我が名古屋地方、晴天

続きは嬉しいけど、
先週の金曜(16日)から1週間ずっと夏日続きで、最低気温も15℃以上
袷の着物

でちょっとバタバタ動くと、汗ばんで暑いったら

10月も後半だというのに、暑がりの私は未だに長袖が着れない。
マンションの我が家、クーラーが復活してるよ。。。

街中でもちらほら紅葉した街路樹を見かけ、
今年は本格的秋

も早いと思ってたのに、足踏みかしらね。
さて、前記事でご紹介したパーチメントクラフトのレース調テーブルクロスもどき
それが作品にどう使われたのか、その続きのお話を

冬~今春まで我が家のベランダを彩ってた変わり咲きビオラの1つ、
ヌーヴェルヴァーグ~すみれの革命の2色と遊(あそび)を押したものを
L字型に隙間なく敷き詰めて、テーブル面を作製。
ビオラの色の濃い部分は、訳あって左下一部に集約よ
まぁ、これだけ見ても何なのか、あまりピンと来ないかも。
ビオラの花弁の模様なんて、すっかり隠れて何の意味もないわね。

そしてもう1つ、以前押した
サニーレタス覚えてみえるかな

(その記事は
こちら これ時々検索に引っかかるみたい)
それを敷き詰めて、こちらはその上に
薄茶のグラデーションが入った薄和紙を2枚重ねにして被せたの。
薄和紙を重ねると、ベールが掛かった状態で、背景らしくなったかな。
こちらはこの後、先生のアドバイスで一部濃淡を修正貼り換えてます。
この2つを組み合わせた上に、
以前クイズにもしたトウモロコシの皮で作った花籠を配置し、
そこに、我が家のベランダガーデンで咲いた色とりどりの花々と葉・約30種
活けてみたわ。
出来上がったのがこちら

45額(デザイン面の大きさ:縦35㎝×横27㎝)
パリパリに乾いてて、ちょっと触ると、花弁は抜け落ちるわ、葉は破れるわで、
ピンセットとボンドで補修に必死

おまけに、全部重ね置きだから、
1つちょっと位置を変えようとすると、連鎖反応であちこち動いちゃって、
もう大変

格闘ものよ。 手が3本も4本も欲しかった~
花の種類、いくつお分かりになるかしら

最後に記載するので、そちらと合わせてみてね。


紫色に写ってる無地のと絞り柄のは、押して変色した
バーベナ・恋ごころ元の花は、左隣りの千日紅・ちなつのようなマゼンダカラー
赤花処理液によって色をある程度戻すことも出来るけど、
この紫の方が、絵としてバランスいいかなと思って、あえてそのまま使用したわ。
右上のナデシコも同様、元の花はもう少し薄くて明るいピンクよ。
黄色や青系の花は、押してもそのままの色が多いけど、
ピンク系は紫に、赤系は茶色に変色するのが多いかな。
その代り、黄色は花の種類によって後々に白く脱色しやすいので、
それを避けようとすると、使用する花は限定されるかも。

トウモロコシの皮で作った花籠の器と持ち手は、パステル

で陰影を追加
白地のテーブルクロスの籠の影になる部分も、パステルで更に濃くしたけど
写真写りは何故か薄いなぁ

持ち手に絡めたのは、今年のグリーンカーテンのアサリナの蔓
白のレースラベンダーは、そのまま押すと、花弁に皺が寄って綺麗でないので、
小花のいくつかは別に押して、後で組み立てたものよ。
私が習う「ふしぎな花倶楽部」の押し花は、
乾燥剤と脱酸素剤を入れて、裏側から厚手のアルミ箔で覆って
ガラス面と密封状態にし、何年もこのままの色を保つというもの。
その密封作業の前に、花の位置はいいか、葉の隙間から台紙の白が見えてないか、
ゴミは入ってないか、などと散々チェックするのだけど、
見落としたり、直前に動いちゃったりで、
密封後にあちゃ~

と…
レタスが破れてたよ~(↑赤の○部分) もう後の祭りだわね

では、最後に花の名前を。
1 : クリサンセマム・ホスマリエンセ
2:ユリオプスデージー
3:ミニバラ(小輪)
4:ベロベロネ
5:ライス・フラワー
6:コレオプシス
7:スカエボラ・ダイヤモンド・イエロー
8:シルバーレースの花
9:レースラベンダー(白)
10:メカルドニア・カスタードクラウンとゴールドダスト
11:ナデシコ
12:極小輪の軽井沢ビオラ
13:千日紅・ちなつ
14:八重ワーレンベルギア・タスマニアンブルー
15:バーベナ・恋ごころ
16:スクテラリア・ベンテナティ・ピンククリーパー
17:クレオメ・ハミングバード
18:アキレア・ノブレッサ
19:ウィンター・クローバー
20:トウモロコシの皮
21:ヘデラ
22:アサリナ・すだれ
23:クレオメ・ハミングバードの葉
24:白花ブルーデージーの斑入り葉
25:ブルーデージーの斑入り葉
26:蓮華草の葉
27:ビオラ(ヌーヴェルヴァーグ~すみれの革命と遊、その他)
28:サニーレタス
29:オキナグサの葉
トウモロコシの皮とサニーレタスを除いて、
他はすべて我が家のベランダガーデンで育てた花たち

これら以外にも、押し溜めて使いたい花はいくつもあったけど、
できるだけナチュラルっぽく、花径が大きくないものをチョイスしてみたわ。

この作品は、来週10月31日(土)・11月1日(日)の2日間
アルコ清州(清須市清州勤労福祉会館)にて、市民文化展に出展予定
それに間に合わせるためにと、
4週連続、先生の持つ他教室にまで押しかけて、しんどかったけど
パーチメントの異素材も馴染んで、まぁまぁ自己満足の作品に仕上がったかなぁ

もしかしたら、
毎年春に名古屋市博物館で行われてる「押し花アート作品展」
(ふしぎな花倶楽部の東海地方の押し花インストラクター一同が出展する作品展)
にも出させてもらえるかも~

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