続けて、今月10月分の七宝焼き特別体験教室の作品をご紹介
通常の七宝焼きは、銀線の枠の有る無しにかかわらず、
釉薬(ガラスの細かい砂状になった粉をニカワ入り水に浸けた状態)を
金属の土台に盛って、炉で焼く=ガラスを溶かして固める。
今月は、同じガラスでも、粉ではなく、ミルフィオリと呼ばれる極細のガラスの金太郎飴を、
金属の土台に並べて、それを溶かして固める方法。
ミルフィオリは、ベネチアンガラスでよくみられるかな。
ペンダントや指輪や腕時計などに多いかと。
右側のは、私が初めて作ったミルフィオリのペンダントで、直径2㎝強
長崎のハウステンボス内のガラスショップの体験で作ったもので、
ミルフィオリの1粒の大きさが直径3~4㎜あって、
土台は金属ではなく、円形にカットした透明ガラス板だった。
今回、七宝焼きアートヴィレッジで使うミルフィオリは、直径が1.5~3㎜
ピンセットで摘まんで立てるのも大変
その極細の中もちゃんと模様になってて、外回りが同じ色でも柄違いもあり、
どの色柄を使うか非常に迷う
同じ色柄のものを探すのも大変でねぇ、老眼鏡
が要ったわ
HPからお借りした写真の見本は、外回りが透けるミルフィオリで
中が同じ白色の模様で統一した作品
今回のペンダントは、上部に金属の透かしの飾りが付く。
季節がら「どんぐり風」と名付けられてたけど、「イチゴ型
」だよね
で、赤~黄緑のグラデーションと私も初め思ったけど、
同じこと考える人が数名いて、急遽変更
ガラッと変えて、秋らしく渋めというか「こっくりした色」にしてみたわ
大きさ:縦2㎝強×横1.5㎝ 上部穴あけ部分は飾りで隠れます
(写真明るめに加工し過ぎたみたい。)
ついびっしりミルフィオリ並べ過ぎちゃって、
「溶けると多少横に広がるから減らすよ」と、先生に修正されちゃった。
完成品がこちら↓
ちょ~と「ごちゃごちゃ」って気がしないでもないけど、
「こっくりした色合い」って言えるかしらね
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