パーチメントクラフトTutti 作品展 2016





上記の期間・場所で開かれたパーチメントクラフトの作品展の模様をご紹介


私が習うパーチメントの先生が開いてる合計5つの教室の合同作品展
2年に1度、この稲沢の荻須記念美術館で開かれてるわ。


名古屋市の郊外北西の地に有り、ちょっと不便だけど、
名古屋のブロ友さんや着付教室の知人数名にも足を運んでもらって、
本当にありがとうございました

(着付教室の授業が終わってから、2日間皆を乗せて50分走ったわ。



私が出展した作品は、前記事でご紹介した「菊柄の額装」と
この前の週に押し花の作品展にも出してた、押し花とのコラボ作品「花籠

それ以外に、ミニ額などが3,4点かな

花籠は、押し花の要素が強くて、ちょっと会場では異質だったけど、
先生の好意で、展示させていただいたわ~



展示の様子を掻い摘んでアップ





今ちょうど満開を迎えてる藤の花、この時季節を先取りして展示

この垂れ下がってる藤の花も全部、パーチメント用カラーペーパーで作ったもの


花紋をテーマに、誕生花の図案集を生徒全員各自がアレンジしてミニ額に。


私の6月26日は「夏椿」

菊柄の額装に使った赤のトレーシングペーパーを、今度は裏面を表にして使用
裏から擦った部分が白浮きして現れるわ。





   
私の菊柄の額装作品はここに




反対方向から見て、テーブル中央当たりに立ててあるミニ額2点が私の作品


左側紫のが、展示会1週間前になって急遽作った「菊のカード」
(ホストカードサイズ)

実は、額装の赤の大輪菊を作った時に、裏側の白い菊も捨てがたくて、
(その様子はこちら
どうしてもその表バージョンを作りたかったの


赤の菊はゴールドのインクを花弁の先にぼかし塗ったけど、
今回白菊には銀ラメ
をまぶし付けてみたわ
(写真ではあまり光ってないわね。。。)

紫に白菊って、、、何か葬式っぽいって言うか、袱紗みたい。。。





黒の半透明のアクリルフレームに入れた黒×金茶の作品は、
ちょうど1年前に作ったもの(詳しくはこちら




上の全体写真に話戻して、
左手後方のテーブルに展示してあったもの







別のテーブルでは、さり気なく敷かれたテーブルセンターが、
本物のレースかと見間違うかのような、素晴らしいものだった






この会場に飾ってある花は、すべてパーチメントの用紙で作ったものよ。



では次に、額装作品の中からいくつかピックアップ

まずは講師作品




この孔雀の羽部分も、もちろん1枚1枚切って重ね貼りしたもの。



そして、講師に引けを取らないベテランの方々の作品

流石にカットが綺麗~
 角(つの)が綺麗に揃ってて、もう惚れ惚れ







ご紹介が、円形の純白レース調のばかりに片寄ってしまったけど、
カラーインクや絵の具を使った作品もいくつかあったのよ。






ただね、私の独断だけど、
他は角(つの)が潰れて綺麗でなく、ドアップに耐えかねるのが多くて、
技術の違いをまじまじと感じたわ。



ははは、カッターで花の周り全部切ってる私ってどうよ・・・
私の作品は、色で誤魔化してる代表作かもしれないわ。

ついつい、人と違う作品が作りたくてねぇ、、、
なんせ個性派・マイペースのB型ですから~



さてさて、今度の2年後の作品展には、どんなのを作るかしらね


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Comments 14

植木屋ばる

No title

バルは 妥協と折り合いのB型よん♪(笑)
いや~、しかし、どの作品も素晴らしいわ~。パーチメントって、今まで 目には入っても心に入ってなかったというか、青々さんのブログで 初めて芸術として認識できるようになったわ~。
ホント、レース編みのような繊細さ、ため息ものですね(^^)
青々さん、図案集から引っ張ってきたって謙遜なさってるけど、それでオリジナリティ出して自分の作品にできるなんて、やっぱりセンスがないとできないよ。
バルは 写真見ながらだって、花の絵 ひとつ描けないんだもの(^^;)

青々

No title

> 植木屋ばるさま
妥協と折り合いのB型・・・
ははは、確かに、まっいいかって思うこと、私も多いわぁ
パーチメント本来の繊細な作品は、センス云々言う前に、
精密さと忍耐力が重要だから、バルさんのあの地層の精密画を思えば、
私よりずっと向てると思うなぁ。

日向人

No title

ほ~んとレースみたい!!どれも美しく見えるけど
技術の差って有るのね。
図案化した夏椿も面白いけどやっぱり原理が理解できない。
B型は同じだね。

dicila

No title

レースにしか見えない細かさ。細かな作業を長く出来る人でないと、このクラフトは、無理ですね。わたし、向いてないなぁ。みなさん、尊敬します。

*けい*

No title

こんにちは、ほんとにレースですね~美しいです
テーブルセンターも作品なんですね
細かい手仕事ですよね~肩こりしますか?
精密さと忍耐力、私には無理のようです

kuma

No title

この写真もそうですが私が伺った日も会場賑わってました(^^)
テーブルの白菊を見つけて赤菊と両方見える場所から見比べちゃいましたよ~
色が違うとずいぶん雰囲気変わるものなんですね。

そしてクジャクの作品すごかった~
羽はやっぱり重ねられてたんですね。
見入っちゃいました・・・

青々

No title

> 日向人さま
どれも美しく見える…って、それはここには綺麗なのしか載せてないから(笑)
押し花もそうだけど、すぐれた作品載せるのはいくらでも出来るけど、
その逆はねぇ、、、例として載せたいけど、その人に失礼だものね。
それに、紹介する責任として、自信もって薦めれる作品しか載せれないしね。
技術の差は、経験数に比例してるし、あとはその人の性格かもね。
原理は、艶のある紙表は擦ってもその色のままだけど、
艶のない紙裏だと、擦ると白く浮き出るのよ。
トレーシングペーパーって、擦ると白くなるでしょ。あれよ。

青々

No title

> dicilaさま
私は、好きなことには没頭するタイプだったけど、
更年期のせいなのか、歳とったせいなのか、以前より長続きしなくなって、
休み休みでどんだけ時間掛かっているやら(笑)
でも、やってること自体は、単純作業が多いのよ~

青々

No title

> *けい*さま
まさにレースでしょ。
穴あけばかりとか、ハサミのカットばかりとかしてると、肩凝るわ~
老眼酷くなって、目も疲れる。でもそれ以上に、神経が続かない。
手が空いた合間にコツコツが一番いいかな。
でも出来上がった時の達成感がいいわよ~ ナイス!ありがとう

青々

No title

> kumaさま
白菊見つけるなんて、しっかりと全作品見てるわね。
その上更に、赤のと比べるだなんって~(笑)
紫のは、ちょっと調子に乗って、エンボスし過ぎちゃったかもね。
何か、全体が白くなり過ぎちゃった~
この孔雀もだけど、入口近くの四季のリースの冬バージョンが、
同じく白の羽根を重ね貼りしたものだったのよ~
(人が大勢写ってる写真の一番右上の白のリース)

Garden

No title

ちょっとサボッてまして ご無沙汰です^^);

どれも素晴らしい作品だけど
菊がとりわけ品があって 唸りました。

ちょっと目シンプルだけど
寄ってみると 銀ラメも美しい

青々

No title

> Gardenさま
ご無沙汰です。 でも、復活されてうれしいわ。
私は続けてるものの、更新が後手後手に回ってるわ~
白菊は、単に赤の大輪菊を作った時の名残りで、急遽作ったもので、
デザイン的には考えてる暇がなくて、なんか中途半端な作品になっちゃった。
手抜きがバレてるでしょ(笑) ナイス!ありがとう

mokkoubara

No title

作品が素晴らしすぎて凝視していたら、涙が(笑)
本当にこれらを作るのは並大抵ではできないですね。
講師の方の作品も、ベテランの方も角が立ってるって本当にきれいで、まさしくレース模様で感心しました。
青々さんの作品も独自性がでていてやはり素敵です。
紫のカード、袱紗みたいの言葉に思わずうふってなったけど(ごめんなさい)、でも上品な雰囲気に仕上がったのでは?

青々

No title

> mokkoubaraさま
パーチメントをやるようになって、ついに老眼鏡デビューしたけど、
掛けずにやってた時はもう涙目が酷かった~
凝視はほどほどによ(笑)
レースみたいってのが、パーチメントの本来の姿かしらね。
この作品展に刺激されて、今度は真っ白のが作りたくなったわ。
紫に白ってまさに袱紗でしょ。大きさも似てるし(笑)