にっぽん丸クルーズ・八丈島沖


4月に入ってしまったけど、
3月21日から出掛けた、にっぽん丸・八丈島クルーズの旅行記
続き行きま~す





東京から南へ海上300㎞弱、伊豆諸島の1つである八丈島

名古屋からは400㎞弱で、
夕方17時に名古屋港を出港して14時間、朝目覚めると目の前に島が迫ってた。


予定通りの朝7:00、八丈島沖に到着。



「沖」と書いたのは、
港の水深が浅いために
大型客船は着岸出来ず、
沖に停船して、連絡船に
乗り換えて上陸するため。


今回は、地元の小型船
何度も船
と港を
往復してくれたわ





ここでまず、八丈島について簡単に説明を


八丈島は、
西山である八丈富士と東山である三原山の2つの火山
がつながったもので、
北西―南東の長さが約14㎞・北東―南西の長さが7.5㎞の瓢箪型をしてる。





八丈富士の方が新しい火山であり、標高も約850mで三原山より高いとか。


にっぽん丸が停まったのが、八重根港沖で、
船の最上階デッキからパノラマ撮影
したのがこちら

写真の右下をクリックしていただくと、大きな画像で見れるわ。
残念ながら、島の南東端が切れちゃった~




ついでに、この島側と反対側のパノラマ景色も。

右端に写ってるのが、八丈島から4㎞の海を隔てた西に浮かぶ八丈小島
現在は無人島
左端に写ってるのが、上の写真で切れちゃった南東端




八丈島は、暖流である黒潮の影響で、温暖な海洋性気候の高温多湿。
年間通して、風が強くて

が多いのだそう。

私たちが行った前日は大雨で、この日が唯一の晴天
だったとか。
ラッキーだったよ~


行政区分は、東京都八丈町。
なんと、この島の車は「品川」ナンバー
  おっどろきよね



ここは、江戸時代から明治まで、流刑地でもあったところ。

関ケ原の合戦の西軍の将であった宇喜多秀家が、
ここの公式な流人の第1号よ




さて、すぐにでも上陸して島内観光に行きたかったけど、
ツアーに付随してた半日島観光で、私が振り分けられたのは午後の部。

有料オプションで、1日観光
やタクシー観光
を申し込むと、
朝から1日ゆっくり島を周れたのだけどねぇ。



仕方ないので、午前はゆっくりと船内生活


前日の夜に各部屋に配られてる「船内新聞」をチェックして、
行動予定を立てる。


船内新聞は、どのクルーズ客船でも配られるもので、
縦に各フロアー・横に時間軸をとった、1日のスケジュール表で、
イベントの場所と時間、カフェなどの営業時間が書かれてるわ。





まずは朝食。 夕食時と同じダイニングにて。

洋食はオールバイキングだけど、和食は席に持って来てくれるとのことで、
和食
をチョイス。(母
がバイキング好きでないのよ)






朝食後、紅茶
を飲みに、7階の船首のラウンジへ





折角のいいお天気なので、最上階・屋上の8階デッキと7階デッキを散策










↙が差してるものわかります

 八丈島から飛び立った飛行機
 
 1日3便のうちの朝1便。 この後の2便は機体不良で欠航になったとか。





船内イベントとしては、
前夜のショーにも出てみえた歌手とピアニストによる歌声ラウンジ」開催


そこで歌われてた歌詞見て、ちょっとびっくり

「アルプス一万尺」って、29番まで歌があるって知ってた

「木綿のハンカチーフ」って、遠距離恋愛の悲劇を歌ってたのね
 小中学生の時、深く考えずに歌ってたわ。





10:30からは、船内で八丈島の物産展を開くっていうから、覗きに行ったけど、
思ったより規模が小さすぎて、がっかり。
午後の観光時に期待することに。


11:00からは、八丈島の郷土芸能である「八丈太鼓」の演奏会
途中で、お客数名が太鼓叩きに挑戦する場面もあったわ。




余談だけど、
この法被の腰ひもと言うか角帯が、さすが本場八丈島、黄八丈



この後11:30~早めの昼食

この日は、八丈島の特産・明日葉を使った蕎麦と、ミニそぼろ丼だったわ。

飛鳥でもそうだったけど、昼食にちゃんとデザートも付くのよね。
3時のおやつが食べれなくなる~





そして、ようやく八丈島に上陸して、島内観光へと出かけるのでした~



そのお話は、また次で。
クルーズ話、長くなってすみませ~ん


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Comments 12

samansa

No title

八丈島~(^_^)

小学生のときに読んだギャグマンガに、
「八丈島のキョン!」というネタがありまして~。

キョンっていうかわいらしい鹿みたいなのがいるそうですね。


船内生活、乗客が退屈しないようにいろいろ考えられてるんですね(^_^)

日向人

No title

美しい海と豪華客船内それに美味しそうな食事
どれも素晴らしいな~!
恥ずかしながら黄八丈って聞いたことあったけどこれなんだ!
観光も楽しみ!!

青々

No title

> samansaさま
私、その漫画もだけど、キョンって動物自体知らなくて、調べてみたら、
今では特殊外来種に指定され、許可なく飼えず、
房総半島や伊豆大島では、野生化したヤツの被害が出てるとか。
漫画では「八丈島の」となってるけど、実際八丈島にはいないそうよ。
現地でもその動物の話は全くでなかったわ。

植木屋ばる

No title

お天気よくて よかったね~!
八丈島は一応東京都だから、地元ニュースで天気予報は詳しくやってるけど、そういえば、いつも雨のような・・・(笑)
ツアーも、午前と午後に分かれてるのね~。でも、一日 船内にいても楽しめそう♪
ところで アルプス一万尺、29番まで歌ったの!?

青々

No title

> 日向人さま
黄八丈って、おもに黄色を主に茶と黒の3色で織られた紬の反物で、
格子柄が昔ながらの代表柄で、伝統工芸品でもあるわ。
一般には着物が多く、私、角帯や半幅帯の黄八丈は、
この島に行って初めて見たわ。
この後の記事で、黄八丈の写真載せる予定なので、それ見てね~
ナイス!ありがとう

青々

No title

> 植木屋ばるさま
やはり雨が多いのね。
前日の大雨だったら、上陸出来ずに帰る羽目になってたかもね。
ガイドさんが言ってたけど、過疎化で人口減ると、
この先は「東京都八丈村」になるかもですって。
アルプス一万尺は、挙手のリクエストによって5曲に絞られたわ(笑)

*けい*

No title

お母さまとあちこち旅行に行かれて良いですね~
私の母は足が弱ってから旅行は行きたがらないので羨ましいです
美味しい食事をして観光して良い思い出が増えますね^^

阿維

No title

こんばんは!

何度目のクルーズ?旅慣れて満喫できますね。
船内で色々楽しめますね~お食事も含めて・・・
八丈島と言えばやはり宇喜多秀家を想いますね。
奥さんは前田利家の娘、豪姫であったので加賀前田家から援助を受けていたようですよ。
そのお陰か84歳まで長生きしたんですよね。
八丈島にはお花が沢山咲いてました??
親孝行してますね!

dicila

No title

飽きさせない工夫がいっぱいですね。船主でティータイムしてみたい!
船旅も楽しい内容でしたが、八丈島での旅はどんなだったかも楽しみです。

青々

No title

> *けい*さま
母もいつ行けなくなるか分からないので、動けるうちに~って。
私自身も、昨年など膝痛で階段などがきつかった時、
これからは山道はおろかお寺巡りも難しくなるかと思ったら、
先延ばしはダメだと悟ったわ(笑)
でも、この船旅は、杖ついてる人も車いすの人も結構いたから、
けいさんもお母さまとどう?

青々

No title

> 阿維さま
今回で5回目。 船は違えど、過ごし方はどれも一緒ね。
歴女の阿維さんなら、絶対宇喜多秀家を思うだろうなぁと思ったわ。
そうそう、前田家の援助は明治赦免されるまで続いて、
赦免後、子孫が東京の前田家下屋敷跡に移ったとか。
花はあまり見かけないのだけど、フリージア祭りやってたよ~
そのお話は、次の記事で。ナイス!ありがとう

青々

No title

> dicilaさま
この船首のラウンジには、望遠鏡も設置されてて、眺めよかったよ~
船尾のテラスラウンジで、外の風浴びて海眺めながらのお茶もお薦め。
ただね、過ごしたい場所は沢山あるけど、
飲んだり食べたりばかりになっちゃうから困りものなのよ(笑)