七宝焼き体験・コスモスのペンダント

ほぼ毎月通ってる、あま市にある七宝焼きアートヴィレッジの特別体験教室

先月の課題がコスモスのペンダント


先々月記事アップした時に、次はコスモス~と予告した通りで、
一般的なピンクのコスモスのを作ったら、ちょっと子供っぽいかなと考え、
コスモスのイラストをいろいろ検索してみて、
思い切って大人っぽくチョコレートコスモスでいってみようかと。


ただ、体験教室で使う釉薬(ガラスの粉)は、色が限られてて、
その色見本がこちら




透明もしくは何も記載がないのは、透け感のあるガラスのことで、
白の透明というのは、無色ということ。

つまり、土台の素地の色が透けて見えるってことで、
銅板に白の不透明を下地に塗ってる場合とは、多少色が違ってくる。


今回のコスモスのペンダントは、
リアルなコスモスの花の形を浮き彫りにした、銅素材を土台に使用

その浮き彫りを透かしてみえるようにするため、
白の不透明の下地は塗らないで、直に色の釉薬を盛ることになったの。


で、チョコレートコスモスの色をどう出すか考えて、
赤と茶と陰影用に黒を混ぜて(正しくは重ねて)チャレンジしたみた

(大きさは、横5.8㎝×縦5.4㎝)





赤の釉薬(ガラスの粉)は、実際の溶けて固まった後の赤色とは大違いで、
淡いピンク色をしてて、
これだけ見てると、何色の花
って感じよね



これを焼いて出来上がったのがこちら

まさに、思い描いてたチョコレートコスモスの色

それはとってもよかったのだけど・・・




花芯にもっと、黄色の点々が見えるはず(予定)だったのに、
熱で溶けたら、どうも赤が流れ込んでしまったようで、
くっきり黄色の点が見えるのはごくわずか。

これ、遠くから見ると、もっとこげ茶一色にしか見えなくて、
透けて見えてる花芯の点々も全然見えなくなるの。

ペンダントとして付けてみると、何それ
って感じでね。


ピンクを止めてチョコレート色を選んだ際に、
一歩間違うとヤバいかもなぁという一抹の不安はあったのだけど、
もろに的中しちゃった。


折角先月、早々とこれ出来上がってたけど、使うに使えず、
今月の体験教室に行った際に、もう一度これ持って行って先生に相談

「花芯の部分にフリット(不透明ガラスの砕いた欠片)を乗せて、
 もう一度焼けないか
」と。


「ペンダントとして、裏側に吊り金具がボンドで既に張り付けてあるので、
 そのままでは焼くことが出来ない。

うっ、ダメか~ 諦めるしかないのか~
と思ったところ、

「その金具取る溶剤を持って来てあげるから、来月もう一度それ持っておいで」と。

やった~~~ これで何とかなりそうだよ~
ただ、コスモスの咲く今の時期には間に合わないけどね。。。


来月、修正焼きをしたら、追記で完成品をアップしたいと思うわ。


初めから素直に、花芯全体を黄色にしておけばよかったのかも。。。




追 記

11月の講座の時に、修正加工してきた様子はこちら

考えてた通りの修正は出来たけど、
花弁の下の模様が透けて見えないという点は、直しようがないから、
ペンダントとしての完成度は、やはり良くないわね。


下地を透かす場合の釉薬の盛り加減や配色、もっと勉強しなくっちゃ



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Comments 12

dicila

No title

まさにチョココスの色!
また、先生が青々さんの希望をかなえるための溶剤を持ってきてくれるとは・楽しみですね。
作品の後の直しがいかにできるかも先生の実力よね。

植木屋ばる

No title

チョコかと思って間違えて食べてしまいそうな?(^^;)
これがこうなるのか~と、焼く前後を見比べてビックリしてます。
なかなか思った通りにはいかなくても、どうすればいいかな~と考え付くのも 何度も経験なさってるからね(^^)
先生も、青々さんの諦めの悪さに(あ、失礼っ(笑))教え甲斐もあるでしょうね♪
修正後も楽しみにしてますね(^^)

日向人

No title

色はすごくチョコレートコスモスに近いわ!
やり直しが出来るのなら良かったね。
次回を楽しみにしてます~。

mokkoubara

No title

焼く前後でこんなに色が違うと、想像力と経験が必要ですね~。
チョコレート色だ!って感心♪
それは良かったのだけどって何、何?って。
花芯がうまく出なかったんですね・・。
とてもいい色なので、やり直しがうまくいくといいですね。
あきらめないところが青々さんのいいところでは?
応えてくれる先生も素敵です^^

青々

No title

> dicilaさま
思った通りの色が出たのはよかったけど…花芯の考えが甘かったわ
先生の実力云々言うよりも、ガラスものは焼き直すと全体が溶け、
通常だと描いた色柄の境がボケる=柄が壊れるから、極力しないのだけど、
今回の私のは、もともとチョコ色一色だからその点問題ないのだと思うわ
まぁ、金具のボンド剥がしは、体験常連客の融通利かせてもらったわ(笑)

青々

No title

> 植木屋ばるさま
正直言ってこれ、一生懸命微妙な色分けした意味が全くなかったみたい(笑)
折角作ったのがまたお蔵入りかと思うと、すんなり諦めない根性が付いたわ。
先生は、工房の生徒のように高い入会金も受講料も払ってないくせに、
体験教室ごときで厄介な生徒~ときっと思ってるよ~(笑)

青々

No title

> 日向人さま
今回色は本物に似てるでしょ。
やり直しは出来ないけど、この上に不透明のオレンジ色乗せて、
再度焼いてもらうわ。 透明の黄色はいくら上乗せしても赤に負けるから。
ただ、それが吉と出るか凶と出るか…それも問題だけどねぇ(笑)

青々

No title

> mokkoubaraさま
何度か通ってて、この赤色はようやく頭の中で変換が利くようになったわ
色、ちゃんとチョコ色してるでしょ♪
やり直しというよりは、この上への追加になるのだけど、
今度は極端に花芯が目立ち過ぎちゃったりしてね。
果たして、吉と出るかはたまた凶と出るか(笑)
もう何年も通ってるから我がまま言っちゃった~
今までは諦めてお蔵入りした作品数知れずよ(笑)

*けい*

No title

こんばんは、チョコレートコスモス色綺麗に出ましたね
出来上がってみないとわからないっていうのは難しいですね
やり直しが上手くいきますように^^

青々

No title

> *けい*さま
チョコレート色、予想通り出たからいいけど、
こんなに凝って盛らなくても、これ単純に赤だけでも出来たかも(笑)
追加修正、上手くいくよう祈ってて~
逆に、もし酷くなったら、追加アップせずそのままお蔵入りかな(笑)
ナイス!ありがとう

阿維

No title

こんばんは!

出来上がってみないと分からないことが多い七宝焼き、
一つ一つが経験で積み重なっていきますね。
やり直しができてどんなになるか楽しみですね!

青々

No title

> 阿維さま
返コメ遅くなってごめんなさ~い!
色の調整は、経験で前よりは焼き上がりが予想つくようになったものの、
溶け具合の理論がまだ分かってなくて、焼き上がりの運頼りみたいなところが大きくて。
修正焼きでいい方に転ぶといいけど、やらなきゃよかった~ってなるかもね(笑)