いかな~









 
 この我が家の彼岸花よりも、
 同じ愛知県でもいくらか遅く
 咲き出して、
 今週ピークを迎えてるのが、
 半田市の矢勝川堤の彼岸花


 半田市と北隣の阿久比町との境を
 流れる矢勝川沿い・東西約2㎞
 この時期真っ赤な絨毯に埋まるの


 ここは童話「ごんぎつね」の作者
 新美南吉の故郷で、
 その「ごんぎつね」に出てくる
 彼岸花の風景に因んで、 
 1990年から球根を植え始め、
 今では300万輪の花が咲くとか。


 

数年前から一度見に行ってみたいと思ってて、
今年、シルバーウェークの最終日・23日(水)にようやく決行



毎日HPで咲き具合をチェックし、その日と決めてた3日前、
愛・地球博記念公園行った翌日、 腰痛めて焦ったけどねぇ。

 
当日は、名古屋高速に乗るのに手間取って、これまた焦ったけど、
現場近くの数の限られた民間駐車場
にも無事止めれたわ。


土日祝日は、市内の指定場所に駐車して、
そこから周遊バス(今年から無料)乗り換えが一般だけど、
そのバスも増発が追い付かず、次発待ちだそうなのでね。


さて、その彼岸花、2㎞もあると開花状況も多少違って、
西の端(弘法橋)の方はやや遅く、23日はまだちょっとまばらだったかな。




(注:白っぽく写ってる花は、咲き終わった花)


でも、中央あたりから東半分はもう圧巻







こちらは、田んぼアート、
ごんぎつねのごんちゃんよ



                     
ごんちゃんの顔の部分の稲・黒米


この矢勝川、そんなに川幅は広くなく、亀やら川鵜
やら鯉などが結構居たわ。



真っ赤な彼岸花だけでなく、ここでも白や黄色の彼岸花も増えてきてるみたい。
同じ白や黄色と言っても、こちらは淡いオレンジと純白に近いかな。











最近は、観光客向けにマツバボタンコスモスも植えられてるみたい。
(コスモスはまだ花がわずかだったので、写真パスね)





最後に余談

ここで売られてた彼岸花の造花、本物よりちょっと大きいのだけど、、、
ペットボトル6個を使って作られてるのですって。




彼岸花にはなぜアゲハチョウがよってくるのかしらね


余談をもう1つ

彼岸花が、田畑やお墓の周りに植えられる理由をご存じ

彼岸花は全草毒性で、とくに鱗茎(球根)に毒性が強く、
これをモグラやミミズや他の生き物
が避けるため、
田畑やお墓が荒らされないのだそうよ。


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Comments 11

dicila

No title

ごんきつねの作者は、ここでしたか!お話を思い出しながら散策も楽しいでしょうね。それにしてもすごい量!
うちから40分くらいの場所にも彼岸花で有名な場所がありますが、また風景が違います。
生徒さんで、もぐら被害で困っている人がいるので、話してみようと思います。

青々

No title

> dicilaさま
散策中ではなくて、ここに行く車の中でごんぎつねの話に夢中になって、
ETCカード入れ忘れてて高速乗り損ね、次のIC入口探すのに一苦労したわ(笑)
そちらは全国一の有名所でしょ? 木立の中の一面の赤絨毯も見てみたい~
諸説あるそうだけど、彼岸花はモグラ除けの昔ながらの知恵だそうよ

青々

No title

> 植木屋ばるさま
昔は土葬で、モグラ除けにお墓の周りに彼岸花植えたのが、
逆にそれがあの世への道標ってなったのかしらね?
それとも、曼珠沙華の名からして仏教・あの世に関係あるのかな?
私、これに毒性があることなど全く知らずに、この真っ赤に魅かれて、
球根買ってまでプランターに植えたのよ。
最初、母に「墓花植えるなんて物好きな」と呆れられたわ(笑)
この赤はベランダで浮いてるけど、ほんのりピンクの白花はとてもいいわぁ

samansa

No title

ヒガンバナ。色で花言葉も違うそうですね(^_^)

別名を「キツネのかんざし」ともいうそうで、
ごんぎつねと「キツネ繋がり」だなー、なんて思いました。

毒のある鱗茎はすりつぶして一昼夜流水にさらすと
水溶性の毒は抜けて食用のデンプンが残るらしく、
飢饉時の非常食用としても田んぼの畦に植えられたそうです。

繁殖力がとても強くて、クワで2つに割ってしまっても、
それぞれからまた花が咲くんですって(^_^)

最近は白や黄色も増えましたね。

でも、やっぱり赤が好きだなぁ~。

日向人

No title

凄すぎ~~!!幅も広くて2キロも続く赤い帯燃えてるよ!
でも見たくなる風景かも!
写真を見るとやっぱり赤かなって思う。

青々

No title

> samansaさま
彼岸花の花言葉ってそういえば聞いたことなくて。 調べてみよっと。
「キツネのかんざし」久々に聞いたわ。
キツネが頭に彼岸花を挿すイラストが思い浮かぶ~♪
非常食用だってのは、私も今回毒性調べてて初めて知ったわ。
繁殖力そんなに強いの? だから我が家の9輪から50輪にまで増えたのね。
この赤、1ヶ月も咲き続けたらくどいけど、1週間限だし、
定秋の訪れの合図みたいでいいよね~

青々

No title

> 日向人さま
なかなか凄いでしょ。東海地方ではここがピカイチかな。
「燃えてる」ははは、ほんとそうね。 この赤い帯遠目にも目立ってたわ
これ、1週間の命だからこそ赤がいいのかも。1ヶ月も続いたら興ざめかもよ
ナイス!ありがとう

*けい*

No title

こんばんは、お宅にも3色の彼岸花があるんですね~
わが家のは何年か前に突然庭に出現しました
これから増えるのでしょうか
300万輪の花って圧巻ですね!1週間の命というのも儚い感じです

青々

No title

> *けい*さま
ずっと我が家は赤だけだったけど、
一昨年ブロ友さんに球根分けていただいて3色になりました~
この時期に咲き出してたノボタンも何年か前に枯れちゃったので、
シュウメイギクと共に秋を知らせる貴重な花となってるわ。
けいさんとこ突然ってのは何なんだろ? 彼岸花に種はないのにね。
繁殖力強いそうなので、あっという間に増えるかもよ。
今日現在写真最初の西側が満開で、東側はもう枯れが目立ってきたとか。
桜と一緒でほんと儚いね。 我が家のはもう葉が出始めたわ。
ナイス!ありがとう

阿維

No title

こんにちは!

昨年は愛知の友達が知多に住んでいるので一緒に行ってきました。ちょっと遅かったかな、
ず~っと歩きましたよ。
二度目でした。
一番の見ごろで素敵です、
松葉ボタンも花盛りですね~
最初に行った時に新美記念館に寄ってきました。
ごんぎつねの里なんですね。

青々

No title

> 阿維さま
2度も行ってみえるのね。
満開時期、年によって多少ずれるので(今年は早いわ)、
都合のよい日とお天気と合わせるのはなかなかよね。
私も端から端まで歩いてきたけど、わだちの道が疲れた~(笑)
阿維さんならへっちゃらよね。
ごんぎつねに因んでこの彼岸花は近年植えられたのだけど、
新美南吉の生家もすぐそばで、まさにごんぎつねの里よね。
ナイス!ありがとう