花嫁ヘアーメイク講座


あぁ~~~また今日で1つ歳を取っちゃった。
まぁ、数字的にはさほど変わりないけど、
頭と体は確実に、いや実年齢以上に老化してるなぁ。。。
今からこんなんでどうすんだぁ


わざわざケーキ屋さんにたった1個
を買いに行けないから、
昨日コンビニ
に寄ったついでに購入

チョコケーキにラズベリーのクリームとジャムが入ったもの。
3時
のおやつにご賞味
甘酸っぱくて美味しかった~




話は変わって、
私が今、着付教室
で担当してる(助講師としてだけど)クラスの1つが、
うちの着付教室のカリキュラムの中で最上クラスに当たる
「きもの専科」と言うクラス。


うちの着付教室は、お試しコース的な本科から始まって、
準師範科・師範科・高等師範科・きもの専科と進級し、
夏休みなども含めて足掛け約3年半で卒業となるかな。


ただ、
1つ進級するごとに、「もうここまででいい」と辞めてく生徒さんがいるから
上級に上がるほど生徒数は減り、
場合によっては、存続不可の人数で、クラスが潰れたり合併したり。


だから、担当したクラスが卒業まで残るとは限らず、
講師・助講師も、最上級クラスを担当できる機会が少ないのが現実。


卒業後、助講師として教室に残りたい人は毎年いて増える一方だから、
尚更狭き門よね。


そんな理由で、今回のきもの専科担当は超久々で、
5年以上のブランクがあって、カリキュラムの内容思い出すのに必死よ



きもの専科では、いろいろな変わり結びを習うのは勿論だけど、
カリキュラムの半分が花嫁
着付
となってて、
その関連で「ヘアーメイク講座」なるものがあるの。


うちは着付教室であって美容師専門学校ではないので、
メイクの実践・習得とまではいかないけど、
プロの実演と説明を聴こうって講座。



きもの専科のクラスも、曜日と時間によっていくつか有り、
それを大きく2つに分けて合同で開かれるわ。


実演として、若手の生徒の一人が花嫁モデルとなり、
皆の前で、説明を交えながら本番さながらの化粧をされ、
私たち助講師が打掛の着付けし、花嫁に仕立てる。


もう一人、ミセス代表・黒留袖のモデルも仕立てるの。

そちらの化粧・ヘアーセットは、普段着物を着る際にそのまま役立つかな。


今回、その花嫁モデルになったのが、私が入ってるクラスの生徒さん。

誰が着付けるのかは、当日その場でチーフ講師によるご指名なんだけど、
はい、私久々に今回ご指名を受け、着付させていただきました。


嫌な予感はしてて、、、もしや~と思って、前日、
押し入れから10年ぶりに練習用掛下引っ張り出して練習しておいて、
ほんと良かったわ~


さて、その講座の写真
をアップするにあたり、
メイクの様子を伝えるのに、顔ぼかしでは意味ないので、
そのまま載せる代わりに、ファン限定記事とさせていただくわね。


花嫁は、和装用メイクの水化粧を。
水化粧の方が、普通のファンデーションより崩れにくく(汗に強い)、
衣装にも色が付かないのだとか

見えるとこすべてに施すので、首筋・背中・手の指や甲まで塗るわ。




つけまつげをして、打掛の色に合わせたオレンジ味の口紅
を。
花嫁代表の高島田に結った鬘を着装

この鬘、うっすら茶髪してて、人毛で出来てるんですって



髪飾りは後にして、ここから裏方で掛下まで着付

胸元の補正は、チーフ講師にしていただいちゃった
このモデル、もともと鳩胸なんだけど、それを上回って載せてる。

帯結びは、助手を担当した助講師さんが締めてるわ。


なんか、この状態だけ見てると、花嫁っていうより時代劇の奥女中






今回、夏向きの透け感のある綿帽子も披露


色打掛を羽織った後は、角隠しに。


こちら名古屋では、花嫁が家から着付して出る時、
色打掛に角隠しってのが昔から一般的。

綿帽子は、式自体の時に着装。 
今は、角隠しより綿帽子の方が断然人気なのだそう。



左下写真は、私たちで打掛を着せた状態

場所を移して、チーフ講師やプロの先生の手が加わると、きりっびしっと


ただ、今回ちょ~っと帯の山(文庫結び)の位置が低かった~~~




ミセスの方もヘアーメイク・着付をされ、一緒に撮影

花嫁の母、もしくは仲人夫人ってところかしら
でも、今時の結婚式は、仲人ってもう存在しないわね。

親族の黒留袖もかなり減ってきてるみたい。


花嫁も鬘被る人が減ってて、打掛は着ても洋髪が多いとか。

何か日本のよき文化が廃れたようで、私としては悲しいなぁ。





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Comments 12

植木屋ばる

No title

名古屋と言えば、花嫁行列や嫁入り道具も派手に引き回すと有名だったけど、今はもう そんなことはないのかしら。
家から着付けして出るなんていうのも まず見かけなくなりましたよね。
こういう日本髪って、どれくらい伸ばしたら地毛で結えるのかしら。バルは 地毛で結ってもらおうと伸ばしてたんだけど、肩甲骨を完全に覆うくらいまで伸ばしたのに足りないと言われたわ。髪はめちゃくちゃ多い方だったし、一部に付け毛を足すくらいでできるんじゃないかと思ったけど、しょせん、○○会館のブライダルプラン。着付けもヘアメイクもセットだから、髪を結えるような美容師さんは頼めないよね(^^;)
「足りない」というのは、髪より 予算だったか(笑)
洋装に着替えた時には 可愛く編み込んでもらったけどね(^^)

そろそろ甥っ子たちの結婚も現実的になってきたわ~。
和装にしようかと張り切ってたけど、そもそも結婚式なんてしないかもしれないし、どうなることやらよ(^^;)

青々

No title

> 植木屋ばるさま
名古屋の嫁入りって、やはりそういう印象強いのね。
今どころか、20数年前の私の時でさえ、会場でしか着なかった(笑)
ブロ友さんに花嫁着付のプロがいて、その方は地毛で日本髪も結われるけど
高島田そうろうでなければ、その位の長さでも可能だと思うけどなぁ
予算より美容師さんの腕が足りなかったとか(笑)
まぁ、パックだと何かと制限あるよね。
今は、同棲して籍を入れ写真撮りだけするってのが増えたよね。

日向人

No title

こいう昔ながらの花嫁着付けはこちらの田舎でもあまり見ないかな!
このスタイルはいかにも花嫁って感じで良いのだけど
若い人には受け入れにくいのも分るような気がするな~。

*crea*

No title

京都の友人はお家から花嫁衣裳に番傘をさして下賀茂神社で挙式をあげました。

今はナシ婚とか地味婚が流行りみたいだけどみんなに祝福されて結婚するのは素敵だなって思いました。

私も娘の結婚式で祖母のお嫁入りの時の丸帯をしめ留めそでを奮発しました。

着付けをしてくださった方に帯もお着物もほめられてうれしかったわ(^^)

*けい*

No title

こんばんは~お誕生日おめでとうございます
お誕生日はケーキ食べなきゃですね^^

花嫁着付け講習、予習しておいて良かったですね
時代劇の奥女中、もうそうにしか見えない~(笑)

わが家の息子たちも結婚式どころか入籍もしない感じで、どうなることやら…

阿維

No title

こんばんは!

お誕生日おめでとうございます。

襟元がビッシッときれいですね、さすがプロ、技術を持っているって素敵なことですね。
今の結婚は自由な選択で式をあげない方や
洋装の方、和装の方、両方で・・・・
人生に一度は着てみたいでしょうね~

青々

No title

> 日向人さま
そちらでもやはり減ってるのね。高島田の鬘は仰々しく思えちゃうかな。
それに普段の自分とガラッと顔が違ってしまうのが嫌だとも聞くわ。
でも、打掛は着てみたいという気持ちはあるようで、洋髪にして、
披露宴には着ずに、写真撮りやロケ撮影でとかになるみたいね。
ナイス!ありがとう

青々

No title

> *crea*さま
家から番傘さして下賀茂神社、いいなぁ。 私なら憧れちゃう。
お祖母さまの袋帯ってのも凄い! さぞかし立派なものかと想像しちゃうわ
今時丸帯って滅多にないものね。
ふふふ、奮発した黒留袖も見てみたい~
私は、自分に子供がいないし、弟も独身のままで、
作ってある黒留袖一度も着る機会がなく、もったいないことしたわ。
ナイス!ありがとう

青々

No title

> *けい*さま
ありがとうございます。 歳取って嬉しい年齢ではないけどね。
特別な料理やプレゼントはなくても、せめてケーキぐらいは…(笑)
着付役、昔既にやってるから、まさか2度目がまわってくるとは思ってなくて
1週間前にモデルが決まって焦ったわ~
ははは、まさに奥女中でしょ~ 腰元か武家の奥方って感じ♪
娘さんを持つ母親の方がいろいろ気を揉めそうだけど、
息子さんを持つ母も然りかしら? ナイス!ありがとう

青々

No title

> 阿維さま
ありがとうございます。
阿維さん見習って、もう少し足腰鍛えねば。 私体力無さ過ぎ(笑)
今時の結婚、昔ながらのも残ってはいるけど、ほんと様変わりして。
昔はお色直し何回って派手婚だったのにね(笑)
私、もし昔に還ってもう一度式を挙げるとしたら、
洋装はどちらでもいいけど、正式な和装で神社でって希望は変わらないなぁ。
ナイス!ありがとう

mokkoubara

No title

遅れましたがお誕生日おめでとうございます♪
ケーキ焼いたつもりで、気持ちだけ送りますね~。
頭と体はなんて、私の方が耳が痛いです(笑)
でも、健康には気を付けてお互いがんばりましょう。

着付けというライフワークがあるんですもの。
私も、仕事は脳トレだと思って現役続行中~。

着物はやはりいいと思います。
誰しも着物姿には憧れがあるんじゃないかな。
そんな世界への橋渡し、素敵なお仕事だと思います。

最後の写真見たら、母の留袖姿を思い出しました。
自分の時と重なって。

青々

No title

> mokkoubaraさま
返コメ遅くなってごめんなさい。
もっこうばらさんの手焼きケーキはぜひ食べたいけど、
お気持ちだけでもうれしいわ。
着付教室通いは、これ辞めちゃうと外に出る・社会と接する機会がなくなり
引き籠って体も頭ももっとボケる一方だろうなぁって思うから、
使ってもらえる間は続けるかな。
一人でも、自分で着物が着れて嬉しいと言ってもらえれば、嬉しいしね。
嫁入りの時お母様とご一緒に写真撮られたのね。 いいなぁ。
私の時は式場でだけの着付けで、ゆっくり家族と写真撮ってる時間がなくて
撮り損ねちゃったわ