記事アップが大変遅くなってしまったけど、
今月初め、作品展のお知らせの時に、チラッと見せてた菊の作品、
正式に額装され、ようやく完成品をご紹介

上の写真は作品展会場にて、下の写真は自宅にて正面から撮影したもの。
出来上がり作品サイズ: 縦29×横19.5㎝(A4サイズより一回り小)
額サイズ: 縦41×横32㎝
背景やフレームマットが濃色のため、額のガラスの反射・映りこみが酷く、
真正面から
撮ると、自分の姿までくっきり写っちゃって、、、
暑くなってきたこの季節に、真っ黒のコートを着て撮影したりで、一苦労よ

それでも、なかなか目で見てる実際の色には写らず、
PCに取り込んでから、画像加工ソフトでかなり修正して、
ようやく見れる画像になったかな。

額装については、
クラッキングの入ったゴールドとシルバーの中間色の額縁に
クリーム系のフレームマットを、と考えてたんだけど、
大先生のチェックで、展示向けに赤とゴールド系
に変更
その指示で、額装店が仕上げてきたのがこちら

額縁のゴールドにも赤が入ったもので、作品との統一感が凄かった~

今回の図案は、すべて
ゴールドのインク
で描き、真っ赤の大輪菊と背景は、赤のトレーシングペーパーを使用
大輪菊の作り方については、製作途中の記事(
こちら)を見てね

中輪菊と小菊は、半白のトレーシングペーパーに油性色鉛筆で色を付け、
裏側からのエンボス加工で白味と膨らみをプラス
赤の大輪もこちらの花の周りも、穴あけハサミのカット
ではなく、全部カッターで切っちゃった~
パーチメントクラフトとしては、2年前の作品に引き続き、ちょっと手抜きよね

代わりに、左端の透かし模様は、パーチメントらしく
オレンジ茶のトレーシングペーパーに、規則正しく穴を開け、カットしたもの。
中央の帯は、薄ベージュのトレーシングペーパ―に穴を開け、
その穴の周りを1つ1つ裏側からエンボス加工をして、
鹿の子絞りの模様に見立てたもの。 鹿の子に見えるかしら

ゴールドインクで直接描いた帯と、左端の透かし模様には、
1㎜のラインストーン
を所々に貼り付けてあるわ。
半立体に仕上げるために、
シャドーボックスなどでは、レジンボンドで下駄をはかせるけど、
これは半透明のトレーシングペーパーで、ボンド跡が透けて見えるため、
今回は背景と同色のペーパーで三角柱を作って、それを下駄としてみたわ。
半立体も2段階の高さにして、
外回りは、発泡スチロールに背景のカラーペーパーを貼ったもので、高さを確保

こうして完成したものが、最初の写真のもので、
作品展では、白色のものが圧倒的に多い中、真っ赤が目立ってた~

その作品展の様子は、次の記事にて。
No title