清須市民文化展


芸術の秋

毎年11月の第1土日に、
清須市清洲勤労福祉会館(アルコ会館)で開かれてる清須市民文化展


写真、絵画、書道、籐工芸、俳句・短歌、華道、盆栽、編み物、パッチワーク、
和紙絵、和紙人形、陶芸、絵手紙、アートフラワー、伊勢型紙、クラフトバンド
そして押し花、等々

今年は仏像彫刻も新しくお目見えしてたかな。

それらの各教室の生徒・講師の作品が一同に集まって展示される。

まぁ、レベルはピンからキリまでいろいろだけど、、、力作多し


筝曲の生演奏が流れ、茶道クラブによる抹茶
も頂けるわ。



私自体は名古屋市在住だけど、
私が習う押し花の講師が、清須市内にも教室を持ってるおかげで、
毎年押し花作品を便乗出展


でも、実は私、6月からず~っと押し花サボってて、
今回出展しないつもりだったのよ。


春までは、これに出すためにと、新作にも取り掛かってたんだけど、
1回休むと休み癖が付きだして、
な~んかその絵も気に入らなくなって、白紙に戻しちゃったのよね。


押し花自体もこのまま止めちゃったりして~と思ってたら、
4か月ぶりに講師から電話
がかかって、
「過去の作品でもいいから出しなさい
」って。


それで、押し入れの奥から引っ張り出してきたのがこれ




4,5年前に作った作品で、私にとって結構初期の額作品


今も変色はほとんどしてなかったけど、
何か自分の腕も全然進歩してないなぁと、眺めてしみじみ。。。

(この作品についての詳しくは、制作当時の記事こちら参照)



では、私が押し花を習う講師のブースの様子
(押し花教室4つとフラワーアレンジメント教室の合同展示)





では、私の独断と偏見でいくつかをピックアップしてご紹介


その前に、初めにお断りしておきます

額作品どれも表面がガラスのため、背景などの写り込みがあり、
作品本来の色・柄が見難いのもありますのが、あしからず



講師作品





背景は墨絵で、全体に青色の薄和紙を被せてるのだそう。





このチューリップ、実はバラの花弁で作ったものなんですって。



ティーカップは、黒の切り絵を使用





生徒作品







これからご紹介するのは、近年の押し花教室の傾向で、
「誰でも気楽に、立派な押し花作品が出来ちゃう」教材を使ったもの



この2作品、同じ背景で所々に同じ小物が配置されてるでしょ
(多少の色の違いは、撮影場所と私のカメラのせい)

それ全部、別の講師が押し花で作ったものを撮影して、
それをカラーコピーして、背景や小物の教材として売っているもの


つまり、自分で押し花を使って作ったのではなく、
他人のコピーを切り貼りして並べ、
一部に自由に押し花を足して、作品として仕上げてるの。





写真にしちゃうと、こうやって2つ並べない限り、
どこがオリジナルかなんて、全く分からないわね。




こちらの2点も同じで、押し花の人形や傘・葉は印刷されたもの。
紫陽花の花だけ、オリジナルで並べたものなのよ。





確かに、気楽に見栄え良い作品が出来上がるけど、
押し花初心者ならいざ知らず、
何年も習ってる人がこれ使って「自分の作品」として堂々と展示するなんて、、、
私には邪道としか思えないわ。


これで、何千円もする専用の密封額使うなんて、勿体無さ過ぎる。
あっ、お金に困らない人には下世話な話かしらね。



批判めいた話に逸れてしまってごめんなさい。

作品のご紹介に戻して、





こちらは、教材のプリント柄の上に、押し花と切り絵の蝶を配置した作品



レカンフラワー(立体乾燥花)の作品もいくつか出展されてた。





フラワーアレンジメントの作品も併せてご紹介


まず、生花のフラワーアレンジメント





かわって、ブリザーブドフラワーを使ったアレンジ作品




余談になるけど、
上のカボチャの入れ物、パッと見、陶器やプラスチックの入れ物と思いきや
持ったら滅茶軽い発泡スチロールの入れ物だったわ。



今度、この教室に特別参加させてもらって、
クリスマスツリー
のアレンジにチャレンジよ



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Comments 8

dicila

No title

押し花の世界も奥が深いだろうなぁと思っていましたが、いろいろありますね。
最近は、我が家にシジュウカラがくるので、小鳥の押し花が気になりました。かわいい。

日向人

No title

力作もあるけど組み合わせのものはやはり観賞価値が下がるわね。
これった教材ではないのかしら?

植木屋ばる

No title

毎回いろんな作品をこうやって見せていただいて、毎回、すご~い!やってみたい~♪ って思うのよ。そう思ってるうちに すっかり忘れ、また一年経つ(笑)
青々さん、進歩してないなんて謙遜なさってるけど、最初からこれだけのレベルだもの~。すでにため息ものよ♪(^^)
新作も、また頑張って~!

青々

No title

> dicilaさま
奥も深いんだけど、浅い方がどんどん広がってる(笑)
プリント技術の発展が、思わぬ方向に進めてるわ。
小鳥の押し花、講師が講習会で作ってきたものだけど、
この小鳥2羽作ってるだけで、1日の講習の時間が終わっちゃったって、
話してみえたわ。
お腹部分のフサフサの毛は、パンパグラスだそうよ。

青々

No title

> 日向人さま
プリント技術の発展で、艶消しで鮮明なプリントが出来るから、
この2,3年で、背景画(台紙)教材が一気に増えたわ。
気楽に作れることをアピールして、押し花人口増やすのに必死みたい。
年々、この作品展も小さい額の作品ばかり増えて大作がなくなり、見応えないわ~
ナイス!ありがとう

青々

No title

> 植木屋ばるさま
作ってみたい~って思うだけでも、偉いと思うわ(笑)
ビオラは簡単に押せるよ~ 今年の冬こそぜひチャレンジを!
私のこのリースの作品、この作品作るために白妙菊の苗買って植えてね、
これ出来上がった後に大株に育って、白妙菊の押し花が今も有り余ってる。
でも、今年の夏、その大株が一気に全滅しちゃったわ。

*けい*

No title

おはようございます
白いリースの額、覚えてますよ~
変色してないなんてさすがですね
薔薇の花びらでチューリップとか小鳥とか興味深いですね~
青々さんのチョイスのせいかどれもいいわぁ~^^
初心者向きのコピー教材も好きな感じ、可愛いです
展示会には向かないかもですが気軽に楽しめますね

青々

No title

> *けい*さま
返コメ遅くなってごめんなさい。
リースの押し花、覚えていてくださって嬉しいな♪
コピー教材の、ガーデナーには好みの絵だよねぇ。
これ全部自分で押し花を切り貼りして作ろうと思うと、かなり大変かも。
実は私が作ろうとして白紙に戻したという絵が「花咲く庭と家」でね
ただ、長ぐつや帽子は思い付かなかったなぁ(笑)