香落渓(かおちだに)とススキ野原の曽爾高原(そにこうげん)


我が名古屋地方も紅葉真っ盛り
街路樹の銀杏の木も真っ黄に染まり、葉が舞い始めたわ~



先週出掛けた三重・奈良方面へのバスツアー

三重県名張市の赤目四十八滝を散策した後、向かったのは、
同じ名張市の青蓮寺川香落渓(かおちだに)を経由して、
三重県境に近い奈良県の曽爾高原(そにこうげん)



香落渓は、赤目四十八滝から直線で真東にわずか3㎞ほどの近さなんだけど、
その間を山並みが阻んでて、
車やバスでは名張市街地に戻ってからしか行けない。


すると距離は17㎞に伸び、香落渓を通る青蓮寺川沿いの道は、道幅が狭い1本道

途中、時折出会う対向車とすれ違うのに一苦労で、
よく大型観光バスが通れたものと感心しちゃった。


実はこのツアーに申し込む前、マイカーで行くか散々迷ってたの。

グーグル地図のストリートビューで道を調べて、これは運転が難儀だなと。

9月末の京都・伏見のドライブで思わぬ山道走って、
少々自分の運転に自信取り戻しかけてたけど、
ツアーの方がやはり無難かと、マイカー諦めたのよ。



さて、その香落渓(かおちだに)なんだけど、
ここは三重県内の紅葉の名所の1つらしいわ。

その周り一体が、安山岩の柱状節理の岩山で、木々の合間にその岩肌をむき出してるの。


ここの紅葉もちょうど見頃で、彩り綺麗だったけど、
山が渓谷に迫ってて、道幅も狭ければ、駐車場をとるスペースも限られ、
当然観光バスを止める余地はなく、車窓から眺めるだけになっちゃった。


その車窓も、私の席は右側だったため、渓流は全く見えず
山も逆光だったり、汚れた窓ガラスに阻まれたりで、
ちょ~っと写真が今一つだけど、勘弁してね~



こちらは、その渓流の下流にあるダム湖である青蓮寺湖

ここから遡っていくことになるわ。






(こちらの写真は、バス後部の窓から望遠で撮影



ここを走り抜け、1時間少々で到着したのが、
三重県から奈良県に入ったところにある曽爾高原(そにこうげん)

緑の木々が生い茂る中、そこ一面だけススキ野原が広がるわ。


まずは、全体がうかがえるパノラマ写真を。
画像の右下をクリックしていただくと、多少大きな画像で見ていただけるわ。





草原の中央に湿原とも言える「お亀池」(写真の中央下)
それを囲むように、東側半分が小高い山かな(写真右端が亀山


春から夏は一面緑の草原だけど、
9月の仲秋の名月の頃になると、紫の箒のようなススキが秋風になびき、
10月になると穂が開いて、秋の陽ざしに銀色に、
そして10月下旬から11月中旬にかけては、夕陽に反射して金色に輝くとか。


ここのススキ、以前は茅葺の屋根に使われてたそうよ。


では、写真まとめて一気に行きま~す















 
私が出かけた13日では、ちょ~っと見頃が過ぎてたかなぁ。


散策してた時間は午後3時前後

残念ながら、夕陽の時間には少々早く、また、薄雲が掛かってきてて、
ちょっと陽射しがぼんやりだった


逆光の写真が上手く撮れなくて、暗く写るのを避けて明るくしたら
なんか全体に白っぽい。。。
 

足腰にゆとりのある人は、周りの山を一周してたわ。



私も出来ることなら、上から見下ろした景色見たかったのだけど、
赤目四十八滝を散策した後だったし、
何よりも、バス専用駐車場からこのススキ野原までの急坂が問題でね、
膝が悲鳴上げそうだったのよ




この坂道が日光のいろは坂のように650mも続くのよ
一般乗用車用駐車場からだと100mで済むのに… ひどすぎるわ


戻る時の下り坂は特に膝に来て、やばって感じ。
でも、家に帰って即行で膝とふくらはぎに湿布貼って寝たら、
翌日もその次の日も、膝痛も筋肉痛も起きなくて、ほっとしたわ~



余談になるけど、
今回バスツアーで利用したのが、久々にJTBの旅物語(通販旅行サイト)

過去にも何度か利用してるけど、
使用バスは契約会社ので、さまざまだったのよ。

今回初めて、旅物語専用のバスに遭遇したわ




まぁ、中身は何ら変わらなかったけどね


マイカーで出かけてたら、
第1目標であるススキの曽爾高原にしか行けなかっただろうけど、
ツアーのおかげで、赤目四十八滝にも足を運べ、
帰りの高速道路が渋滞にハマっても、運転手が裏道走ってくれて、
自由は制限されても、やはり便利だわ~


まぁ、自分の運転ではなく、
だれか助手席に乗せて連れてってくれる人がいれば、いいのだけどねぇ。。。


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Comments 12

dicila

No title

美しい大自然の紅葉、すてきですね。
わたしも山梨のツアーの時、こんな細い道~!って思うところを走って、勝手にひやひやしたのを思い出しました(笑)

*けい*

No title

おはようございます
紅葉の山々が美しいですね~
光るススキ野原もいいですね

運転はツアーの方が気楽でしょ
オットも高齢になってくると長距離運転が厳しくなってくると思います

samansa

No title

わー。
このススキ野原、まるで宮沢賢治か高村光太郎の詩の世界ですね(^_^)

雰囲気ある-。

私は迷わずマイカーですが(笑)

人の運転だと、乗り物酔いをしちゃいそうなので・・・(^_^;)

日向人

No title

丁度見頃の紅葉楽しめたようですね。
ススキ野原は良いよね~私も大好き!!
撮るならやっぱり逆光に白く輝く穂だよね。
曇りでも雰囲気掴めていい写真よ!
最近阿蘇方面へも行ってないから良い風景見せて頂いたわ☆

植木屋ばる

No title

小道の両側、迫ってくるようなススキが原だわ~。
夕日の時間帯だったら ホントに綺麗なんだろうね~。
車窓からの紅葉の風景も ため息ものね♪
バルは、駐車場の心配だの帰りの渋滞を考えると、最近はなかなかドライブなんて出掛けることもないの。だからと言って、バスは、バスの集合場所に行くのが面倒で~(^^;)
そんなこと言ってると、一生 どこにも行けないよね。
もうちょっと 活動的にならなきゃなぁ。

青々

No title

> dicilaさま
山梨もそういう道あるのね。 三重県は多い気がする。
昔、三重県の北畠氏館跡庭園にマイカーで行った時も、
山村の民家の中や崖っぷち走って、これが主要道路の県道!?
観光地なのにこんなに交通の便悪いの?って思ったわ。

青々

No title

> *けい*さま
マイカーだと時間の制限はなく自由だけど、
現地で歩き回って疲れても、自分で運転して帰らなきゃ~と思うとねぇ。
それに、やはり昔は若かった~n
運転の怖さ知らず・疲れ知らず、度胸も根性も有ったわ(笑)
ナイス!ありがとう

青々

No title

> samansaさま
「高村光太郎の詩の世界」を思い浮かべるところが、さすが国語の教師!
文学作品など苦手な私は、学校卒業以来、久々にその名を聞いたかも(笑)
samansaさんならもちろんマイカーでしょ!
私も10年若かったらなぁ。
40歳後半から一気に運転が弱くなった。 集中力と忍耐力が落ちたわ~

青々

No title

> 日向人さま
順光で撮ると、この時期は穂も茎も背景も全部同色になっちゃって、
全然写真が映えないのよね。
逆光だと穂は白くていいけど、コントラスト強くて周り真っ暗だし…
何かカメラは両極端で、どうして見たままの様子が撮れないかな~と
思っちゃうわ。
もう少し早い時期の方が、ススキの穂も綺麗に揃ってて、
風になびく綺麗なススキ野原が撮れるかもね。
終盤のこの時期は夕陽が当たる時間が黄金でいいそうよ。
生憎この日は夕焼けはダメだったようだけど。 ナイス!ありがとう

青々

No title

> 植木屋ばるさま
マイカーの時の駐車場チェックは必須だよねぇ。
私は、グーグル地図で駐車可能台数や出入口の位置・料金まで見てるわ
我が家は、名古屋駅集合は電車1本、30分かからず行けるから、便利なのよ。
年寄りの母の方が乗り換えも有って時間もかかるから、大変なんだけどね(笑)
膝の悪い私と年寄りの母、動けるうちに~って意見一致してせっせと旅行よ
実は、来年2月長崎への旅行が2ヶ月前からもう予約してあるわ。
私は帰省とか仕事での出張がないから、出掛ける先作るしかないの~

kuma

No title

街中の紅葉しか見てないので楽しませてもらいました♪
以前はドライブ大好きの私でしたがこちらに引越してからは自転車のみ。
ツアーも面倒なんて調子で・・・
すすき野もいいですね!
ロケ地につかわれそうな場所。
人のを見てると行きたくなるんだけどね(^^)

青々

No title

> kumaさま
私は、今の所に引っ越した時は地下鉄が便利で車の利用減ってたのだけど、
最近は春の花粉・夏の汗が嫌で車に逆戻り。
でも、長距離運転はだんだんダメだわ。
ススキ野、昨秋青山高原考えてたんだけど、それ調べてて曽爾のこと知って
こちらの方が一面の風景でいいなぁと。
ツアーは、フリータイムの多いのも増えて便利だけど、
1ヶ月以上前からの申し込みだから、花や紅葉の見頃やお天気が外れると
悲惨だわ。